言葉は　興味本位であっちこっち見て遊ぶということ　　社会的義務感や信念もない　　

なにを言いたいかというと　マスメディアが報道し　そのまま　流れていく　つぎつぎと事件や問題を取り上げ　報道しても　３０日
４０日すぎれば　人々から　記憶がうすれ　つぎの報道に　流されていく

これは　観光に行って　観光地を次から　次に見てゆくのに　似ている　物見遊山である　単なる興味本位だけである

新聞やテレビで　国土交通省の肩揉機を買ったり　一泊九万円の職場旅行　厚労省の使い込みや横領　外務省の過大な海外手当等々　
その時　暴いてきたが　読者も　その時は見てきた　だが　いま　それが　どう処置されたか　報道がないので　誰もその後わからない

そのまま　ゆるんでしまったかもしれない　放置されたかもしれない　やった役人のやり得になったかもしれない

これは　もっといけないことである　開き直られたかも知れない
なにより　悪事が繰り返されることは　最悪である
ここに　マスメディアの社会的責任がある　　これらの　報道した問題を　フォローしていかなくてはならない　　どの新聞もテレビもそうした　フォローをきっちりやっていない　

これからの日本や世界で　製造業(製造業では製造物責任が１０年位前に法的に義務付けられた）と違うメディア産業に　義務や責任を求めていく習慣が出来ていく必要がある　メディアは報道した告発類の記事について　規則や法律での処置がついてから　フォローする必要がある

メディアがたんなる　人の噂話をするだけでは　報道と言えない
人の噂話にも　ある程度責任を持つべきであるが（たいていの人はほとんど持っていないように見える）が　マスメディアとなると報道の真偽とともにその責任は多大である