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  • from: orimasaさん

    2008年06月04日 07時36分09秒

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    日本周遊紀行(116) 鹿島・・・Ⅲ「鹿島神宮の要石宮」


    大鳥居をくぐり、参道をまっすぐに東へ歩くと赤い楼門が構えている。 
    楼門内、参道の右手に拝殿があり、拝殿の後方に本殿、御神木、鏡石と並ぶ。 更に、参道はまっすぐに奥に延び、突き当たりに奥宮がある。 奥宮から左手へ降りていくと、御手洗池、右手奥へ進むと「要石」(かなめいし)が祀られている。
    要石社は、「鹿島神宮」が地震や津波除けの神様であることは、余り知られていない・・?、神社参道の最奥に奥宮があり、そこの「要石宮」は地中の鯰(なまず)を押さえている・・と伝えられ、震災除けの神といわれる。
    実際、日本の各地に鹿島神社や要石神社があって、震災除けの霊験があると伝えられている・・。 

    その一つに旧東海道の宿場、沼津の先に原の宿が在る、今の東海道線の原駅近く「千本松原」で有名なところだが、ここの一角に「要石神社」があるという。 
    東海地方を襲った安政の大地震の時、東海、関東地方は地震と津波により大災害を発生させたが、ここ「原の宿場」は地震、津波とも全く無害だったと言われる。 
    鹿島、原の要石は地表露出部こそ小さいが、地中部は大岩魁が連なっているという。
    昨今、東海、関東地域における地震予測が公表されているが・・、一度、原の「要石神社」にも、お参りしなくてはと思うが・・、後に予定している「西日本周遊」の時にでも立寄ってみよう。

    蛇足だが・・、拙宅の檀家寺は臨済宗妙心寺派で京都の妙心寺に本山を置くが、この禅宗・臨済宗の「中興の祖」といわれるのが「白隠禅師」であり、この地域の原駅近く、「松蔭寺」の出身である。
      
    <font size="2" color="#0000FF">「 駿河には 過ぎたるものが 二つあり 富士のお山と 原の白隠 」
     と慕われている。

    次回は、 水郷・「潮来」


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