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from: ノエルさん
2007年09月26日 12時53分44秒
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スピリチュアルなレクチャー(後編)
なぜ、患者さんは爽やかな気分で徘徊やら暴言を吐くのでしょうか?
江原さん曰く、それがその人の魂の声だから。
日本人は自分の本心を人前に露わにするのが苦手。
認知症になり、取り繕ってきた偽りの自分に綻びができ、やっと素の自分と向き合うから、、、だから魂にとっては喜ばしいこと。
抑圧から解放された、一種の浄化作用とみているからです。
現実問題としては、患者さんを介護する家族の苦労は大変なもの。「立派な紳士だった父がなぜ…」と大変驚いてしまうのが普通でしょう。しかし、家族は考え方を変えるべき、温かくと見守るべきだと言います。
ここは患者さんの気持ちに立ち、徘徊する父親なら、「どうして勝手に外へ行くの」と叱らず、「もうお父さんは逃げることはないんだよ、自由なんだよ」と魂の声を受け止めてあげること。
スピリチュアルワールド(あの世)へ戻ると、そこでは皆、浄化していくものだけれど、認知症は浄化作用をこの世で早めに始めているのである。
今までの辛かったことを、少しでもこの世で吐き出して戻れるのはとても幸せなこと。そうした観点で世話をしてほしいと言いました。
また、彼のカウンセリング体験から、死を受け入れるのがイヤだと思う人の中にも、認知症の症状が出る人が多いと感じたと。
認知症になることで、死を恐れないよう、少しずつあの世に近づいていたのかもしれないと。
がんで正気のまま死ぬのと、認知症で呆けて死ぬのと、どっちが楽なんだろうか…?
がんになって以来、私は時々考えるようになりました。
最初は絶対、呆けて死への恐怖も忘れて死ぬ方がイイ!と思いました、、、んが、一抹の不安が・・・。
昔、脳震盪を起こし、脳圧を下げる薬を数週間飲むはめになったのですが、これがきつかった。
頭にモヤがかかったような感じ、考えることだけではなく、何かをするのも億劫。自分が何者かもわからなくなるじれったさ。
自分が築き上げた物がどんどん減っていくような感じなんです。自分の塊が徐々に壊されるっていうのかな…。
似たような体験に、手術で全身麻酔後の数ヶ月間とか、抗がん剤治療中とかに味わった感覚があります。自分の脳細胞が徹底的に壊れていくのを自覚する気分って、なかなか厳しいものです。
というわけで、答は、う〜ん、どっちもどっちかなぁ。
その時になるまで、わかんないですね、きっと(^^;)。-
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コメント: 全1件
from: 海砂さん
2007年10月03日 21時12分17秒
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「Re:スピリチュアルなレクチャー(後編)」
ノエルさん、こんばんは。
認知症の症状は、その人の一番強く心に残ったことが表面化すると言う専門家もおり、自分も認知症になったらどんな行動を取るのか気になります(汗)。
最近、年金問題のコメントで評判や批判を受けている桝添厚生労働大臣は、認知症になったお母様のことを本にしています。TVコメントと同様、シャープな表現でしかも読みやすい本が多いです。彼の場合、仕事が多忙であまり母親と接する時間がなく、介護中の具体的な会話とかやり取りの描写が少ないです。だからノエルさんの書いたスピリチュアルな雰囲気は行間から伝わってきませんでした。う〜ん、母親と息子の関係とはこのようなものなのか? それともスピリチュアルワールドなど全く意に介していないのか?
しかしながら、数冊の著作で彼は随分と“家の恥”をさらけ出したのだから、老人医療問題は全力で取り組むのだろうと思います。それとは別に、乳がんのような働き盛りの中年を襲う病気に対しても積極的に取り組んで頂きたい。これは私の切実な願いです。
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