2009年 03月 31日 08:05 JST
　　　　　　　 前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225　 8236.08 14691.41 7054.98

　　　　　　　　 -390.89 2008年1月4日 2009年3月10日

同6月限<0#2JNI:> 8200

東証株価指数　　　 789.54

ＴＯＰＩＸ先物　　 787.5

シカゴ日経平均先物 8195 （ドル建て）

　　　　　　　　　 8115 （円建て）

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　［東京　３１日　ロイター］　きょうの東京株式市場で日経平均はもみあいとなる見通し。３０日の米株は大幅続落となったが、日経平均は前日に先取りして４００円近く下落しており、きょうは為替の落ち着きなどを背景に底堅い動きになるとみられている。

　市場では「米株安を受けて朝方は売り先行となるかもしれないが、下値が堅ければ買い戻しが入るだろう」（国内投信）との声が出ている。


　日経平均の予想レンジは８１００円─８４００円。

　

　きょうの日経平均は、３０日のシカゴ日経平均先物終値（ドル建て）の８１９５円を軸にした展開となりそうだ。「月末である一方、４月２日の２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会合（金融サミット）を前に、あまり大きく売り込めない」（国内証券）という。

　国内投信関係者は「今回の日経平均上昇局面のなかで、個人投資家は売り越し基調が続いていた。下値では個人投資家の買いが待機しているのではないか」とみている。


　ただ、外部環境は厳しい。米政権は、ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)とクライスラー[CBS.UL]について破産処理を行う可能性もあると明らかにした。一方、ヨーロッパでは、金融システム不安が再び強まっている。スペインは金融危機が始まってから初めての銀行救済を発表、英独も金融機関の支援策を明らかにし、欧州株式市場を圧迫した。市場では「これらの問題は長期化する可能性が大きい。４月２日の金融サミットでどのような対応策が出るのか、市場の関心を集めるだろう」（国内証券）との声が出ている。　

　（ロイター日本語ニュース　石渡亜紀子）

http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK026208620090330