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  • from: ノエルさん

    2007年11月25日 13時36分12秒

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    当直中に医師が死亡

    ある医師のブログで見つけた記事を紹介します。

    乳がんの手術を受けた方なら、大方の予想は付く勤務医の過労についてですが、まさかここまで状況が悪化しているとは想像しませんでした。何とも言葉がありません。。。

    *********

    身近な医者を、2人亡くしています。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    一人は約10年前。
    当時30代の、先輩医師です。
    研究に、臨床に、非常に忙しくなさっていました。
    たまにご連絡を下さる時は、
    決まって深夜2時3時のメールでした。

    学生時代は体育会でご活躍された先生で、
    人間?と思いたくなるようなタフさと、
    ひょうひょうとした笑顔を併せ持った
    爽やかな先生でした。

    大学病院勤務時代の夏、当時研修医だった私たちを集めて
    ナイター見物に連れて行って下さったことがありました。
    外野席で、ビールを飲みながら
    ハンバーガーとポテトをほお張って
    みんなでひゃあひゃあ言っていたら、
    先輩だけ眠ってしまったのを、今でも覚えています。

    その日も、病院で夜遅くまでお仕事をなさっていました。
    術後の患者さんが落ち着くのを見届けた後、
    0時過ぎから論文の添削を始めたところまでは、
    他の医師が見ていました。
    翌朝、出勤してきた同僚医師が、
    医局で倒れている先生を見つけた時には
    既にお亡くなりになっていたそうです。

    葬儀には、婚約者の女性は
    出て来ることができなかったと、
    後で聞きました。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    今度は、友人医師を亡くしました。
    彼女も、30代です。

    同じ職場の上級医師が、過労でその病院に入院中でした。
    元々、一人が過労になるような労働環境ですから、
    多くをお話しする必要はないでしょう。

    一人が入院・休職しても、現在の医療事情では
    代替要員は派遣されませんので、
    残ったドクターたちは、目も当てられない忙しさでした。

    緊急opeのある科の医師で、
    毎日遅くまでopeをした上に、
    夜中も容赦なく呼び出されていました。
    「過労だけは気をつけようね。壊れる前に、逃げようね」
    と、お互い言い合っていたのに・・・

    その日、彼女は当直でした。
    翌朝、交代で当直に来た若い先生が当直室に入ると
    彼女は机にうつ伏せになった状態で、亡くなっていたそうです。

    大きな悲鳴を聞いて、一番に駆けつけた人が
    何と過労で入院中の、彼女の上級医師でした。
    その先生は、自分が休職したからだと自分を激しく責め、
    入院先も変えた上に、退職されてしまいました。
    残った同じ科の先生たちも、
    全員がご自分を責め続けています。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    二度と犠牲者を出したくありません。
    どうしたらいいでしょう。
    ********

    この記事を紹介した医師は、

    医師の数が少ないから、替わりがいない、
    医療費削減政策が取られているから、
    病院は赤字になって潰れるかもしれない。
    だから、病院が潰れない為に働け、
    って言われて、医師は過労なんですよ。

    政府に医師数削減政策、
    医療費削減政策の変更を求めます。

    と述べています。

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コメント: 全4件

from: ノエルさん

2007年11月27日 13時39分17秒

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「Re:Re:Re:Re:当直中に医師が死亡」
この記事について、リンクさせていただいた先の先生から、メッセージをいただきました。それには、

患者から見えるのは、医師のほんの一部の姿であり、入院して、初めてわかった、と言う人は多い。

でも本当は、入院しても、まだ一部しか見ていないわけです。

と。で、

ネットでブログ書いている医師は今ではたくさんいるから、その方達のブログなども見ると参考になるでしょう、

といった内容でした。
入院してもなかなか見えてこない姿って、気になりますぅ。

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from: ノエルさん

2007年11月26日 13時32分36秒

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「Re:Re:Re:当直中に医師が死亡」
みなさん、こんにちは。

私が気になったのは、ブログ主が、自分の身は自分で守るしかないというコメントに対し、

>おっしゃる通りと思います。
>この段階で抑止できれば、不幸な例は撲滅できるでしょう。
>問題は、過労により心身の健康を害するケースにおいて
>ある段階に至ると自己制御不能になってしまう点です。
>制御不能であるからこそ、病なのでしょう。
>この心理機構の解明が、keyになってくると考えます。

「厭なら辞めよう」と、医師の仕事上から、そして使命感から、思考が向かわないようになってしまうことが問題に思います。

私の仕事も医師と同様、36時間起きっぱなし、仕事しっぱなしってこと、時々ありますよ。でも、「もーダメ、仕事できんっ!」って思ったら、<手を抜く>ことができます。すなわち、仕事の質を下げることは可能です。究極的には、直前に担当者交代です(実は大変簡単にできる^^;)。

人の命を預かるという概念の強い医師にはそれができない。
だから自己制御不能まで行ってしまうんじゃないでしょうか。

このブログを読んで、自分の手術の時のことを思い出しました。
私が手術プランの説明を受けたのは、手術前夜の午後9時です。
手術の内容を知ったら、当然、危険度やうまくいかなかった場合の方法、そして術後の不安など、ワラワラと質問したいことが湧いてきます。でもね、それ聞き返してたら、センセの帰りが遅くなっちゃう。。。(´д`)

先生にとっては数多くこなした、いつもの手術かもしれないけれど、私にとっては、自分の寿命を決める大事な手術なんです。早く帰宅して、明日に備えてほしい。

体調を万全にして手術に臨んでほしかった。。。(ー公ー)

何年もかけて素晴らしい主治医に巡り合えたと満足してたんだけど、手術直前に、「ああ、医者選び失敗したかも…」って思っちゃいましたねー。
もうひと踏ん張りし、名もない、でも優秀な先生を見つけるまで頑張るべきだったかなあと。。。

なんて、患者サイドからは感想を持ったら、ある産科医先生のコメントを見つけました。

>非医療者の方も、できることがあると思います。
>「前の日にロクに寝ていないような医師には診てもらいたくない、手術や検査などしてほしくない。」
>そのように、病院に投書してください。

Yukoさん、検査する医師も不足していますが、医療費削減の折、患者から訴えないと、どんどん検査医も減ってくると思います。

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from: 海砂さん

2007年11月25日 20時58分46秒

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「Re:Re:当直中に医師が死亡」
ノエルさん、私はその記事の元ブログを読みました。

ななのつぶやき 『犠牲』
http://blog.m3.com/nana/20071120/1

このブログを読んで一番驚いたことは、コメントを寄せた医師の多くが同様の経験を持っていることです。仕事中に過労死した同僚が何人もいる職場とは…、大変考えされられました。ブログの中でご本人が、

>「使命感」。
>これが医師の疲弊と、医療崩壊に係ってくるkey wordではないでしょうか。

とおっしゃっています。命を守るべく仕事をする医師が自分の命を守れない。これは医師の持つ使命感を逆手に取り、医療費削減政策を推進する政府の犠牲者だと思います。その一方で国の財政は逼迫しており危機的状況にあります。今後、医療費を増やすことは視野に入れないでしょう。

前々総理大臣が「痛み分け」という言葉を多言しましたが、今こそ国会議員など無駄な公務員から削減していただきたいと思います。まずは無駄を徹底的に省く。公共工事の見直しより人件費の方が手っ取り早いでしょうから。

そしてyukoさんの冊子の話を読むと、医師も本当にギリギリの精神状態まで追い込まれているのだなと改めて感じます。しかし一般の人には今ひとつ伝わらない。医療関係者はもどかしいでしょうね。一般の人は病気になって初めて医師と接するものですし、病人になると気力が減退、あまり自分以外のことは考えたくなくなる。医師が絶対に直してくれると思い込んでしまう。

日本人は、国が潰れるとは思っていません。見かけ上の‘日本国’は存在しても、実際の医療システムが例えばアメリカのようなシステムに変わったとしたら、見かけは日本人でも思考はアメリカ人にならざるを得ないでしょう。事実上、日本国はそこで消滅します。

政府の広報の力もやはり大きいと思います。

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from: yukoさん

2007年11月25日 14時46分04秒

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「Re:当直中に医師が死亡」
土曜日にこどもを皮膚科に連れて行きました。
そこで、「医療も命も削られる」といったタイトルの小冊子が置いてありました。
発行は全国保険医団体連合会となっています。

ノエルさんがお書きのようなことが載っていました。
医師数が絶対的に不足しており、現場は休めないこと。
それでも、医師数は足りているという政府の見解であるとのこと。

基本的には医師数を増やすと医療費増が見込まれるため、医師数を増やすつもりがないのだ、と冊子では語られているようでした。

私の友人の一人も、医師数は全体には足りているんでしょう?偏在が問題だということだけど、、と何気ない会話で話していました。
だから、政府の広報は行き渡っているのかもしれませんね。

病院に頻繁にお世話になっている私たち患者は、ドクターは過密な労働だな、いつ休まれるんだろう、と心配していますので、医師数に余裕はないことを知っています。

一般の人にはそういう認識は持つ機会がないのかもしれません。

今、乳癌検診の大切さとか広報されていますよね。でももし検診率が増加したら、今の医療の状況で対応できますか?
早期発見、早期治療というけれども、それができる環境が十分に整っているのでしょうか。
CMや新聞での広報広告を見るたびに、疑問でした。

医療従事者は高い使命感とボランティア精神に裏付けられた知識階級が従事されています。
だから、他の業種では考えられないような劣悪な労働環境でも、改善を声高に叫ぶことなく、医療を支えてこられたのでしょうが、
ノエルさんのお書きになるような悲劇が起きるせのは、本当にがけっぷちで異常事態です。

>医療費削減政策の変更を求めます。
> と述べています。

どういう医療が望ましいと考えておられるのか、政治家の方々から本音をお聞きしたいものです。

今後、過労で医師が亡くなるような悲劇が起こるような状況だけは、ぜひとも改善していただきたい、と心から願います。

それではまた。yuko

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