「経済状況見て3年後に消費税引き上げ＝首相」
2008年 10月 30日 18:47 JST
　［東京　３０日　ロイター］　麻生太郎首相は、３０日午後６時過ぎから官邸で追加経済対策の決定を受けて記者会見し、税制抜本改革に関連し「大胆な行政改革を行った後、経済状況を見て３年後に消費税の引き上げをお願いしたい」と消費税引き上げに言及した。

　また、解散・総選挙のタイミングについて「追加経済対策を実現し、国民生活に応えることが一番」とし、解散を先送りする考えを示した。こうした点について、連立を組む公明党とも意思疎通ができていると語った。

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「政府が追加経済対策、国費5兆円・事業規模26.9兆円程度」
2008年 10月 30日 18:40 JST
　［東京　３０日　ロイター］　政府は３０日、財政支出を伴う国費は５兆円程度、事業規模は２６．９兆円程度の追加経済対策を発表した。家計への緊急支援として総額２兆円を限度とする生活支援定額給付（仮称）を実施する。

　このほか、金融市場安定化策では証券優遇税制を３年間延長する。銀行等保有株式取得機構等の活用などについては「与党において引き続き検討する」との記述にとどめた。

　一方、中小・小規模企業等への支援策については、緊急信用保証を６兆円から２０兆円に、政府系金融緊急融資を３兆円から１０兆円にそれぞれ拡大する。

　追加経済対策の財源は赤字国債に依存せず、特別会計積立金等を活用する。

　中期プログラムとしては、経済状況好転後に、財政規律、安心な社会保障のため、消費税を含む税制抜本改革を速やかに開始。「２０１０年代半ばまで段階的に実行する」と明記した。

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「３年後に消費税引き上げ　首相表明」
　麻生太郎首相は30日午後の記者会見で「経済情勢を見た上で3年後に消費税引き上げをお願いする」と述べた。 (18:13)

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