2009年 03月 26日 08:29 JST
　　　　　　　 前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225　 8479.99 14691.41 　 　 7054.98

　　　　　　　　 　 -8.31 2008年1月4日 2009年3月10日

同6月限<0#2JNI:> 7150

東証株価指数　　　 818.49

ＴＯＰＩＸ先物　　 699.5

シカゴ日経平均先物 8460 （ドル建て）

　　　　　　　　　 8375 （円建て）

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　［東京　２６日　ロイター］　きょうの東京株式市場で日経平均はしっかりの展開が予想されている。予想を上回る２月の米新築住宅販売や米耐久財受注でマクロ環境の改善期待が強まっているほか、期末接近で売り方も下を攻めにくい。高値警戒感もあるがガイトナー米財務長官発言でやや波乱含みの為替が落ち着けば、薄商いのなか上値を試す動きもみられそうだという。配当権利落ち分は市場推計で４０─５０円程度となっている。


　日経平均の予想レンジは８３００円─８６００円。


　２月の新築１戸建て住宅販売が前月比４．７％と１０カ月ぶりの高い伸びを示したほか、２月の耐久財新規受注が予想に反し、前月比３．４％増と増加に転じたことでマクロ環境の改善期待が強まっている。特に米住宅市場関連の指標では、１月米住宅価格指数、２月の米住宅着工件数、２月米中古住宅販売と前月比プラスが続いており、前年同月比ではまだ大幅減少が続いているものの、今回の金融問題の震源地である米住宅市場に変化の兆しが出てきたことが注目されている。


　２５日の米ダウは８９ドル高と反発。きょうの東京株式市場でも「マクロ環境の改善で株価も底堅く推移する見通し。前日は主力輸出株などが一服商状だったが為替が落ち着けば小高くなりそうだ」（大手証券情報担当者）との予想が出ている。

　外為市場は、ガイトナー米財務長官が、国際通貨基金（ＩＭＦ）の特別引き出し権（ＳＤＲ）の使用拡大についてはオープンだと発言したことでやや波乱含みの展開になっている。

　

　日経平均の２５日移動平均線からのかい離率は１２．１％と高値警戒感もあるが、「期末接近で商いが薄くなるなか上値を試す動きも出そうだ」（準大手証券エクイティ部）との見方もあった。


　（ロイター日本語ニュース　伊賀　大記記者）

http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK025198520090325