2009年 03月 30日 08:13 JST
　　　　　　　 前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225　 8626.97 14691.41 7054.98

　　　　　　　　 -9.36 2008年1月4日 2009年3月10日

同6月限<0#2JNI:> 8630

東証株価指数　　　 824.53

ＴＯＰＩＸ先物　　 826

シカゴ日経平均先物 8640 （ドル建て）

　　　　　　　　　 8560 （円建て）

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　［東京　３０日　ロイター］　きょうの東京株式市場で日経平均はもみあいとなる見通し。前週末に米株が反落したほか、週初で方向感が出づらい半面、月末のドレッシング買い期待が下支えになりそうだという。日経平均は２７日に売りに押されて大引けたこともあり、朝方は買い戻しが入るともみられている。

　市場では「米株の反落などを受けて、東京市場では前週の短期的な過熱感はいったんおさまるのではないか」（国内証券）との声が出ている。

　日経平均の予想レンジは８５００円─８７００円。

　

　２７日の米国株式市場では、大手銀行首脳が１─２月期と比べて３月の業績が振るわなかったとの見方を示したことから、金融株が下落。指数も反落した。　

　米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)のワゴナー最高経営責任者（ＣＥＯ）は、オバマ政権の要請を受け辞任することに合意した。オバマ大統領は３０日に経営再建中のＧＭとクライスラー[CBS.UL]に対する追加支援計画を発表するとみられているが、「不透明感は払しょくされていない」（国内証券）という。


　きょうの東京市場は年度末を明日に控え、底堅い展開が予想される一方、市場では「株価水準が上昇したこともあり、公的年金などの買いは前週後半からやや鈍っているようだ」（大和証券ＳＭＢＣグローバル・プロダクト企画部部長の高橋和宏氏）との声が出ている。

４月の新年度入り以降も買い支えが継続するかについては見方が分かれており「新規マネーの流入があまり期待できないなか、需給悪化への警戒感は強い」（国内投信）という。

　　

　（ロイター日本語ニュース　石渡亜紀子）

http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK026078020090329