私の出身小学校では、「ともだち」という学校新聞がありました。
児童が書いた作文でよいものを学校全体に配るというものでした。
誰が書いたか分からないように匿名です。

その中に、小２の女の子が書いた、「ともだち」という作文から、引用させていただきます。

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　わたしは、すこしだけかみをきるつもりでした。でもびようしさんがどんどんかみをきっていきます。
　わたしは、とちゅうでなみだがでそうでした。おかあさんに「あした学校にいきたくない」といいました。
ともだちになんていわれるかわからなかったからです。
　おかあさんは、「とってもにあうよ」といいました。けれどもわたしはしんじられませんでした。
　つぎの日学校につきました。ともだちが「○○ちゃん、かみきったん。(訳：髪切ったの？）かわいいよ。」
といってくれました。わたしはとてもうれしかったです。ともだちっていいなとおもいました。

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この作文が載ったのは、私が小６の秋ごろでした。私はこの作文をドキドキしながら読んだのを憶えています。
この作文だけ切り抜いて、今でも机の中に保存しています。

親に無理やり連れて行かれたのか、勇気を出して女の子が髪を切っている姿や気持ちを想像し、とてもドキドキしながら、今でも思い出します。私が髪フェチになったのは、このころです。