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  • from: ノエルさん

    2007年11月12日 13時54分57秒

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    敦煌

    皆さん、こんにちは。
    毎晩、NHKの「関口智宏 中国鉄道の旅」を観ています。本日の停車駅は、敦煌です。

    敦煌というと、井上靖の小説、「敦煌」です。私は井上先生の大ファン、、、敦煌を読み、日中合作映画敦煌を観、そして敦煌へ行きました。関口さんと同様、リュックをしょって3日間も鉄道に乗り続けて。

    東京銀座の映画館で敦煌を観た時は、勤め帰りのオジサンたちに交り、実に感動しました。で、数週間後、中国の敦煌の近くで、同じ映画を再び観ました。中国人も絶対感動する映画だと思って…。

    しっかし、これが・・・! 現地人には、とっても笑える喜劇になっちゃいますた。?(゚▽゚;

    例えば、主人公が瀕死の敵の男に、水をくれてやるシーン、、、日本人なら、死にゆく人に対する憐れみと取るのですが、中国人は、「敵なのに、まもなく死ぬのに、何と愚かなことをするんだろう???」

    エンディングで西田敏行率いる十数騎馬の小隊が、敵の大群に突っ込んでいく場面。日本人なら、死ぬ覚悟を潔しと、勇敢に思う、、、実際、銀座のオジサンたちもこの場面でホロリとなった、、、まあ、特攻隊のゼロ戦フィーリングとでもいいましょうか。

    中国人は、「1,2,3…えっ、たった10騎で突っ込んでいくのっ!? ばっかじゃね???」
    (スクリーンを指差し、本当に数を数えていた^^;)

    日本人にとってはおそらく、重厚な余韻を残すストーリーでしょうが、中国人にとってはロマンの欠片もない、ブラックユーモアみないな映画に映ったようですた( ̄へ ̄)う〜ん。

    んで、現地へ行った私の感想、、、井上センセ、ありゃ失敗ですわ。砂漠で暮らす民ってね、明日、何がどーなってるか、誰もわかんないの。んだから宗教が必要だってのは、何となくわかる。

    でも、明日の自分の見通しすら立たぬ砂漠の地じゃ、水は大変貴重。死んでゆく人に分けてあげられないんですわ。

    特攻隊フィーリングも、ダメダメですわ。。。アフガンでタリバンと米軍がやり合い出したら、初めはタリバンに協力するって言ってた各部族も、さっさと勝ち組みに翻しちゃったでしょう。大変厳しい自然に生きる民は、自然と闘いやしません、自然といかに共存するかですわ。無駄なエネルギーは使いまへん。

    砂漠の風景は旅人を惑わせる。木や水は無く、生物の匂いも感じさせない。
    砂嵐がひとたび吹けば、旅人は砂に埋もれる。目も開けられず、耳も聞こえず、パウダー状の砂が体の穴という穴へ入ってゆく。
    灼熱の昼、凍てつく夜、元気だった人でも、翌日はミイラとなって発見される…砂漠って、そんな地です。

    井上靖もあとがきで、「敦煌へ行ったことはない」と書いていました。そこに暮らす人たちが、日本人と全く異なる価値観を持っているのは、ある程度想像できると思います。んで、体験すると、砂漠の怖さをうんと思い知ります。

    本日の放映分、楽しみで〜す!

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コメント: 全1件

from: ノエルさん

2007年11月14日 14時11分09秒

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「Re:敦煌」
皆さん、こんにちは。。。さっそく訂正入りますです。

「中国鉄道の旅」→「中国鉄道大紀行」
関口智宏→関口知宏
11/12放映分は、フフホトでしたね、、、トホホ。。。ずっと観ているのに、ずっと間違って覚えてますた(´д`)。
でも今週は、敦煌、トルファン、ウルムチ辺りのはずです。あー、やっぱ自分の通った街はワクワクします。

中国人民の列車内での対応、テレビで見る通りです、、、みんな、人懐っこい、すぐ寄ってくる、話をしたがる。日本人は筆談ができるから、何とかコミュニケーションはとれちゃいますが(・∀・)。

お菓子やらラーメンやらも、やっぱ映像の通り、気前よくくれます(=⌒▽⌒=)。砂漠を突っ切る列車に乗った時は、サンザシといって、砂漠でも育つ植物の木の実を干し、お菓子として持ち歩く中国人が結構いました。中国人は整腸作用があるって、半分、薬のような感覚で食べています。すっぱくて硬めのゼリーみたいな感じです。おいしいよ。

私が中国を自由旅行したのは十数年も前のこと、女性二人の自由旅行ってとってもめずらしく、列車に座ればたちまち皆に寄ってこられました(^^;)。

昨年、主要都市で排日運動がおこりましたが、今年は収束したんでしょうねえ、、、映像を見ても、十数年前と同様、中国人民は旅人に親切に見えます。

んが、昔と大違いだと感じるのが、列車!そして駅!!

あんなキレイで設備の整った列車&駅なんて、なかったぞえっっっ( ̄□ ̄;)!!
そして、全然混んでないじゃんっ(゚◇゚ )!?

北京からウルムチまで(列車で3日かかる)、人民で溢れぬ列車はなかったのになあ。

中国人はお菓子代わりにひまわりの種を食べちゃ、ペッペペッペと床に吹き飛ばす。スイカやウリなんかも、食べ残しを床に捨てる。なので、床が臭う。

んが、メチャ混み、夜行走行になると、床に寝る人もいる。。。3日間も乗りっぱなし、体力消耗を防ぐため、私も寝ようと新聞紙を敷いて腰を下ろしたが、臭って横になるところまではいけんかった。。。

ふと、天井を見上げると、網棚に人が寝てる |)゚0゚(| ホェー!!

車内は、サバイバルバルな世界ですた。中国人民って、ガッツがあるっていうか、生命力があるっていうか、、、とにかくすごかったです。

だから、現在の日本と中国の経済競争を見ると、その手法は横に置き、お金に対する執着感っていうかバイタリティっていうか、エネルギーが全然違うって気がします。。。(-_-メ)

現在、TVで映し出される駅を観ても、ほとんどが近代的で大規模な駅に変わっている、、、北京オリンピックを睨んでの設備投資だとしたら、やっぱりすごいエネルギーだと思うんですよね。昔はホント、ひどかった、というか、古風で情緒があったんですもの。

こうなると、トルファンやウルムチの駅がどーなっているのか、やっぱり放映が楽しみです(-^□^-)。

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