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  • from: 海砂さん

    2008年01月08日 22時45分23秒

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    医師がキレる時

    日経でおもしろい記事を見つけました。キレる相手は、患者、看護師、同僚医師と3編あったのですが、一番おもしろかったのが、対患者編です。
    ----------

    医者がキレる瞬間《1》 vs 患者

    http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/blog/cadetto/200712/505164.html

    【今、何時だと思ってるんだ!】

    ◆深夜の当直で、患者から「1週間前から調子が悪かったが、今来た」と聞いた時。(50歳代・内科勤務医)
    ◆残薬は十分あるのに時間外に自宅に直接来て、家族が定期処方を依頼してきた時にイラっとした。(30歳代・内科勤務医)
    ◆「明日ゴルフに行くので栄養剤を注射してほしい」と、時間外に外来を受診した。(40歳代・内科勤務医)
    ◆産科当直中、当院は救急病院ではないのに、妊娠しているもしくは産褥というだけで呼び出される。妊娠に関する病気かどうか迷うケースならまだしも、足が痛いとか歯が痛いとかで夜間に呼び出されると、なかなか笑顔では対応できません。ちなみに当院は分娩件数770件。常勤医師3人、非常勤医師1人(休業中)、研究医1人。産科当直手当2万3000円です。(40歳代・産婦人科勤務医)
    ◆緊急性のない用件で夜間受診されること。救急病院に勤務していると、小児科だけではなく、整形外科領域でも「コンビニ外来」になっている状況に怒りを感じます(30歳代・整形外科勤務医)
    ◆家族の仕事の都合で、夜遅い面談を希望されたとき。(30歳代・内科勤務医)
    ◆患者の家族から「病状が聞きたいから22時ごろ行きます」と電話。こちらが「病状は安定しており、緊急の説明は必要ないので、別の日の19時ごろまでに来てください」(当院は17時15分まで)と説明すると、「仕事がある。いつでも説明の義務があるだろう」とすごまれた。「24時間営業のコンビニではない」と毅然とした態度で応対した。(40歳代・内科勤務医)
    ◆患者家族への病状の説明の際、自分の都合で時間を決めてくる。仕方なく休日に対応した。(40歳代・内科勤務医)

    【そんな無茶な…】

    ◆ハイリスクの患者にその旨を伝えても納得せず、麻酔承諾書にサインすることを拒む患者がいる。「承諾書なしでは麻酔を引き受けられない」というと、「何とか安全に麻酔をかけてくれ」といって食い下がる。(40歳代・麻酔科勤務医)
    ◆患者さんや家族に「副作用が絶対に出ない薬を出してくれ」と言われたとき。(30歳代・勤務医)
    ◆「わざわざ来てるんだから、何とか治して」と言われた。(40歳代・心臓血管外科開業医)
    ◆「薬が合わない」と文句を言われ、「引き取れ」と要求された。(40歳代・内科開業医)
    ◆診断・治療とも問題ないと思われるのに、経過が思わしくないとしつこく文句を言われた。(50歳代・皮膚科/形成外科開業医)
    ◆現代医学では何でも治せると思っており、治せないドクターを批判する。(70歳以上・眼科開業医)
    ◆薬を拒否する患者さんに「結局、私の病気を治す方法はないのですね」とうらめしそうに責められたとき。落ち着いて「あなたの方法では、おっしゃる通りですね」と返答する。自分が薬を拒否していることをはっきり指摘すると、なぜか逆ギレする患者さんが多いので。(30歳代・勤務医)

    【言ったことを、ちゃんとしてくれ!】

    ◆腰痛の患者で、いくら治療しても全く痛みが取れず、外来で「何とかしてくれ」と繰り返し要求。鎮痛薬、コルセット処方、安静指示を出しているのになぜ軽快しないのか?と思い、色々聞いてみると、毎日、趣味の畑仕事をしていた。そりゃ治るわけない。(30歳代・整形外科勤務医)
    ◆時間外診療を受診するのは構わないが、前日にも同様の主訴で来院して、処方をしているにもかかわらず、薬を取りに行っておらず、再度受診するような患者の神経が分からない。高年齢、家族構成などの問題はあるのかもしれないが、責任感が足らない。(30歳代・小児科勤務医)
    ◆生活習慣病を全て持っている患者で、病状、治療法、治療の必要性、患者本人が努力すべきことなどいくら説明しても実行せず、「薬が減らせないか」「月1回の診察回数をさらに減らせないか」など要求してくる。逐一対応しているとほかの患者の待ち時間も長くなるし、その患者に対しては結局毎回同じ説明の繰り返しになり、徒労に終わる。(30歳代・内科勤務医)
    ◆良かれと思って出した処方を、「なるべく薬は飲みたくない」と断られる。または、処方したのに飲んでいない、など。(30歳代・内科勤務医)
    ◆肺炎で病院に紹介した患者の家族が訪れ、当院の薬を処方してほしいと要求された。理由を伺うと、「患者が忙しくて大病院に診察にいけない」「大病院の診察は待たされるので行きたくない」「診療所なら家族が行ってもすぐに薬をもらえるだろう」とのこと。そこで、「紹介した先生はどのように言われていましたか」と質問したところ、「その後、受診していないので分からない」とのこと。当院から病院に既に紹介しており、向こうで薬が処方されることになっている状況なので、当院から勝手に薬を出すことはできないと説明したところ、「患者は医者を選ぶ権利がある。あなたはどうして患者の言う通りに診療をしないのか」とえらい剣幕でまくしたてられた。(50歳代・内科開業医)

    【もう勘弁して……】

    ◆患者さんが診察中に同じ訴えを何度も繰り返され、次に話を進めさせてくれず、忙しい診察時に診療が進まないため、ムッとした。(40歳代・内科勤務医)
    ◆患者に病歴を聞いているのに、病歴とは全く関係のない自分の職歴の自慢や生活レベルの高さを自慢される時。特に時間がなくて急いでいる時にはキレそうになる。(30歳代・内科勤務医)
    ◆非常に多忙なときの急患で、症状を聞いているにもかかわらず、無関係な日常生活をこまごまと訴える。(60歳代・脳神経外科勤務医)
    ◆私の病院はその地域の基幹病院であり、安定している患者さんは開業医で経過観察してもらい、病状が変化する時や複雑なときに当院外来でフォローする仕組みになっている。当院で特殊治療を行い、半年ごとに外来フォローを行っている患者で、日ごろの自分の不調や考えていることを自分のかかりつけ医には全く言わずに、私のところで、半年分の言いたいことを散々話していく。ただでさえ時間のない外来で、たまったものではない。患者にもそうだが、かかりつけ医は何しているんだという気持ちにもなる。(30歳代・内科勤務医)
    ◆診察が終わった後、診察中に丁寧に詳しく回答した質問を、もう一度診察室の外で聞かれてムッとした。(40歳代・内科勤務医)
    ◆「本当にこの検査は、安全で大丈夫なんですね」と何度も確認され、検査の承諾を得るのに非常に手間がかかった。(40歳代・脳神経外科開業医)

    【自分で診断するな!】

    ◆ほかの医師のかかりつけ患者が、「その医師の予約が取れない」といって、ここ2回ばかり自分の外来にかかってくる。インターネットで仕入れた知識で「この治療はどうか」「予後はどうか」「自分の病期は本当はどうなのか」と質問攻め。自分の専門分野ではないので、担当医師にきちんと聞くように指示しても、「もう1つだけ」とさらに質問を続ける。笑顔で対応しているが、心の中では握りこぶし……。(30歳代・泌尿器科勤務医)
    ◆週1日外来のバイトをしている病院でのこと。普段の先生がどういう方針でどういう説明をしておられるのかよく分からなかったが、患者は「全く症状がよくならない。ネットで調べたら○○という病気だと思う。治療には△△が効くと書いてあった」といきなり言われた。なぜか怒ったように言われ、こちらもイライラしてしまった。(30歳代・小児科勤務医)
    ◆小児喘息患者に外来でアスべリン、ホクナリンテープ、ムコダインを処方。マイコプラズマ感染が流行中で、crackleも聴取されたのでクラリスも処方した。翌日、父親が来院し、「自分も喘息だったから治療は分かっている。安易に抗生剤を出すのはどうか」とのこと。「マイコプラズマが疑われるので」と説明するも聞き入れられず。さらに「ムコダインは飲んでも効かないからムコサールに変更しろ」「ホクナリンテープよりメプチンの方が効くからそれに替えろ」などと言うので、「薬は何がいいのですか」と聞いたら、自分で紙に書いて、「これを4日分処方すれば治る」といって、医者気取りで満足げに帰っていった。(30歳代・小児科勤務医)
    ◆家族が、間違った知識で治療を要求したきた。(60歳代・内科勤務医)

    【なんだ!その態度は!】

    ◆病状の説明の際に、足を組む人。(70歳以上・眼科開業医)
    ◆若い患者も年取った患者も、ため口で話す。(50歳代・外科開業医)
    ◆帽子をかぶった男性患者を診た時。(50歳代・内科開業医)
    ◆あまりの臭さにイライラした。(30歳代・精神科勤務医)
    ◆中高生の患者に多いが、母親が付き添ってきて、問診をしても本人は一言も話さない。質問をすると母親の顔を見て、母親が全て説明をする。「頭が痛いのですか」と問うても、母親を振り向き、母親が説明する、という具合。(50歳代・外科開業医)
    ◆診察室に入ってくるなり「なんだ?女の先生なの?」と言われたとき。患者は50歳代なので女医と接するチャンスが今までなかったのか、単に男性医師を想像していたのか分からないが…。ムッときたが、それについての会話はせずに診察を進めた。(40歳代・皮膚科/形成外科勤務医)
    ◆ほかの科の入院患者で「ついでだから、みてもらおうと思って」といって皮膚科にくる患者。結構多い。(30歳代・皮膚科/形成外科勤務医)
    ◆熟考の末に決めてよく説明した治療方針に対し、患者が「この治療で良くなるんですか?」とさらりと不信感を表した時。軽く怒りを表しながら、もう一度説明した。(20歳代・内科勤務医)
    ◆足の裏の胼胝(たこ)をみせに来た患者。うつぶせになってもらい、「痛いのなら、削りましょう」というと、「大丈夫なの? 先生、ちゃんとできるのかい?」と言われた。少々むかつく。「私は、胼胝やら魚の目やらをたくさん診察してますので、ベテランですよ」とやり返した。(40歳代・皮膚科/形成外科勤務医)
    ◆けんか腰で話してくる患者がいた。明らかに呼気からアルコール臭がする。忙しい外来でむっとした。(30歳代・泌尿器科勤務医)
    ◆入院費などの未払いの患者家族がぼちぼちあり、何回請求しても払いに来ないこと。(30歳代・眼科勤務医)
    ◆当直時間帯に、新患で入院を勧めたら、「大きい病院に紹介してくれ」と言われた。(50歳代・内科勤務医)

    【怒りたいのはこっちだよ!】

    ◆不定愁訴で来院した新患患者。なぜか来院時から極めて攻撃的であった。何を言いたいのか分からない長い話を聞き終わってから、「何が原因かはっきりしませんので、とりあえず採血をしましょう」と提案したところ、「医者のくせに原因が分からないとは何事か。金儲け主義で採血をしようとしているのだな」などと、今にもつかみかかりそうな勢いで怒りをぶちまけ、罵倒し、暴言を吐いてきた。いわれのないことを言われ続けたので、かなりムッとし「それほどまでに当院への信頼がおけないのであれば、ほかの病院で診てもらってください」と言ってしまった。後日その患者から、医者がいきなり診療を断ったのは不当であるとの手紙が届き、上司からひどく怒られた。(30歳代・内科勤務医)
    ◆生活指導をしたところ、「上からものを言うな」と20代の患者に殴りかかられました。外来中で時間も押していたし、参りました。病院からは、事故報告の提出を求められ、反省文を書きました。殴られた上に反省文って。理不尽だとは思いましたが、そういうもんだということで、キレかけましたがあきらめました。(30歳代・精神科勤務医)
    ◆問診をしている際に、一向に先に進まないので促すと「失礼な態度だ」とキレられた。(30歳代・内科)
    ◆他院で検査し、治療中であるにもかかわらず、明確な理由なく、診療情報提供書の持参もなく、当院の一般外来を受診。前医を受診するようにとのこちらの勧めに怒り出した。(40歳代・内科勤務医)
    ◆全くの難癖をつけて病院を非難し、数回の話し合いを持ったが決裂。訴訟をするという。(70歳以上・内科勤務医)

    【そのほか】

    ◆透析医療に従事しているが、患者に腎移植の話題をふられ、「先生は、当然、臓器提供に賛成で、カードにも提供の意思を示されているんですよね」と言われた。当然って?と思った。(30歳代・内科勤務医)

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コメント: 全2件

from: yukoさん

2008年01月09日 22時25分17秒

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「Re:医師がキレる時」
こんばんは。海砂さん。
面白い記事をありがとうございました。

少し前まで、患者は先生のおっしゃるとおり治療を受けていたものですし、何か疑問があってもそれを質問するには相当な勇気が必要だったと思います。

それを考えると、お尋ねしたいことを先生に質問できる今は大変恵まれた環境だと思いますが、
それもまあ、ほどほどがよいようですね。
いきすぎるといろんな問題が起きるのでしょう。

モンスターは患者としてだけでなく、世間一般に増えているようですが、原因は何なんでしょうね??
世の中の流れでしょうか。

yuko




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>
> 医者がキレる瞬間《1》 vs 患者
>
> http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/blog/cadetto/200712/505164.html
>
> 【今、何時だと思ってるんだ!】
>
> ◆深夜の当直で、患者から「1週間前から調子が悪かったが、今来た」と聞いた時。(50歳代・内科勤務医)
> ◆残薬は十分あるのに時間外に自宅に直接来て、家族が定期処方を依頼してきた時にイラっとした。(30歳代・内科勤務医)
> ◆「明日ゴルフに行くので栄養剤を注射してほしい」と、時間外に外来を受診した。(40歳代・内科勤務医)
> ◆産科当直中、当院は救急病院ではないのに、妊娠しているもしくは産褥というだけで呼び出される。妊娠に関する病気かどうか迷うケースならまだしも、足が痛いとか歯が痛いとかで夜間に呼び出されると、なかなか笑顔では対応できません。ちなみに当院は分娩件数770件。常勤医師3人、非常勤医師1人(休業中)、研究医1人。産科当直手当2万3000円です。(40歳代・産婦人科勤務医)
> ◆緊急性のない用件で夜間受診されること。救急病院に勤務していると、小児科だけではなく、整形外科領域でも「コンビニ外来」になっている状況に怒りを感じます(30歳代・整形外科勤務医)
> ◆家族の仕事の都合で、夜遅い面談を希望されたとき。(30歳代・内科勤務医)
> ◆患者の家族から「病状が聞きたいから22時ごろ行きます」と電話。こちらが「病状は安定しており、緊急の説明は必要ないので、別の日の19時ごろまでに来てください」(当院は17時15分まで)と説明すると、「仕事がある。いつでも説明の義務があるだろう」とすごまれた。「24時間営業のコンビニではない」と毅然とした態度で応対した。(40歳代・内科勤務医)
> ◆患者家族への病状の説明の際、自分の都合で時間を決めてくる。仕方なく休日に対応した。(40歳代・内科勤務医)
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> 【そんな無茶な…】
>
> ◆ハイリスクの患者にその旨を伝えても納得せず、麻酔承諾書にサインすることを拒む患者がいる。「承諾書なしでは麻酔を引き受けられない」というと、「何とか安全に麻酔をかけてくれ」といって食い下がる。(40歳代・麻酔科勤務医)
> ◆患者さんや家族に「副作用が絶対に出ない薬を出してくれ」と言われたとき。(30歳代・勤務医)
> ◆「わざわざ来てるんだから、何とか治して」と言われた。(40歳代・心臓血管外科開業医)
> ◆「薬が合わない」と文句を言われ、「引き取れ」と要求された。(40歳代・内科開業医)
> ◆診断・治療とも問題ないと思われるのに、経過が思わしくないとしつこく文句を言われた。(50歳代・皮膚科/形成外科開業医)
> ◆現代医学では何でも治せると思っており、治せないドクターを批判する。(70歳以上・眼科開業医)
> ◆薬を拒否する患者さんに「結局、私の病気を治す方法はないのですね」とうらめしそうに責められたとき。落ち着いて「あなたの方法では、おっしゃる通りですね」と返答する。自分が薬を拒否していることをはっきり指摘すると、なぜか逆ギレする患者さんが多いので。(30歳代・勤務医)
>
> 【言ったことを、ちゃんとしてくれ!】
>
> ◆腰痛の患者で、いくら治療しても全く痛みが取れず、外来で「何とかしてくれ」と繰り返し要求。鎮痛薬、コルセット処方、安静指示を出しているのになぜ軽快しないのか?と思い、色々聞いてみると、毎日、趣味の畑仕事をしていた。そりゃ治るわけない。(30歳代・整形外科勤務医)
> ◆時間外診療を受診するのは構わないが、前日にも同様の主訴で来院して、処方をしているにもかかわらず、薬を取りに行っておらず、再度受診するような患者の神経が分からない。高年齢、家族構成などの問題はあるのかもしれないが、責任感が足らない。(30歳代・小児科勤務医)
> ◆生活習慣病を全て持っている患者で、病状、治療法、治療の必要性、患者本人が努力すべきことなどいくら説明しても実行せず、「薬が減らせないか」「月1回の診察回数をさらに減らせないか」など要求してくる。逐一対応しているとほかの患者の待ち時間も長くなるし、その患者に対しては結局毎回同じ説明の繰り返しになり、徒労に終わる。(30歳代・内科勤務医)
> ◆良かれと思って出した処方を、「なるべく薬は飲みたくない」と断られる。または、処方したのに飲んでいない、など。(30歳代・内科勤務医)
> ◆肺炎で病院に紹介した患者の家族が訪れ、当院の薬を処方してほしいと要求された。理由を伺うと、「患者が忙しくて大病院に診察にいけない」「大病院の診察は待たされるので行きたくない」「診療所なら家族が行ってもすぐに薬をもらえるだろう」とのこと。そこで、「紹介した先生はどのように言われていましたか」と質問したところ、「その後、受診していないので分からない」とのこと。当院から病院に既に紹介しており、向こうで薬が処方されることになっている状況なので、当院から勝手に薬を出すことはできないと説明したところ、「患者は医者を選ぶ権利がある。あなたはどうして患者の言う通りに診療をしないのか」とえらい剣幕でまくしたてられた。(50歳代・内科開業医)
>
> 【もう勘弁して……】
>
> ◆患者さんが診察中に同じ訴えを何度も繰り返され、次に話を進めさせてくれず、忙しい診察時に診療が進まないため、ムッとした。(40歳代・内科勤務医)
> ◆患者に病歴を聞いているのに、病歴とは全く関係のない自分の職歴の自慢や生活レベルの高さを自慢される時。特に時間がなくて急いでいる時にはキレそうになる。(30歳代・内科勤務医)
> ◆非常に多忙なときの急患で、症状を聞いているにもかかわらず、無関係な日常生活をこまごまと訴える。(60歳代・脳神経外科勤務医)
> ◆私の病院はその地域の基幹病院であり、安定している患者さんは開業医で経過観察してもらい、病状が変化する時や複雑なときに当院外来でフォローする仕組みになっている。当院で特殊治療を行い、半年ごとに外来フォローを行っている患者で、日ごろの自分の不調や考えていることを自分のかかりつけ医には全く言わずに、私のところで、半年分の言いたいことを散々話していく。ただでさえ時間のない外来で、たまったものではない。患者にもそうだが、かかりつけ医は何しているんだという気持ちにもなる。(30歳代・内科勤務医)
> ◆診察が終わった後、診察中に丁寧に詳しく回答した質問を、もう一度診察室の外で聞かれてムッとした。(40歳代・内科勤務医)
> ◆「本当にこの検査は、安全で大丈夫なんですね」と何度も確認され、検査の承諾を得るのに非常に手間がかかった。(40歳代・脳神経外科開業医)
>
> 【自分で診断するな!】
>
> ◆ほかの医師のかかりつけ患者が、「その医師の予約が取れない」といって、ここ2回ばかり自分の外来にかかってくる。インターネットで仕入れた知識で「この治療はどうか」「予後はどうか」「自分の病期は本当はどうなのか」と質問攻め。自分の専門分野ではないので、担当医師にきちんと聞くように指示しても、「もう1つだけ」とさらに質問を続ける。笑顔で対応しているが、心の中では握りこぶし……。(30歳代・泌尿器科勤務医)
> ◆週1日外来のバイトをしている病院でのこと。普段の先生がどういう方針でどういう説明をしておられるのかよく分からなかったが、患者は「全く症状がよくならない。ネットで調べたら○○という病気だと思う。治療には△△が効くと書いてあった」といきなり言われた。なぜか怒ったように言われ、こちらもイライラしてしまった。(30歳代・小児科勤務医)
> ◆小児喘息患者に外来でアスべリン、ホクナリンテープ、ムコダインを処方。マイコプラズマ感染が流行中で、crackleも聴取されたのでクラリスも処方した。翌日、父親が来院し、「自分も喘息だったから治療は分かっている。安易に抗生剤を出すのはどうか」とのこと。「マイコプラズマが疑われるので」と説明するも聞き入れられず。さらに「ムコダインは飲んでも効かないからムコサールに変更しろ」「ホクナリンテープよりメプチンの方が効くからそれに替えろ」などと言うので、「薬は何がいいのですか」と聞いたら、自分で紙に書いて、「これを4日分処方すれば治る」といって、医者気取りで満足げに帰っていった。(30歳代・小児科勤務医)
> ◆家族が、間違った知識で治療を要求したきた。(60歳代・内科勤務医)
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> 【なんだ!その態度は!】
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> ◆病状の説明の際に、足を組む人。(70歳以上・眼科開業医)
> ◆若い患者も年取った患者も、ため口で話す。(50歳代・外科開業医)
> ◆帽子をかぶった男性患者を診た時。(50歳代・内科開業医)
> ◆あまりの臭さにイライラした。(30歳代・精神科勤務医)
> ◆中高生の患者に多いが、母親が付き添ってきて、問診をしても本人は一言も話さない。質問をすると母親の顔を見て、母親が全て説明をする。「頭が痛いのですか」と問うても、母親を振り向き、母親が説明する、という具合。(50歳代・外科開業医)
> ◆診察室に入ってくるなり「なんだ?女の先生なの?」と言われたとき。患者は50歳代なので女医と接するチャンスが今までなかったのか、単に男性医師を想像していたのか分からないが…。ムッときたが、それについての会話はせずに診察を進めた。(40歳代・皮膚科/形成外科勤務医)
> ◆ほかの科の入院患者で「ついでだから、みてもらおうと思って」といって皮膚科にくる患者。結構多い。(30歳代・皮膚科/形成外科勤務医)
> ◆熟考の末に決めてよく説明した治療方針に対し、患者が「この治療で良くなるんですか?」とさらりと不信感を表した時。軽く怒りを表しながら、もう一度説明した。(20歳代・内科勤務医)
> ◆足の裏の胼胝(たこ)をみせに来た患者。うつぶせになってもらい、「痛いのなら、削りましょう」というと、「大丈夫なの? 先生、ちゃんとできるのかい?」と言われた。少々むかつく。「私は、胼胝やら魚の目やらをたくさん診察してますので、ベテランですよ」とやり返した。(40歳代・皮膚科/形成外科勤務医)
> ◆けんか腰で話してくる患者がいた。明らかに呼気からアルコール臭がする。忙しい外来でむっとした。(30歳代・泌尿器科勤務医)
> ◆入院費などの未払いの患者家族がぼちぼちあり、何回請求しても払いに来ないこと。(30歳代・眼科勤務医)
> ◆当直時間帯に、新患で入院を勧めたら、「大きい病院に紹介してくれ」と言われた。(50歳代・内科勤務医)
>
> 【怒りたいのはこっちだよ!】
>
> ◆不定愁訴で来院した新患患者。なぜか来院時から極めて攻撃的であった。何を言いたいのか分からない長い話を聞き終わってから、「何が原因かはっきりしませんので、とりあえず採血をしましょう」と提案したところ、「医者のくせに原因が分からないとは何事か。金儲け主義で採血をしようとしているのだな」などと、今にもつかみかかりそうな勢いで怒りをぶちまけ、罵倒し、暴言を吐いてきた。いわれのないことを言われ続けたので、かなりムッとし「それほどまでに当院への信頼がおけないのであれば、ほかの病院で診てもらってください」と言ってしまった。後日その患者から、医者がいきなり診療を断ったのは不当であるとの手紙が届き、上司からひどく怒られた。(30歳代・内科勤務医)
> ◆生活指導をしたところ、「上からものを言うな」と20代の患者に殴りかかられました。外来中で時間も押していたし、参りました。病院からは、事故報告の提出を求められ、反省文を書きました。殴られた上に反省文って。理不尽だとは思いましたが、そういうもんだということで、キレかけましたがあきらめました。(30歳代・精神科勤務医)
> ◆問診をしている際に、一向に先に進まないので促すと「失礼な態度だ」とキレられた。(30歳代・内科)
> ◆他院で検査し、治療中であるにもかかわらず、明確な理由なく、診療情報提供書の持参もなく、当院の一般外来を受診。前医を受診するようにとのこちらの勧めに怒り出した。(40歳代・内科勤務医)
> ◆全くの難癖をつけて病院を非難し、数回の話し合いを持ったが決裂。訴訟をするという。(70歳以上・内科勤務医)
>
> 【そのほか】
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> ◆透析医療に従事しているが、患者に腎移植の話題をふられ、「先生は、当然、臓器提供に賛成で、カードにも提供の意思を示されているんですよね」と言われた。当然って?と思った。(30歳代・内科勤務医)

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from: ノエルさん

2008年01月09日 13時37分06秒

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「Re:医師がキレる時」
うははっ海砂さん、おもしろい記事ですね、先生方には悪いけど。

自己中もここまで来ると、「モンスター」って名づけられても仕方ないかと思いますよん。患者の前でキレないと、こ-ゆー人たちってわからないのでは、、、いや、キレても、なぜキレているのかわからんのでしょうねえ┐(´-`)┌

特に笑っちゃったのが以下です。

> ◆深夜の当直で、患者から「1週間前から調子が悪かったが、今来た」と聞いた時。

一週間がまんできたなら、明日の朝までがまんしてもあまり変わらないのでは?

> ◆「明日ゴルフに行くので栄養剤を注射してほしい」と、時間外に外来を受診した。

コンビニでも栄養ドリンクは売っているよん。

> ◆産科当直中、当院は救急病院ではないのに、妊娠しているもしくは産褥というだけで呼び出される。妊娠に関する病気かどうか迷うケースならまだしも、足が痛いとか歯が痛いとかで夜間に呼び出されると、なかなか笑顔では対応できません。

女王様なのか?

> ◆患者の家族から「病状が聞きたいから22時ごろ行きます」と電話。こちらが「病状は安定しており、緊急の説明は必要ないので、別の日の19時ごろまでに来てください」(当院は17時15分まで)と説明すると、「仕事がある。いつでも説明の義務があるだろう」とすごまれた。「24時間営業のコンビニではない」と毅然とした態度で応対した。

オレ様なのか? 「いつでも説明」の義務があると、なぜ思いこんだのだろう??
22時にアポって、ビジネスでもそんなことするのかしらん?
アポ取り交渉でもしたら、おそらく商談は不成立ですわね、非常識だもん。

私は夜、普通のお宅に電話をかけるのは遅くとも8時か9時までだなあ。相手の家のどなたが電話を取るかわからないもん。
食事時間帯も外すわねえ、、、だって、自分もそうされたらイヤだもんね。

> ◆ハイリスクの患者にその旨を伝えても納得せず、麻酔承諾書にサインすることを拒む患者がいる。「承諾書なしでは麻酔を引き受けられない」というと、「何とか安全に麻酔をかけてくれ」といって食い下がる。
> ◆患者さんや家族に「副作用が絶対に出ない薬を出してくれ」と言われたとき。
> ◆薬を拒否する患者さんに「結局、私の病気を治す方法はないのですね」とうらめしそうに責められたとき。落ち着いて「あなたの方法では、おっしゃる通りですね」と返答する。自分が薬を拒否していることをはっきり指摘すると、なぜか逆ギレする患者さんが多いので。

わははっ、気持はわかるけど、副作用の<絶対ない>薬って、ないと思う。

> ◆「わざわざ来てるんだから、何とか治して」と言われた

やはり、オレ様か? 患者は皆、わざわざ来るのであるが。

> 【もう勘弁して……】の項目について

ここに出てきた患者さん、話し相手が欲しいのね。自分の話をうなずいて聞いてくれる人を求めているようにも思えます。友人はいないのだろうか? いなければ作る努力はしたのだろうか? どうしても作れないのなら、問題解決を一人ですべく努力をしたのだろうか??と思ってしまいます。

私とて決して恵まれた環境にいるわけではなく、それも自分の能力のうち、と心のどこかで自分を納得させています。

努力したら結果は実るかどうかは、全くわかりません。
でも、努力しなければ、結果はわかっちゃいますよねえ。。。

話を聞いてほしいのなら、ネットで探すのが一番手っとり早いでしょう。
その場合、自分の能力に見合ったモノ以上の人や書き込みは、やはり期待しない方がいいと思います。相手は自分の鏡みたいなもんです。

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