西郷と月照は　南海の海に身を投げた
これが運命なのか　月照は帰らず　西郷は生還した
人の命と言うか　運命の変転というか　まったくわからない

どうしても　小沢氏と西郷が重なる　　二大政党政治を画して自民党を飛び出した　岩手の雪深い地で育ち　日本の政治を変える
という若き夢をもって乗り出した

一方　自民は　もう　その時代は来ないだろう　いったんこぼれた水は　元に戻らない　民主は頼りないが　新政府だろう
その立役者は小沢氏である　小沢氏が無ければ　いまの民主は生まれていない　単なる二番手の野党であろう

その新政府に刃向かうのは　西郷であり　小沢氏だ
雪国に育ち　人は雪を踏みしめ　踏みしめ誠実に歩むのだという
雪国の教えである　検察事件は誠実と関係ない

西郷は新政府では　もう意見が通らず　鹿児島へ帰ってしまう
おそらく　小沢氏も　もう二大政党が出来て　新政府が出来たから　もう　出る場面は無いだろう　時代が動いた　もう新政府は
古いものは　後ろに流れてゆく　小沢氏もそうだ

新陳代謝とは　そういうものだ　　鳩山　菅　小沢　もう後ろの景色である　時間は　前にしか進まない
次の選挙では　いっぺんに若くなる　もちろん谷垣氏も後ろの景色だ

そうして　この世は前へ　前へ　入れ替わり　入れ替わりすごい
スピードで進む　すべては古い皮は　はがれてゆく
それが　情勢であり方向だ　これは何者にも止められない
千葉のドジョウ　野田氏ももう古くなる　旬はまさに一瞬である
まさに３．４年が情勢を決めてゆく　そうして進む　ただそれだけである