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  • from: orimasaさん

    2009年12月22日 13時57分44秒

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    日本周遊紀行(42)奥尻島 「あの時の記憶・・!」

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    日本周遊紀行(42)奥尻島 「あの時の記憶・・!」


    国道228号線の「江差ソーランライン」の海岸線を北上するにしたがって、沖合いに横たわっていた。
    あの「奥尻島」が次第に近づいてくる。 
    奥尻島へは江差の港からもフェリーで乗り付けることができるらしいが、1日1便と数は少ない。



    奥尻島」について・・、

    この島の南西部の青苗地区はかって、1993年(平成5年)7月12日に起こった「北海道南西沖地震」の主要地である。
    その中心部は津波の被害を受け、200人あまりの死者を出した地域であるのは周知である。

    その後、防波堤などの大規模な津波対策がなされ、特に、その後に発生した「スマトラ沖地震」を参考に、島における津波対策の先進地ということで、各国の防災担当者から注目をあびることにもなったという。



    1993年7月12日22時17分頃、北海道南西沖、奥尻島近くの日本海海底でマグニチュード7.8の地震が発生した。 

    震源の深さは約3kmで小樽市、寿都町、江差町、青森県深浦町で震度5を観測した。


    奥尻島には当時地震計が設置されていなかったが、被害状況から震度6と推定されている。
    そして、地震発生数分後に「大津波」が発生したのである。



    あの日のこの頃、小生は既に布団に入り、見ていたTVも消してオフタイマーのラジオを聴きながら寝に付こうとしていた。 
    ボンヤリ聞き入っていたラジオから突然、NHKの定時番組が切り替わり、臨時放送を流し始まったのである。 

    始めの地震情報からすぐに津波の状況を伝えていて、次第にその様子が明らかに成るに従って、小生の聞く耳は緊張を強いられ、眠気をスットばしたのであった。 
    特に、当地に偶々(たまたま)宿泊していた、ある報道カメラマンの体験談話は、その恐怖と安堵感が迫真に迫るものがあった。 


    この夜、小生は殆ど寝ずに聞き入っていたが、うたたね同様の、短時間の浅い睡眠で翌朝目が覚めると、今度はTV映像が津波で襲われた地域が大火事になって燃え盛っているのであった。
    そんなあの日の事が思い起こせるのであった。


    これは余分だが・・、<br>
    やはり、同じ時刻同じ状態で、2002年9月11の夜を思い出すのである。 


    ニューヨーク発であったが、11日夜、同時多発テロが米国を襲い、ニューヨーク市のWTC(世界貿易センタービル)が破壊され、ワシントンの米国防総省の本部(ペンタゴン)も損害を受けたときである。 
    ニューヨークでは数千人が命を落としたとみられ、犠牲者数を約1万人とする報道もあったのであるが。




    「奥尻島」の事である・・、<br>

    地震の後の、それに伴う津波によって、死者行方不明231人、負傷者305人、家屋全半壊流失937軒にも及ぶ大きな被害を出した。 
    地震発生後、津波は地震発生後の約5分後に奥尻島の海岸を襲い、最高で西海岸・藻内地区の背後の谷筋にそって海抜30.6mの地点まで海水が上昇したという。 
    この時、22時22分に札幌管区気象台から大津波警報が発令された時にはすでに到達後であった。



    島南端の砂州の上に広がる青苗の最南部市街地の「青苗五区」では、第一波が西からの直撃波として押し寄せ、全戸が完全流失し、ここで70名の死者を出した。

    奥尻島の最南端の青苗岬のすぐ沖合海域を東に向かって回り込んだ津波は、本震発生の7分後、背後に当たる島の南部、初松前集落付近に集中して、ここで13.2mもの海面高を示したとされる。 

    人口80人の初松前は全戸流失して32人もの死者を出した。 

    本震発生後16分ほどして海水は、市街地北側防波堤の付け根の隙間から市街地の北部に浸入して、市街地のなかに強い南下流をつくった。 


    木造家屋の柱や屋根材、家具などはこの南下する強い流れに運ばれ、南側防波堤の付け根付近で海に投げ出された。 

    津波の翌日に撮影された航空写真には、市街地を薙払った海水の強い南下流の存在を示す、内港の水面をびっしりと覆った木片の浮遊が見られた。 

    南端の青苗岬では2m以上の波が1時間に13回も観測されていたという。



    又、北海道・本島でも大規模な津波が観測されており、島牧村栄磯では7.5mの高さまで津波が到達し、又、ここ北檜山町・瀬棚町・大成町(現せたな町)などでも死者を出していた。


    津波で壊滅的打撃を受けた青苗地区では、12日22時40分頃、翌13日0時30分頃と相次いで火災が発生した。
    津波で倒れたホームタンクからの灯油漏れ、道路寸断により他地区から消防車の応援を得られなかったなどの要因により火は燃え広がった。

    鎮火に至ったのは最初の出火から11時間後で、延焼面積は約5ha、焼失は190棟に及んだ。 だが、火災を直接の原因とする死者はなかったようである。




    奥尻島は、一見フラットに見えるが、島の中心部から南西部よりの位置に、島内最高峰の神威山(標高584m)が立ち上がっている。

    奥尻島の主な目玉は、漁業および観光で、特に夏場はとれたてのウニやイカが絶品という。
    特にウニは特産らしく青苗地区の浜には、「ムラサキウニ」をモチーフにしたマスコットキャラクターの「ウニマル」が立つという。


    又、同地区に奥尻島津波館が建ち、津波慰霊碑が立つ。


    次回は「寿都」



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