無事ソングクラーン休みで相方の実家からバンコクに昨晩戻って来ました。
ソングクラーン中の出来事は、テレビ・インターネットが使えない状況だったのですが、昨晩の政府側のテレビ報道を見ました。
大きく２つの映像を政府側が流したのですが、１つは、カーウサーン（カオサン）地区の沢山の死傷者が出た時の映像で、軍隊が赤シャツに突っ込んで行った映像で、赤シャツが後ろから撃たれて軍隊側に倒れる映像です。
これは、間違い無く赤シャツ側からの発砲による死者だと思われます。
もう１つの映像は、兵士が怪我をして運ばれる途中の映像で、赤シャツに車を停められ、「バット・ジェップ」（怪我をしている）と叫んでいる護送の兵士達を鉄パイプで殴り倒している映像です。
搬送していた兵士も間違い無く大怪我です。下手をすると死んでいるかも？
政府側の言い分は十分解りますが、政府側も赤シャツ側もお互いに「悪者の擦り付け」をしているように思います。
死人が出れば、赤シャツは政府のせいにし、政府は赤シャツのせいにしています。
どちらが正義なのだろう？？？

　黄シャツは空港を占拠、赤シャツはアセアン会議場を占拠、どちらも「テロ」と思うのは僕だけなのかな？？？
タイにも法律が有りますが、抗議活動やデモの時には、一切守られていません。
抗議活動やデモって法律を破った者勝ち？？？
守られない法律って、絵に描いた餅？？？
法律の意味って何？？？です。
もう訳が解りません。

　各新聞や報道などで言われているのは、赤シャツがラーチャプラソン交差点１本に絞り大集結をしている模様です。
日本人には、セントラル・ワールドや伊勢丹、ＺＥＮ、ゲイソンプラザと言えば解ってもらえるかな？
そこに大集結するようです。日本人がお土産を買いに行く場所です。
　赤シャツの言い分は、「この場所が１番経済に与える影響が大きい」と言っています。
もし、赤シャツが勝っても、外国人の旅行者に頼っているタイ経済を潰しているんだよ！
赤シャツは、自分の首を絞めているのが解らないのかな？？？
そして赤シャツは、政府の手助けをするこの地区のビルのオーナーには、脅しをかけています。
上記のデパートやホテルのオーナーは、タイの政財界に大きな力を持つ人達なんじゃないの？
赤シャツは、外国人やタイの政財界の大物は必要無いのかな？？？

　相方の実家に行った時に、久しぶりに会うタイの友達１０数人に聞きました。
「もし、赤シャツが勝って総選挙になり、赤シャツが勝った時には黄シャツが出て来ないの？」
「間違い無く出て来る」と総てのタイ人が答えました。
「赤シャツが勝っても、現政府が勝っても、終わりはいつ来るの？」
「・・・・・」です。
終わりが無いって事じゃないの！！！です。
タクシン元首相の１番の功績は、タイを真っ二つにし、終わらない内戦？を作り上げた人？？？
これがタイの常識・普通って事？？？

　この収束を付けられるのは、国王様しか居ないのでは・・・。です。

　今回の記載は総て僕の考えです。