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from: CINOSさん
2009年12月05日 22時19分13秒
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赤黄
すっかり秋というか冬になりましたが
こちらでは紅葉まっさりです。
写真の木も見事に赤く染まってますが
何故緑の葉が黄色や赤色に変化するのかちょっと調べてみました。
すると以外な事に発見、赤と黄は同じ仕組みではないようです。
葉が緑に見えるのは、葉緑体の中にある葉を緑色に見せる色素、
葉緑素(クロロフィル)が沢山あります。
秋になると、クロロフィルは老化してアミノ酸に分解し
葉緑体の中には黄の色素カロチノイドも含まれていますが、
クロロフィルの量はカロチノイドに比べて8倍と多いため
緑の葉に見えます。
しかし、秋になりクロロフィルが分解されると緑色が消え、
隠れていたカロチノイドの黄色が表に出てきて
イチョウのように葉は黄色くなります。
モミジのように葉が赤くなるのは、落ち葉の準備で
クロロフィルが老化して分解したアミノ酸と葉の中にある
糖分を材料にアントシアンという色素が合成されるからで
褐色になる場合はアントシアンの代わりに
フロバフェンという色素ができるためだそうです。
なるほど、少し利口になりました(笑)
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