娘は高校３年生で、無事卒業しました。
そして大学進学希望で、２/１９、２０の共通１次試験を受け、学部・学科試験を３/５、８日に受けました。
これでタイの国立大学入学試験は終了しました。
そして４/１０頃の試験発表に望みます。
うちは貧乏なので、私立大学へは行かせませんので（行かれないので）、受験戦争の中休み状態です。
父ちゃんは受かったと同時に金策に走らなければなりません。
　２/２８に高校の卒業式が有り、お別れの「サイン帳」ならぬ「サイン服」をもらってきました。
お別れの言葉を、ノートにでは無く、通学シャツに書き合いっこしてきました。
ほとんどの学生は、「水性ペン」で書かれていて、涙？や汗で、帰って来た時には、ぐちゃぐちゃでした。
洗いたてのシャツならともかく、１日着たシャツでは、「臭〜い」です。
おまけに洗濯出来ないし！
匂いが無くなるまで、乾かすしかないのかな？
果たして匂いが抜けるのかな？？？
上と下の写真が、制服の前・後ろです。



　そして翌３/１は、日本で言う「謝恩会」？のようなものが有りました。



　この催し物は、卒業式と違い「私服」での参加となりました。
娘は、４００バーツ掛けて参加しましたが、この日の為に「４０００バーツ」掛けてドレスを新調した子も居たそうです。
数日前に「洋服を友達と買いに行くからお金頂戴！」と言われ、お釣りが来るように５００バーツ出しましたが、不服そうでした。
後から母ちゃんからも５００バーツもらい、１０００バーツを握り締め買いに行きました。
「せびる時に、ちゃんと理由を説明しろよ！」です。
１０００バーツのうち４００バーツで洋服・靴を調達しました。
５００バーツで足りたじゃん！！！
でもその買い物に一緒に行った友達は、４０００バーツ分買った人が居たそうです。
その子は、学校１番のジュラロンゴーン大学を目指す秀才です。
その子ぐらい勉強が出来れば２０００バーツ払ったのに！です。（本当かな？）



　おいおい！どこのお店の子だあ！！！です。
娘以外は、大人っぽく見えます。
何か変なお店を想像してしまうのは、僕だけ？？？

　この謝恩会？が盛り上がり、娘は夜中の１時半に戻って来ました。
日本のように学校外に出る人は居なく？、学校内で１時過ぎまでわいわいがやがややっていて、友達のお父さんの車で送ってもらいました。
タイ人はお祭り好きで、時間や迷惑を考えず、お構いなし、です。
心配する身にもなってみろよ！！！です。



　３/８の最終試験が終わってからは、娘は暇人です。
ろくに勉強もせず、テレビ・フェイスブック・漫画三昧です。
１日中家に居て遊びほうけていて、僕も相方も機嫌が良く有りません。
「勉強しないのなら、アルバイトでも探して来い！！！」です。
本屋・ロータス・ローソン・７－１１と採用されませんでした。
そして一昨日から、家近くの「マックス・バリュ」でアルバイトし始めました。
娘にとっては、給料をもらえる仕事は初めてです。
１日８時間労働で２２０バーツ、残業１時間４０バーツだそうです。
そして稼いだお金の行き先は、「ブラック・ベリー」（ノキアの携帯電話）だそうです。
約１ヶ月休み無しで働いて、お金を使わなかったら買えます。
当然？親父には回してもらえそうもありません。
仕事初日家に帰って来てからは、娘の毒舌？です。
「とおちゃん、日系企業は、あれ駄目これ駄目で厳しい」
「お客さんが来たら椅子から立ち上がらなければならない。漫画を読んではいけない。腕組みも禁止・・・」
「馬鹿、当たり前だ、仕事ってそんなもんだよ！！！お金をもらうのには、我慢が多いんだよ！それを俺は毎日やっているんだ！」です。
お金をもらう厳しさ・有り難さが少し解ったのかな？？？
良い社会経験になってもらいたいです。