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from: 海砂さん
2007年11月28日 19時36分18秒
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がん予防「野菜の効果」は限定的
皆さん、こんばんは。
気になる記事を見つけました。
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《がん予防「野菜の効果」は限定的 英の研究基金が報告書》
http://www.asahi.com/life/update/1124/TKY200711240056.html?ref=goo
2007年11月24日12時30分
がん予防のためには、野菜を食べるだけでは安心できない――。世界がん研究基金(本部・ロンドン)が公表した報告書で、こんな評価が出た。10年前にまとめた最初の報告書では、野菜の摂取は肺など5種のがんについて「確実にリスクを下げる」と5段階で最も高く評価されたが、今回は急落。胃などについて、「恐らく確実にリスクを下げる」とされるにとどまった。代わって浮上したのは「適正体重の維持」だった。
97年の初版は各国のがん対策に反映されており、今回の報告書も影響を与えそうだ。
報告書は、生活習慣とがんに関する研究のうち、この10年間に発表された3000件を加えた計7000件を解析。野菜、肉、アルコールの摂取や運動などが、がんにかかる危険性と関係する程度を、5段階で評価した。
10年で最も大きく変わったのが野菜への評価。初版で野菜が「リスクを確実に下げる」とされたがんは、口腔(こうくう)、食道、肺、胃、大腸。「恐らく確実に下げる」が喉頭(こうとう)、膵臓(すいぞう)、乳房、膀胱(ぼうこう)。多くのがんの予防につながるとされた。
それが今回、「確実に下げる」はゼロ。「恐らく確実」も口腔・咽頭(いんとう)・喉頭、食道、胃の各がんにとどまった。
果実も似た傾向。前回は8種のがんにかかる危険性を「確実」「恐らく確実」に下げるとされた。今回は、胃など4種のがんの危険性を下げるのが「恐らく確実」だった。
その一方で危険因子として浮かび上がったのが「肥満」(日本では体格指数=BMI25以上)で、食道、膵臓、大腸、乳房(閉経後)、子宮体部、腎臓の各がんで「リスクを確実に上げる」とされた。
ただ、一般的には野菜を多く食べ、運動することで「肥満」を防げるとされる。
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●坪野吉孝・東北大教授(疫学)の話 過去に例がない大規模な研究分析で、信頼性は高い。ただ、肉類の摂取量などは欧米と異なるため、日本人向けに独自検証が必要なものもあるだろう。
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過去に例がない大規模研究、ですか。“先進国”と言われる国は一般に肥満の傾向にありますが、日本人の肥満は欧米人並みの肉の摂取量が原因なのでしょうか? 気になります。-
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コメント: 全5件
from: ノエルさん
2007年12月03日 13時10分47秒
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「Re:Re:Re:Re:がん予防「野菜の効果」は限定的」
海砂さん、こんにちは。
> 緩和医療に力を入れる鎌田實先生が書かれた本によると、世界はBMI22を目標にしているそうです。そして鎌田先生曰く、いろいろなデータを見ていくと、BMI24から26の、正常上限からちょっとだけ肥満の範囲にいる人たちのほうが、がんにも、認知症、脳卒中、肺炎にもなりにくく、長生きしていることがわかった、とあります。
私も「ちょっと太め」の人が一番長生きだ、という話を、大学の講義で聞いたことがあります。
たしかその時は、データを取る際、今にも死にそうな人までいっしょくたぁに計算するので、本当に健康な人だけをピックアップしたら、平均値はもっと高くなるはず、と講師は言っていましたっけ。
まあ、それに最近はストレスが大きなリスクファクターになっていることも事実ですよね。
昔のように、「知らぬが仏」って情報でもどんどん知ってしまい、自らストレスを生み出しているってこと、身に覚えがあります~~;
私自身は、夏と冬とでは体重差が5キロもあります、、、冬は皮下脂肪を5キロほど付けないと、とても寒くて風邪をひいちゃうもん
!! で、夏はクーラーが苦手なので、脂肪を落として扇風機でしのぐ。
体重が増えると、頭の回転数が落ちるような気がします。なんか、頭の奥がボニョボニョするような…。で、冬の冷気がそれをピリッとさせてくれます。
夏に太ったら、ただでさえ暑さで頭がボーボーなのに、とてもひどいことになるでしょう^^;
意図的に体重の増減をしたことはなく、食欲と気候の変化によって自然とそうなっちゃいます。人間の体ってうまく造られているなあと思いますです。
ですから、BMIの適正数値に関しても、年中同じ値をキープする必要はないように思います。
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from: 海砂さん
2007年12月02日 21時01分21秒
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「Re:Re:Re:がん予防「野菜の効果」は限定的」
ノエルさん、こんばんは。
緩和医療に力を入れる鎌田實先生が書かれた本によると、世界はBMI22を目標にしているそうです。そして鎌田先生曰く、いろいろなデータを見ていくと、BMI24から26の、正常上限からちょっとだけ肥満の範囲にいる人たちのほうが、がんにも、認知症、脳卒中、肺炎にもなりにくく、長生きしていることがわかった、とあります。先生のお考えでは、無理をしない=ストレスにしない、ということを強調しているようにも読めます。
日本人女性についてこのような大規模実験が行われたことがないのが残念です。英国人女性と日本人女性と、体質に差があるのでしょうか。私はBMIが23だったので気になります。
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from: ノエルさん
2007年11月30日 13時35分17秒
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「Re:Re:がん予防「野菜の効果」は限定的」
肥満と乳がんの関係について、こんな記事を見つけました。
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「女性のBMIは癌リスクと相関関係あり」
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/bmj/200711/504907.html
英国人女性122万人対象の研究結果より
1
女性を対象にした前向きコホート研究の結果、BMIが高いほど子宮内膜癌、食道腺癌などの癌罹患リスクおよび死亡リスクが上昇することが明らかになった。英国Oxford大学のGillian K Reeves氏らの報告で、詳細はBMJ誌電子版に2007年11月6日に掲載された。
英国人女性を対象とするMillion Women Studyは、1996年から2001年にかけて50〜64歳の女性122万2630人(平均年齢55.9歳)を登録し、癌罹患について平均5.4年、癌死亡について平均7.0年追跡した大規模研究だ。調査の対象は、あらゆる癌と17タイプの癌(食道の腺癌、食道の扁平上皮癌、胃癌、大腸癌、膵臓癌、肺癌、メラノーマ、閉経前乳癌/閉経後乳癌、子宮頸癌、子宮内膜癌(体癌)、卵巣癌、腎臓癌、膀胱癌、非ホジキンリンパ腫、多発性骨髄腫、白血病、脳腫瘍)。追跡期間中に4万5037人が癌に罹患し、1万7203人が癌で死亡していた。
今回の分析では、対象者をBMIに基づいて5群(22.5未満、22.5〜24.9(参照群)、25.0〜27.4、27.5〜29.9、30以上)に分類した。過体重は25-29.9、肥満は30以上とした。
癌の罹患率、死亡率とBMIの関係を明らかにするために、参照群に対する各BMIグループの相対リスクを求めた。居住地域、社会経済状態、初産年齢、出産児数、喫煙歴、飲酒歴、運動量、閉経からの年数、ホルモン補充療法歴で調整を実施した。
BMIが高いほどリスクが上昇していたのは、子宮内膜癌、食道腺癌、腎臓癌、白血病、多発性骨髄腫、膵臓癌、非ホジキンリンパ腫、卵巣癌、閉経後の乳癌、閉経後の大腸癌、そしてあらゆる癌だった。逆にBMIが上昇すると相対リスクが有意に減少したのは、食道の扁平上皮癌と肺癌だった。
喫煙が関係すると思われる腎臓癌や食道腺癌では、喫煙歴なしの女性のみを対象とするとリスクは大きくなった。BMIと死亡率の関係も、罹患率とほぼ同じだった。
2
次に、閉経前女性と、閉経後でホルモン補充療法を受けていない女性の罹患リスクを比較した。分析対象にしたのは、閉経前または閉経後の罹患者数が50人を超えた7タイプの癌。その結果、BMIの罹患リスクへの影響が閉経前後で有意に異なったのは、大腸癌、メラノーマ、乳癌、子宮内膜癌だった。
さらに閉経女性を対象に癌罹患に及ぼすBMI高値の寄与割合を推計したところ、すべての癌の5%が過体重または肥満に起因していた。これは、年間6000人の閉経女性の癌罹患が過体重または肥満に起因することを意味する。
3
子宮内膜癌と食道腺癌については、過体重または肥満の寄与割合はそれぞれ51%と48%で、BMIは修正可能な危険因子として重要であることが示された。多発性骨髄腫、腎臓癌、白血病、膵臓癌については、肥満または過体重の寄与割合は10〜20%、乳癌、非ホジキンリンパ腫、卵巣癌では10%未満だった。
原題は「Cancer incidence and mortality in relation to body mass index in the Million Women Study: cohort study」、概要はこちらで閲覧できる。
http://www.bmj.com/cgi/content/abstract/bmj.39367.495995.AEv1
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乳がんの場合、女性ホルモンに依存するがんと依存しないがんがある。
閉経すると、脳下垂体から卵巣への女性ホルモン分泌命令は停止する。
閉経後、体の脂肪細胞から女性ホルモンが分泌する。
肥満の人は、閉経後も女性ホルモンが分泌する率がやせている人より高い。
よって、ホルモン依存性の乳がんの場合、閉経しても太らぬよう注意が必要。
というのが定説ですので、3の結果は、あら、少ないのねえと思いました。もちろん、ホルモンに依存しない乳がんは、乳がん全体の2割ほどを占めるので、子宮がんや食道がんとは区別して考える必要があると思いますが。
とはいえ、2の結果は興味深いですね。乳がん患者も肥満はマズイって気持ちにさせます。
私はホルモンに依存しない乳がんで、BMIは19、体脂肪率は16%と、結構イケてる体型です←かなり涙ぐましい努力をしている(^^;)。
主治医からも、何を食べても、どれだけ太ってもいいよんって言われています。実際、あと10キロ太っても、まだまだ標準体重圏に収まりますが。
あ、ちなみにクラスメイトの2人は、ホルモン依存性の乳がんで、スリムです。。。
というわけでこの報告については、お仲間とそろって“例外”って区分されちゃうのかな(^^; )。
BMIの計算
http://www.ahv.pref.aichi.jp/taikei/chap1_nn.html
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from: ノエルさん
2007年11月29日 20時47分48秒
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「Re:がん予防「野菜の効果」は限定的」
海砂さん、こんにちは。
う〜ん、、、この記事、確かにちょっと気になりますぅ。
食事は、国により、その中でも更に年齢により、摂取する食材料が異なるので、この内容だけでは何とも言えないでしょうね。
この教授が指摘するよう、欧米人は一般に日本人より肉類の摂取は多いでしょう。また、日本人より肥満した人が多い国もある。
更に食事でいうならば、何を食べて肥満したのか、、、アルコール、炭水化物、脂質、タンパク質など、食材による違いも影響大アリです。
被験者の詳細データが欲しいところですね。
> がん予防のためには、野菜を食べるだけでは安心できない
ってことは、以前は、野菜ががん予防に有効だと思われていたってことでしょう。
先進国と言われる国ほど、肥満者が多いのは事実です。また、欧米人は、中国人や韓国人ほど野菜も食べないのも事実。
日本人は、、、欧米人に比べたら野菜の消費量は多いけれど、アジアの中では特に多くない。若者世代では著しく減少している。
日本、韓国、中国あたりで、野菜の摂取量とがん罹患率と、比べてみたら、もう少しはっきりするかもしれませんね。
韓国と日本と、食材量はほとんど同じ。韓国の方が野菜摂取量が多い。
中国の摂取総カロリーに占める野菜摂取量の割合は、日本より高い。また、脂質の摂取量は中国の方が高く、タンパク質の摂取量は日本の方が高い。
癌の種類によっては、高たんぱく食や高脂質食が原因ではないか、と考えられているものがあるので、もそっと細かな場合分けが必要じゃないかと思いますです。
もし乳がんの罹患率が脂質摂取量と関係があるのなら、中国人と日本人と、乳がんの罹患率に差がでるんじゃないかしらん???
> ただ、一般的には野菜を多く食べ、運動することで「肥満」を防げるとされる。
これは私もそう思います。
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from: 海砂さん
2007年12月05日 19時53分26秒
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「Re:Re:Re:Re:Re:がん予防「野菜の効果」は限定的」
ノエルさん、こんばんは。
> 鎌田先生曰く、いろいろなデータを見ていくと、BMI24から26の、正常上限からちょっとだけ肥満の範囲にいる人たちのほうが、がんにも、認知症、脳卒中、肺炎にもなりにくく、長生きしていることがわかった、とあります。
このBMIの数値、いいですね。私もちょっと太めでよしとします。ホルモン陰性の乳がんでしたし、精神的に楽ですもの(笑)。
> 体重が増えると、頭の回転数が落ちるような気がします。なんか、頭の奥がボニョボニョするような…。
この表現に笑ってしまいました。‘クりエイター’と呼ばれる人たちにスリムな人が多いのは、ボニョボニョと考えると良いアイディアとかインスピレーションが湧かないからですか?(笑)
いよいよ師走ですね、乳がんを患ったからとて年末大掃除は免れません。何もこの寒い時期に外に出て掃除をしなくても…と思いつつ、この時期になってしまいます。皆様も風邪に気をつけてご自愛下さいね。
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