バンコクでは、食事は、自炊するタイ人は非常に少なく、屋台やぶっかけ飯屋や食堂などで済ませる人が多いです。
現地で食べたり、ビニール袋に入れてもらい家で皿に移して食べます。
バンコクのアパートには、台所・炊事場がほとんど付いていません。作りたくても直ぐに作れない状況です。
当然タイは暑いので物が腐りやすく、電子レンジの普及率が良くありません。
アパートで１人や２人で住んでいる場合、自分で作るより買ったほうが安く、手間が要りません。
また地方では、屋台やぶっかけ飯屋が少なく、自炊している家庭が多くなります。
　
　僕は日本での朝食は、納豆・のり・焼き魚・おしんこ・味噌汁が定番でした。
朝から脂っこい食べ物は、食べられませんでした（胃がもたれてしまいます）
タイに来て、最初に驚いたのは、朝食で油ギトギトのおかずばかり売っている事です。
タイ語では、「・・・トート」（・・・揚げ）と言う食べ物です。
魚のほとんどの物は、焼くではなく、揚げてしまいます。
相方と娘に朝食を買いに行かせると、揚げ物ばかり買って来てしまいます。
せめて朝ぐらいは、胃にやさしい物を食わせてくれよ！です。
もちろん昼・夜は、脂っこい食べ物を食べなくてはなりません。
タイ人の胃袋は、日本人の胃袋よりも頑丈？？？タイ人の機械油？？？
タイに５年半住んでいますが、未だに慣れないのが油ギトギトの食事です。
さっぱりした食べ物が食べたい！です。

　タイでも「卵」は普通に売っていますが、いつ産んだ卵か解りません。
なので「卵掛けご飯」は、大好きなのですが、お腹を壊すのが怖くて食べられません。
　目玉焼きは、日本では少しの油で作ると思いますが、タイの目玉焼きは、沢山の油で揚げます。
ご飯の上にのせると、ご飯に油がギトギトに掛かります。
この１つをとっても作り方を工夫すれば、少しは、さっぱりした物が食べられます。
少しは考えてくれ！です。
　タイでさっぱりした食事は、「ジョーク」おかゆのような物ぐらい？です。
これはさっぱりした食事ですが、毎日続けては食べられません（具材が少なく飽きやすい）

　文句言うくらいだったら自分で作れば良いのですが、仕事が有る時には時間が無くて作れません。
仕事が休みの時には、なるべく自分で作るようにしています。
自分が食べたい物、相方・娘に食べさせたい物を作ります。
しかし、日本で自分で作った経験が少ないので、作り方が解りません。
今は便利ですね。インターネットでレシピを探し出し作っています。
しかし、日本食を作るとなると、食材費が高く値段が結構掛かります。
タイ人が普通に食べる食材は安いのですが、タイ人が食べない食材が高いです。
先日「肉じゃが」を作りましたが、豚肉９９バーツ、玉ねぎ１７バーツ、人参１５バーツ、じゃがいも４２バーツ（１ｋｇ）でした。
もちろん「だし醤油」を作るにも結構な費用が掛かります。
じゃがいもが非常に高い！じゃがいも無しじゃ、肉じゃがにならないし！です。
喜んでもらえましたが、結局、結構高いおかずになってしまいました。
「お袋の味」ではなく、「親父の味」を振舞いました。
相方・娘・従業員にはおかずとして、自分にはつまみとして作りました。

　日本食は、代替の安い食材を見つけて作らないと度々たべれませ〜ん。
タイで日本食を作るのには、工夫と頭を使わないと安く食べれません、です。