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  • from: orimasaさん

    2008/12/25 10:52:44

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    日本周遊紀行(117)対馬 「李承晩ライン」


    「李承晩ライン」・・・!!、若い人はご存知であろうか・・?、

    しかし、李承晩は「対馬、竹島は韓国のもの」と、更に主張を通すため実力行使に出た。
    李承晩ライン(りしょうばんライン)は、昭和27年(1952年)1月18日、韓国初代大統領の李承晩の海洋主権宣言に基づき設定した漁船立入禁止線で、韓国では「平和線」と呼んでいる。 海洋資源の保護のため、韓国付近の公海での漁業を韓国籍以外の漁船で 行うことを禁止したものである。これに違反した漁船(主として日本国籍)は 韓国側による拿捕・臨検の対象となり、実際に銃撃される事件まで起こった。 国際法上の慣例を無視した措置として日本側は強く抗議したが、このラインの廃止は昭和40年(1965年)の「日韓漁業協定」の成立まで待たなくてはならなかった。
    協定が成立するまでの13年間に、韓国による日本人抑留者は3929人、拿捕された船舶数は328隻、死傷者は44人を数えたという。

    今現在、韓国は李承晩ラインによって「竹島」を実効支配しているが・・?、
    壱岐、対馬の歴史的価値は、日本の稲作文明、鉄器文明の海上経由の地であり、中国、朝鮮の中継基地であった。 日本が開いた根源の地であったが、「通商多くして、尚、人民馴染めず」で過去から現在まで大方そのようで、昨今も中国、韓国とは領土的にもお互い一線をかし、政治的にも相容れないものがある。
    近隣の国同士とは、このようなものであろうか・・?、ここには国威意識があるようだが、日本は果たして・・??。


    再び、朱色の平戸大橋を渡り返して国道204を南下する。
    山間部を少々走ると道の駅「昆虫の里・たびら」(田平町)があった、こちらで小服をとる。 それにしても、敷地内入口にカブトムシの大きなモニュメントが、目立つように建っている。 季節になると多種な昆虫が生息し、あるいわ採取できるのであろうか・・?。確かに、周辺は低山地帯に囲まれた田園、里山の風情があり、日本の田舎原風景を呈している。豊かな緑に囲まれた環境には、多くの甲殻昆虫が生息し、淡水の魚類も多そうではある。 赤い屋根のログハウス風の建物の情報によると、この近くにはやはりというか・・「たびら昆虫館」とやらがあって、館といっても自然のままの畑や小川、池、雑木林、草原を再現し、そこに集まる昆虫などの生物を観察する施設であるという。 子供達に人気のカブト虫やクワガタ、蝶やトンボなどの昆虫が沢山生息しており、案内の係員が丁寧に説明してくれるので楽しく学べるという。
    今、休憩しながら、今夜の宿を確保するために地図を広げている。 長崎県というのは複雑な地形をしているのに、今更ながら驚いた。中心に大村湾という大きな海域を有していて、沿岸にそって一筆書きのような行程を進めると、どうも具合が悪いようである。 沿岸地方の地域を周回気味に進行して小生ではあるが、ここ長崎に到っては要地、要所を選択しながら行くしかないようである。 ともあれ、今夜の宿は雲仙の温泉地・小浜温泉にどうやら決められたので一安心である、そこを目標に進むとする。

    国道204は相変わらず山中をひた走る、同じように鉄道が並んでいる。 江迎町、佐々町と丘陵地に囲まれた田園地帯を行く、田舎とはいえ道は良く整備され、山中ではあるが上下動、左右の屈曲は殆ど無く、目に優しい青葉の緑を満喫しながらの快適なドライブである。
    丘陵地の山肌には、濃い緑色の葉をもつ「枇杷」の木が目立つ、 西九州は枇杷の産地か・・?、果実に害虫除けであろう白い袋が被せてあるのも有る。今が成熟期であろうか、細長い葉の間に橙色の枇杷の実が点々と繁っていて、山肌全体に濃い緑と橙色と白色の配色が実に奇麗である。
    枇杷の木は中国が原産で、江戸期に長崎に入ってきたらしい。樹木は 10メートルぐらいになるそうだが、栽培用としては、他の果物と同様に、収穫しやすい高さに手入れをされている。 国内の主な生産地は長崎の「茂木枇杷」(長崎市の南地区)だそうで、やはりこの辺りが移入原産になるのかもしれない・・?。 他に、千葉県以南の「富浦町の枇杷」、四国「伊予市の唐川」などが主要産地らしい。
    枇杷の実は種が大きいのが、やや難点だが、熟したものは皮がスルスルと剥け、実はチュルチュルと甘く美味しい、小生の好みの果実の一品である。 又、枇杷の葉は「茶」として「枇杷葉湯」と呼ばれ、サポニン、アミグダリン、ビタミンB17、タンニン等を含み、美容、健康によいと言われている。

    次回は、佐世保です・・、



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