2008年 08月 26日 08:37 JST
　　　　　　　 前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225　 12878.66 14691.41 11787.51

　　　　　　　　 +212.62 2008年1月4日 2008年3月17日

同9月限<0#2JNI:> 12870

東証株価指数　　　 1239.25

ＴＯＰＩＸ先物　　 1240.5

シカゴ日経平均先物 12685 （ドル建て）

　　　　　　　　　 12685 （円建て） 　　　　　　　

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　［東京　２６日　ロイター］　きょうの東京株式市場では、日経平均が軟調に推移する見通し。米国株の下落やドル安／円高などの外部環境の悪化が重しになりそうだ。米市場で金融セクターが下落したことを受けて東京市場でも銀行株が売られる可能性があるとの声も出ている。ただ、引き続き実需がついてこないなかでの短期筋による先物中心の取引が予想されているため、これまでのレンジの下限の１万２６００円台では買い戻しが入るとみられている。

　日経平均の予想レンジは、１万２６００円─１万２８００円。


２５日の日経平均を押し上げた外部環境がきょうは逆転。ダウ工業株３０種.DJIは２４１．８１ドル安の１万１３８６．２５ドルに下落。ドルは１０９円台前半に下落して推移している。これを受けて輸出関連株などに売りが出そうだ。

　また、米連邦預金保険公社（ＦＤＩＣ）がカンザス州の地銀、コロンビアン・バンク・アンド・トラストを閉鎖したことや、韓国の規制当局が、買収先候補の１つとしてリーマンを検討していた韓国産業銀行（ＫＤＢ）について、外国金融機関の買収に懸念を示したことを受けて米金融セクターが売られた。クレディ・スイスがアメリカン・インターナショナル・グループ（ＡＩＧ）(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)について第３・四半期決算は大幅赤字になるとの予想を示したことも悪材料になった。「米金融セクターへの不安が根強い。２５日の銀行株高は買い戻しに過ぎなかったため、きょうは銀行株にあらためて売りがでそうだ」（準大手証券）との声も聞かれる。

　一方、日本市場では商いが細り続け、東証１部売買代金が今年最低を更新し続けている。きょうも実需筋は様子見にまわり、短期筋による先物中心の取引になるとみる向きが多い。このため「先物だけでは新たな方向感は出にくい。レンジの下値を本格的に割り込むのは難しい」（三菱ＵＦＪ証券投資情報部部長代理、山岸永幸氏）との声が聞かれ、１万２６００円台では買い戻しの動きが出ると予想されている。

http://jp.reuters.com/