昨日（１９日）の段階でデモ行進は、「パーンファー橋を出発し、ペッブリタットマイ通り、ラチャダピセーク通り、ラープラオ通り、ラムカムヘン通り、スクムビット・ソイ７１通り、ラマ４世通り、ヤワラート通りを経由し、戻る予定」で、
新聞には、「上記報道が縮小され、パンファー橋を出発した隊列がヨムマラートからペッブリー通りに入り、アソーク通りとの交差点に到達したところで右折しアソーク通りをラーマ4世通りに向け進行し、ラーマ4世通りに入った後にルムピニー公園前を経由しサーラーデー交差点で左折しシーロム通りに入り、その後バーンラック交差点で右折しヂャルゥンクルン通りをヤーオワラート経由で進行し、パンファー橋に戻る予定」の報道が有りました。
本日は休みで、新聞報道を信じ、地下鉄の運賃のプローモーションを使う為、駅にカードの補充に行きました。
１１時半ごろラチャダーピセーク駅に着きましたが、・・・です。
ラチャダーピセーク通りに通じる路地には、赤シャツ軍団が居て、通りに入らないように強制的に迂回をさせていました。
赤シャツって交通規制を勝手にできるの？　ただの一般市民じゃないの？
僕は自転車で行ったので、交通規制には引っ掛かりませんでした。
通りに出た瞬間赤シャツで埋まっていました。ただし、北上する車線のみで南下車線は普通通りです。
　その様子は上の写真で片側４車線のうち２車線を駐車している車で埋めて声援をして、真ん中２車線を赤シャツが行進していました。
行進する車のほとんどはバイクがメインで、駐車している車はタクシーとピックアップトラックで、荷台から声援している感じです。
　駅にカードの補充をしに来たのですが、駅の入り口にはシャッターが下ろされていて入る事が出来ませんでした。



　そして赤シャツの警官？がパレードを写真に撮っていました。
写真なんか撮らず仕事をしろよ！です。
警官の仕事は、支障なく赤シャツを通す事？？？
訳が解りません。



　仕方が無いので買い物にカルフールに向かいました。
ラチャダーピセーク通りとラートプラウ通りの交差点では、警官が交通整理をしていましたが、赤シャツの行進の為に青にしっぱなしで、赤シャツの行進以外の車は待たされっぱなしです。
何時間？何分待っているのだろう？　赤シャツは過激なので文句を言うドライバーは居ません。



　この上の写真はラートプラウ通りで、左右に走るのがラチャダーピセーク通りです。
写真の右側から来て、写真奥のラートプラウ通りに右折して行きました。
行進は訂正報道では無く、最初の報道が正しかったようです。
　何分かこの行進を見ていましたが、「お祭り」その物です。
大音量の音楽・クラクションの嵐・交通法規無視（ノーヘル・蛇行運転など）・野次馬の声援・・・です。
交通警官に物申す！
「ノーヘルを捕まえてちゃんと仕事しろよ！！！」
このチャンスならがっぽり稼げるぞ！
でも、怖くて出来ないのでしょうが・・・。
ある意味「暴走族」に近いじゃん！です。
僕の目には、政府の退陣の為と言うより、ただの日頃のうっぷん晴らしにしか見えません。
普通でもバンコクの渋滞は有名ですが、赤シャツが動くと何時間車が動かないんだろう？
赤シャツには意義のある事？なのでしょうが、赤シャツ以外の人には大迷惑です。

　でもこのデモの経費はどこから出ているのだろう？
タクシン派のお金持ちからと言う噂が有りますが、いつまでお金が続くんだろう？
赤シャツの人達は、仕事をしなくても良いの？　仕事のお客さんに迷惑とか考えていないの？
デモが終わって仕事に行った時に、首は繋がっているの？
赤シャツ以外の人の「迷惑」を考えないの？
こんなに迷惑を掛けると、中立から反赤シャツになってしまう人も居るんじゃないの？
こんな事を続けていると、観光客が来なくなっちゃうじゃ無いの？
　考えても考えても、「タイの常識？」解りませんです。

　僕の大好きなタイ。早く普通の生活に戻れるようになって欲しいです。