タイにも救急車が有ります。が、公共の救急車は、無い？ようです。
約４年前ぐらいまで、民間のレスキューがほとんどでしたが、今では、徐々に病院専用の救急車が増えてきています。（ただし、病院の救急車は有料です）
　僕の家から約５０ｍの所で自動車事故が有りました。車と車の事故で１台のドアがべっこり凹んでいました。けが人は０です。
そこで、来たレスキューが写真のものです。
この車は、「報徳善堂」と言う民間のレスキューです。
民間のレスキューは、寄付により運営されていて、大きく２社有り、「義徳善堂」と「報徳善堂」です。
この２社の車は、普段普通の公道を走っていて、警察無線を傍受し、事故現場に警察より早く到着しているのを良く見かけます。レスキュー兼警察が来るまでの交通整理までしています。
と言う事は、警察に連絡すれば、レスキューが勝手に来るって事？？？
寄付で運営されているので、事故現場を優先する為に、１早く現場に直行しなければなりません。
２社間の早い者勝ちです。
上記の「報徳善堂」は中華街・プラップ・プラチャイ警察の前に有り、「義徳善堂」は、ラーマ４世通りのワット・フアラムポーングの隣に有ります。
２社とも建物の前に有る掲示板には、日本では見られない？酷い事故（モザイク無し）の写真が掲示されています。
「これだけの数・酷い？現場をこなしてきました」と言いたいが為？？？
そしてえぐい写真の更新？がまめに行われています。
この写真を見て、寄付が増えるのかな？？？
スプラッタ好きの方には、喜ばれそうな場所です。

　この民間のレスキューの活動の１部が、映画「ボディーガード・ナー・リイヤム」英名「ザ・ボディーガード」で、見られます。「ナー・リイヤム」は、「角ばった顔」なので、「イーサーン顔」と訳せば良いのかな？
この映画は、タイ語が解らなくても大笑いできる映画です。解ればもっと笑えますよ。

　でも、民間のレスキューの隊員って、ちゃんとした救命資格を持っているのかな？？？
資格が有るかどうか自体知りませんが・・・。
日本のように公共の救急車が有ると良いな！です。