今回はちょっと番外編を。
普段は横浜・神奈川情報を載せている街角のテラスカフェ
ですけれど、この情報はなんとペルー！

といっても別にペルーに行ってきたわけではなく、要するに
出張で行った先にあったペルー料理店で夕飯をいただいたというわけ。
取材先はなんと、静岡県の掛川駅です。

店の名前はは、TOMI'S。
大きな看板の出ている入り口から階段を上って二階に入ると、
大きな液晶テレビが何語だか分からないニュース番組を流してました。

窓にはメロン大もある木彫りの丸い人形がそれぞれの表情を浮かべてる。

４人卓の机が八脚もあるくせに、お客さんは僕一人！？
ほかの二人は多分、お店の人だよね。という雰囲気。

その一人が、メニューを持ってきてくれた。いかにも日本語が
不得意そうな若い男性だ。
しばらく、メニューと格闘してみよう。

といっても、メニューにはちゃんと日本語と英語も書いてあって
写真と簡単な解説も載っている。
あれこれ見ていて、「ペルーの一般的な家庭料理」とらやを選んでみた。

セコ　コンビナド。
牛肉のクリアントソース仕込み、と説明がある。
クリアントソースってなに？　ま、食べてみれば分かるか。

いっしょにペルーのビール、セルベサ　クスケニャとやらもオーダー。
どんなのが出てくるか。



ペルービールですって。500円。

あれ？　栓抜きがないじゃん。どこ？　と思って手に取った金具は
なんと呼び鈴。さっきの男性が来てしまった。
と思ったらなんと、ビールの王冠を手でひねって開けてしまった。
「あ、そうだったんだ」と声に出して納得。

グラスに注いでいただきます。
へえ、けっこうあっさりして軽い感じのビールだね。

いっしょに出てきたおつまみは、ははぁ、どうやらトウモロコシを
揚げたんだな、って感じ。こりこりと歯ごたえあり。


こりこりコーンってところ？

さていよいよ主役登場。ペルーの牛肉料理だ。


セコ　コンビナド。意外と辛くないソース。1,100円。

この黒いソース、もしかして辛いかな〜とおもったらそうでもなく
なかなかの味わいでした。

一緒に豆料理がたくさんでてくるのは南米らしい感じ。
こちらは甘くも辛くもない味で、なんか物足りないような。
どうせならもっと意外性があってもいいのにな。

オーダーを取りに来た男性は店の女性と喋って笑い合っている。
内容なんてまったく分からない。
ペルーって、スペイン語だったかなぁ。

食べ終わってゆっくりしたところで、キッチンに。
伝票もなにもなし。男性が無言で紙に「１６００」と書く。
支払っておつりをもらって退散。

「ありあとござまし」
かろうじて知ってる日本語って感じだね。
あ〜僕も「グラシアス！」くらい言えばよかったなぁ。

セルベサ　クスケニャのアルコールが意外と強かったのか、
このあとみずもりはいい気分で夜の掛川の町を散策したのでありました。

え？　徘徊じゃないのかって？　し、失礼しました。