今のタイ人の中で非常に尊敬される国王様が２人居ます。
ラーマ５世国王とラーマ９世国王です。ラーマ９世国王は、現在の国王様です。
普通のタイ人の家に行った時、食事をしに行った時、壁にある写真をご覧になった方は、沢山いらっしゃる事でしょう。その写真が大体、ラーマ５世国王かラーマ９世国王です。

　ラーマ５世国王様（チュラーロンゴーン王、チュラー・チョム・クラーウ王）は、１５歳で国王に即位し（在位１８６８年〜１９１０年）タイの近代化を推し進めた国王で有名です。
タイの法律と行政の整備、３０年かけて奴隷制の廃止、ナコーン・ラーチャシーマー（コラート）までの鉄道を初めて走らせ、道路網の整備、学校の設立、奨学金制度も導入した国王です。
当時回りの国（ラオス・カンボジア・ミャンマー等）が、次々にヨーロッパの植民地化をされる中、植民地化を防いだ事でも有名です。

　なので、学校の教科書にも出てくるタイ王国（シャム）の父と崇められ、家や店に写真が飾られ、銅像もあっちこっちに沢山有ります。



　写真は、タイ東部チョンブリー県シーチャング島に有るラーマ５世国王様の別荘だったプラジュタートゥトラーチャターンです。ここに行った日は、もちろんラーマ５世国王様の誕生日１０月２３日で、タイの全国各地からタイ人が押し寄せ、花を手向けお祈りしていました。外人は、僕１人だけ？？？
このシーチャング島は、普段は閑散とした漁師町？ですが、１０月２２日から２３日は宿が満室になります。行かれる方はお早めに宿を確保して下さい。

　ラーマ５世国王様の時代（初めての蒸気機関車の時代）、シーチャング島まで何日？掛かったのだろう？　車？・船（もちろんエンジンが付いていなかった？）
そこまで書いてある資料は見つけられませんでした。