駅ビルの普通のエスカレーターを登ると、そこはレストラン街だった。

と思わせるフロアなんですが、違います。
確かに、和食、カレー、中華、とんかつなどの多彩な味が選べるんですが、店の入り口は選べません。

はい。ひとつの店内に、複数の料理店が入ってます。

なにそれ？　と思いました？
僕も思いました。だから名づけて「多国籍カフェ」

日本の洋食「つるかめ」
蕎麦の「鐡右衛門」
パスタの「ベルニーニ」
カレーの「マラバール」
和食の「花や彩」
飲茶の「豊龍」
そしてカフェの「ボン・グー！」


これだけのキッチンが、ひとつの店に入っています。

「俺はとんかつが食いたい」
「あたしはホットケーキで十分なんだけど？」
な〜んて二人が一緒に入れる店です。

まとまりがない、といえば言えるんですが。
アラカルト的な発想が好きなみずもりとしては、気に入りました。

店内には小さなキッチンがずらりとならんでいます。
客のオーダーによって、それぞれのキッチンが腕を奮います。

今回僕は、カレーのＢセットを注文しました。
六種類のカレーの中から２種類を選べます。


ナンの他にライスも選べるそうです。

左のカレーはバターチキン〜マイルド。
右のカレーはダール〜豆のカレー。
６種類のカレーには、辛さに応じて星の数が印してあります。

Ａセットは950円　選べるカレーは１種類。
Ｂセットは1,050円　選べるカレーは２種類。　

ナンはけっこう大きめ。たっぷり食べられます。

残念ながら、パスタのベルニーニは先月末で撤退したようです。
でもきっと、近いうちに別なキッチンが入ってくれるでしょう。


食事の好みが違う人同士が、まとまって入れる珍しいお店だと思います。

え？ 個食を助長する？
なんのっ！ 個性は磨きあえばいいのです！