新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

断髪フェチ集まれ

断髪フェチ集まれ>掲示板

公開 メンバー数:329人

チャットに入る

サークル内の発言を検索する

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: aさん

    2010年08月13日 02時06分28秒

    icon

    整理下手な私の・・・4

    予約を済ますと、私はカットソーとジーンズに着替え、キャスケットを目深に被り家を出ました。「すみません」予約を入れた美容室は歩いて5分程のショッピング街

    予約を済ますと、私はカットソーとジーンズに着替え、キャスケットを目深に被り家を出ました。

    「すみません」
    予約を入れた美容室は歩いて5分程のショッピング街の中にある店で、いつも行くところより小さく店構え
    も古い感じがします。

    「いらっしゃいませ。ご予約の方ですね。お荷物をお預かりします。こちらのお席へどうぞ」
    年配のやや派手な女性美容師が私を待っていました。
    私は荷物を預け、思い切って帽子を脱ぎその女性に預けました。
    「あらら〜」
    女性は言いながら荷物と帽子を預かり私をカット台へと誘いました。

    見たところ私以外お客はいないようです。
    他の人の好奇の目がないのは安心しましたが、一方「この店全然人いないし大丈夫かしら?」
    と、少し不安な予感もしてきました。


    ケープを巻かれ、鏡を前にした私の髪を触り、刈られた部分を確かめると美容師さんは
    「どうしますか?内側の髪だけなら中だけ切って外側の髪を被せることもできるけど、お客さん外側の髪も結構切ってしまってるから。短くなった髪に合わせて全体を揃えた方がいいけれど。」
    と言って美容師さんは私の刈られた方の髪を櫛でとかして短くなった部分を指し示しました。
    言われてみると、前髪からサイドに繋がる部分が一緒にバリカンに巻き込まれてたようで耳の上ぐらいの長さに切れてしまっています。

    「そこが目立たないように、全体を短くしてください」
    仕方なく私は美容師さんに頼みました。

    「分かりました。全体的にかなり短くなりますけどしょうがないですね。こじんまりしちゃうのでパーマ当てますか?華やかになりますよ?」
    美容師さんが提案してくれました。

    私は今までショートヘアにしたことがなかったのと、どちらかというとウエーブのかかった華やかな髪型が好みだったので、こじんまりしてしまうという言葉に怖気づいてしまったのかもしれません。

    「はい。パーマもお願いします」

    私はカットとパーマをオーダーしました。


    美容師は私の髪を霧吹きで濡らすとブロッキングをして、襟足ギリギリの所に鋏を当て、ジョキジョキと後ろ髪を切り落としていきました。
    首があっという間に露になりました。
    私の髪は次々にブロッキングを解き思い切りよくジョキジョキと切られていきます。
    特に襟足は地肌ギリギリに入念に鋏を入れています。
    そして後ろから頭頂部へカットはうつり、頭頂部の髪を上へ持ち上げ根元三センチぐらいのところで思い切りよく切っていきます。長い髪がバサバサと床へ落ちてゆきました。

    次はサイドです。
    刈ってしまったサイドに改めてバリカンを当て、耳の周りをぐるっと刈り上げ、バックと繋げていきます。
    そしてその上の方の髪を耳上の長さで刈り上げの長さに合わせて揃えていきました。
    刈っていない方の髪も無造作にバサバサと切り落として行き、同じようにバリカンで耳周りを当たり、上の髪を刈った長さに揃えて短く切っていきました。

    最後に前髪です。
    櫛ですいてやや上の方へ持ち上げると一気におでこが見えるぐらいの長さに切っていきました。

    そしてあっという間に後ろとサイドが刈り上げられた、まるで男の人のような短髪になってしまいました。
    つい一時間前まではセミロングの巻き髪だったのに・・・。

    呆然とした私に美容師さんが
    「だいぶこじんまりしちゃったけどね。今パーマ当てて華やかにしてあげるからね」
    と慰め?の言葉をかけてくれました。
    「はい。お願いします」
    わたしは縋るような気持ちで、そう答えました。


    続いて美容師さんはパーマのロットを用意しました。
    いつもかけるボディパーマよりも随分細いロットです。

    「髪が短くなったからロットも細くなるんだな」
    私はそのぐらいに考えていました。

    美容師さんはパーマが好きなのでしょうか。先ほどのカットのときより明らかに上機嫌で鼻歌など歌いながら、私の髪にロッドを巻いていきます。
    あっという間に私の頭全体に細いロットが巻かれました。

    「ちょっと熱いけどね。我慢できなかったら言ってくださいよ」
    そう言って美容師さんは私の頭にオカマ(今時!)を被せました。

    そして数十分経った頃でしょうか。
    美容師さんがオカマを外しロットを外していきました。

    それはもう驚きました。

    まるで大仏様そのもののヘアスタイルの私が鏡に映っているのですから。

    「えーーーーーー!」

    思わず声を上げた私を、美容師さんは歓声と勘違いしたのか

    「貫禄のあるお母さんらしいいい感じになったでしょ。これから洗い流して乾かしてあげるけど
    それは華やかよ〜」
    とご満悦です。

    そうです。この年代の言葉は悪いけどおばちゃん美容師さんにとっての華やか=こってりパーマ
    だという事を今になって思い知ったのです。

    でももうこの短さではどうしたって直しようがありません。

    腰が抜けそうになりながらも、どうにかシャンプー台へ行きパーマ液を洗い流してもらい、髪を乾かしてもらいました。

    「はい、できましたよ〜。華やかでしょ」

    鏡に映った私の頭と言ったら、超短髪のパンチパーマそのもの。

    これからこの頭でどうやって生活していけばよいかと真っ暗な気持ちになりました。

    これが私の身に起こった整理下手が引き起こした事件の顛末です。


    おわり

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 2

    icon拍手者リスト

    ルイ 舞花

  • from: aさん

    2010年08月13日 01時58分39秒

    icon

    整理下手な私の・・・3

    しばらく呆然と座り込んでいた私は、これから友人に会う約束をしていたこと、そしてもう家を出る時間だった事を思い出しました。そして、数時間後には息子が戻っ

    しばらく呆然と座り込んでいた私は、これから友人に会う約束をしていたこと、そしてもう家を
    出る時間だった事を思い出しました。
    そして、数時間後には息子が戻ってくることも・・・。

    少し冷静になった私は重い足取りでリビングに戻り、ザックリ刈り取られた髪の束を拾い上げ、ゴミ箱に捨てました。
    そして刈られた髪が落ちた床に掃除機をかけました。

    「ハーーーーー・・・」

    まったく今日という今日ほど自分のだらしなさが呪わしかった時はありません。
    自分がバリカンを出しっぱなしにしていたせいで、自分が電話の子機を使いっぱなしにしていたせいで。。。
    こんな天罰がくだろうとは。

    再び重い心を奮い立たせ、友人に断りの電話を入れ(今度は電話かどうかきちんと確かめましたが)、
    美容室へ電話を入れました。

    行きつけの美容室には恥ずかしくて到底頼めないので、タウンページで探して近所の美容室に電話をしました。

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

  • from: aさん

    2010年08月13日 00時38分29秒

    icon

    整頓下手な私の・・・2

    あ、私は恥ずかしながら前にも言った通り大変整理が悪く、いつも物を使いっぱなしにしているので、自慢になりませんが電話の子機も大抵使いっぱなしで元の場所に

    あ、私は恥ずかしながら前にも言った通り大変整理が悪く、いつも物を使いっぱなしにしているので、
    自慢になりませんが電話の子機も大抵使いっぱなしで元の場所に戻されていることがないのです。
    で、子機の音を頼りにベッドの上、棚の付近、洗面所やベランダまで探しましたが、見つかりません。
    その間にも電話は私をせきたてる様に鳴り続けています。

    「下で話して置きっぱなしたのかも!」
    私は一階のリビングへ降りてみました。

    果たして一階のリビングのガラステーブルの辺りから呼び出しのライトが点滅して見えます。
    焦っていた私はその子機をむしりとる様にして、耳に当て外線ボタンを指で探りました。

    カチ★

    「?!」
    私が違和感を感じると同時に
    「ブイーーーン」
    「ガガガガ」
    と電話とは程遠い音が私の耳に飛び込んできました。
    それと同時に肩に軽くかかったセミロングの巻き髪が音を立てて電話に巻き込まれ、床に落ちました。

    私が子機だと思って耳に当てたものは、午前中息子の頭を刈った家庭用バリカンだったのです。

    「イヤーーーーーーー」

    とっさに手にしていたバリカンを投げつけましたが、すでに時遅しです。

    全身ワナワナ震えながら、耳元に手をやってみると、髪があった部分にゾリっとした感触がします。
    震える足で洗面所まで行き、鏡を見てみると、耳の上が息子の頭を刈った3mmで大きく刈り上がっている無様な姿が映し出されました。

    「そんなそんなそんな・・・・どうしようどうしよう・・・・」

    わたしはショックでその場にへたり込んでしまいました。

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

  • from: aさん

    2010年08月12日 14時11分03秒

    icon

    整頓下手な私の・・・1(小説)

    32歳文江です。専業主婦であるにも関わらず整理整頓が苦手な私の身に起こった災難を聞いてください。私は昔から整理整頓ができない性質で、特に出したものを元

    32歳文江です。
    専業主婦であるにも関わらず整理整頓が苦手な私の身に起こった災難を聞いてください。

    私は昔から整理整頓ができない性質で、特に出したものを元に戻すという普通の人からしたらごく当たり前なことがどうしても出来ず、昔から「だらしのない人」「もっとしっかりしなさい」と言われ続けてきて、私自身も「こんなことではいけない」と常々小さな反省の繰り返しでした。

    そして先日起こったあの出来事もそんな私の出しっぱなしに端を発した事だったと思います。。。


    夏休みのその日は、午前中に息子の頭を家庭散髪して、その後塾の夏期講習へ送り出し、午後からは大学時代の友達と久しぶりにお茶をする予定でした。

    外出のために着替えて、二階のドレッサーの前で化粧を済ませ、髪を巻き終わったそのときです。
    電話の呼び出し音が聞こえました。


    ※すみません。断髪小説なのですが、小説のサークルに入っていないので、こちらに投稿してみました。もし不適切でしたら削除願います。

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 1

    icon拍手者リスト

  • from: ヤーニャソさん

    2010年08月06日 00時33分56秒

    icon

    前下がりボブ

    はじめまして。今日からサークルに参加させて頂きました、ヤーニャソと申します。宜しくお願いします。私は、前下がりボブの女性が大好きです。今の職場にめっさ

    はじめまして。

    今日からサークルに参加させて頂きました、
    ヤーニャソと申します。
    宜しくお願いします。

    私は、前下がりボブの女性が大好きです。
    今の職場にめっさ形の綺麗な前下がりボブの女性がいて、毎日興奮冷めやらぬ中仕事しています。

    先日彼女を口説き、セミロングから、あごラインのボブにしてもらいました。本来であれば、前下がりのボブで、うなじは短めにして貰いたかったんですが、良心が邪魔をして、おしゃれボブを美容師にお願いしてしまいました。

    次回こそは、直線が綺麗な前下がりボブ&うなじ刈り上げに挑戦してもらうつもりです。

    彼女は、一生に一度は坊主にしてみたいと言ってくれていて、甘えて徐々に短い髪型をお願いしちゃおうと企んでいる次第です。

    簡単ですが、自己紹介まで

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 4

    icon拍手者リスト