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from: てらちゃんさん
2010年01月29日 12時07分03秒
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タム・ブン その2
そう言えば普通の・一般的なタム・ブンは、まだ書いていませんでした。
一般的なタム・ブンは、お寺に行き、寄進(お賽銭・お布施)をしてきます。
書くと簡単なのですが、この他に色々なバリエーション?が有ります。
お坊さんに、衣や生活用品のタム・ブンや、お坊さんにお経をあげてもらったり、説法・説教をしてもらったりなど非常に沢山有ります。
今回ご紹介するのは、姪っ子の家でやった「タム・ブン」です。
姪っ子から「家でタム・ブンをするから来てね!」です。
相方に聞くと、相方の親父さん・兄・義姉がわざわざ6時間掛けて車で出て来るそうです。
かなり重要なタム・ブンなのかな?です。外人の僕も行かなければならないのかな?
そして先週日曜日に行って来ました。
うちは相方が美容室をやっているのですが、1番のかきいれどきの日曜日を休み、娘も連れて行きました。
姪っ子の家は、タイ政府がやっている「低価格住宅」(一戸建て)を買いました。
日本で言うと「建売集合一戸建て住宅」で、同じような家が隣同士で百数十件集まっている感じです。
その集合住宅の路地に面した約8軒の家での、合同のタム・ブンでした。
その8軒でお坊さん9人を呼び、各家の家族+その親戚・友人などが集まり、家内安全?を願うタム・ブンです。
その為、上の写真にある通り、お坊さんの手にあるタコ糸のような糸が花の間にある仏像に、そして仏像から各家に繋がれています。
そしてお経中は、9人のお坊さんの手から気?念力?を各家に届ける感じです。
約45分のお経が終わり、お坊さんの食事タイムです。
ん〜ん。普段ではこんな数のおかずやデザートにあり付けないほどの豪華料理が振舞われます。
食事が終わるとまたお経で、その後聖水?をお坊さんから全員に掛けて頂きました。
そしてお坊さんへのタム・ブンです。
オレンジ色のバケツは、お坊さんが毎日使う生活用品が入っています。
線香・ロウソク・石鹸・歯磨き粉などです。
この写真では解りづらいですが、お花の下には、「封筒」が置いてあります。
この中には、「お布施」が入っています。
普通「お布施」は、本人の気持ちを入れますが、今回は1家族最低1000バーツだそうです。
姪っ子・母親・おじいちゃん・叔父さん・叔母さん(相方)+その他の人で、ん〜ん相当な額ですね。
もちろん相方の分は僕が出しましたが、家族3人分?だから仕方無いか!です。
当然昼飯代も別途に掛かりました。
お布施をお渡しし、最後に各家を回り聖水?を家に撒かれていきました。
この写真が姪っ子の家の玄関です。
お坊さんがお帰りになった後、やっと僕達の食事です。
当然お坊さんの食べ残し?を食べました。やはりタイでは、お坊さんは尊敬されているんですね。
日本だと同じ食事を一緒に、そしてお酒が振舞われたりするんですよね。
タイでは、同じに食事は出来ませんし、お酒はご法度です。
タイのお坊さんには、日本のお坊さんより厳しい規則があります。
家にお坊さんを呼ぶと言うのは、僕は今まで結婚式と法事と新築の家しか知りませんでしたが、家内安全?の為に呼ぶ事も有るんだな、です。
ところで僕の家では、今までお坊さんを呼んだ事がありません。いつも他人の家にお邪魔しただけです。
僕の家にもいつか呼ばなければいけないのかな???
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