我々は　いま　一大発想の転換をしなくてはならない
天体は　地球を中心に回っている天動説から　地球は　太陽の一衛星に過ぎないという地動説に　転換したコペルニクス的　発想をしなくてはならない
　
大企業健保や　協会健保は　時の権力が　企業に　押し付けた無責任な　横暴である　　国がやるべき年金や疾病保険を　民間企業に　押し付けた　　その結果
定年で　尻切れトンボになるわ、残った人たちだけが国保といって　高齢者が大半で自営業の所得捕捉がわからないザル保険料の自治体保険へ加入するざまとなった

定年退職者や高齢者　自営業者といった人ばかりの国保は　かくして吹き溜まりのごとくなった　赤字続きで　保険料を　上げるが　追いつかない　とうとう人々は　加入から脱却する　無保険者が　いっぱい出る　という始末である　これが現状である

時の権力の無責任　誤政策　横暴は　社会問題を解決するどころか　さらに　問題を　引き起こしている

従って　解決は　国が　全国民を　一元管理し（厚生年金のほうがまだ全体管理している）　企業に押し付けたりしてはならない　企業に健康保険への協力を求めるなら　その分の税金でいただけば良いのである

こうして　国民はナンバー制で　すべて把握し　保険料は　収入に応じてであるから　公平である　　国保が　企業の健保や　協会保険から援助を引き出すという事も無くなる　定年で尻切れトンボになくことも無い

この段階を経て　さらに　保険制度を見直し　　軽度疾病　と重度疾病の概念を導入し　軽度疾病は　基本保険で見る　重度は　ある程度人により　必要性の感覚が違うから　選択性を　持たせる

この段階から　国はだんだん手を離し　民間にシフトしてゆく　こうして　民間型の健康保険となり　高い役人の給料でやるのでなく　小さな政府を目指す
政府は　病気予防や　新薬　新治療　新技術といった方面で働く また医師制度の改革などに力を注ぐ
また軽度疾病への基本保険だけは国が運営していくのがいい　半分は税金補助（月額５０００円の半額２５００円補助）かくして国民皆保険となるのである　世界に判例を示せる日本の誇りとなる

ここまでくると　一応の出来である