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from: 花岡 実太さん
2009年03月24日 13時33分01秒
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090324 日経平均が続伸、海外勢や公的年金の買い観測
2009年 03月 24日 12:09 JST
[東京 24日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸。一時、前日比200円を超える上昇となった。米政府の不良資産買い取り計画の詳細発表を好感し米株が大幅高となっており、信用不安の後退から銀行など金融株が買われた。
外為市場ではリスク選好姿勢の回復から円安が進行しており、自動車やハイテクなど輸出株もしっかり。公的資金の買い観測が引き続き出ているほか、欧州など海外勢の買い戻しも入っているという。
前場の東証1部騰落数は値上がり1255銘柄に対して値下がり372銘柄、変わらずが87銘柄だった。
「米不良資産買い取り計画」の詳細が示され23日の米ダウは500ドル近い大幅な上昇となったが、「やや行き過ぎ」(準大手証券)との声もあった。実効性など不透明な部分もあるなかでの株価の急上昇には売り方の踏み上げ的要素が大きかったという。市場では「失望リスクなどを踏まえて売っていた向きが、大手民間投資家の参加表明や2月の米中古住宅販売が6年ぶりの大幅な伸びとなったことで買い戻しを迫られた」(同)との指摘が出ていた。
東京市場では前日場中に詳細が伝わり米株高を先取りする形で上昇しており、買い一巡後は伸び悩んだ。テクニカル的に短期的な過熱感も出ており戻り売りもみられている。
ただ「米不良資産買い取り計画」に関しては「抜本的な解決からはほど遠いとの意見もあるが、民間投資家が儲かるかもしれないと思って参加するインセンティブが含まれたスキームになったことは評価されるべきだろう。ストレステストによる不良資産の査定や、その切り離しに関して具体策が出ており、金融問題の解決に向けて前進しているとみるべきだ」(ユナイテッド投信投資顧問シニアファンドマネージャーの高塚孝一氏)と一定の評価が出ている。
このため限定的とはいえ金融不安はいったん後退。市場筋によると、朝方のバスケット注文では売り270億円、買い580億円と買い超になり、欧州など海外勢の買い戻しが入っているという。TOPIX銘柄対象の公的年金による買いが400億円程度入っているとの観測も出ていた。
外為市場ではリスク選好姿勢の回復から対ドル、対ユーロでも円安が進行。ユーロ/円は5カ月ぶり高値となる水準となっている。
個別銘柄では、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)、三井住友フィナンシャルグループ(8316.T: 株価, ニュース, レポート)などの大手銀行株が上昇。キヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)などの主力輸出株も円安と米株高を背景に買われた。
(ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-37124020090324-
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