2009年 06月 23日 08:01 JST
　　　　　　　 前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225　 9826.27 10170.82 7021.28

　　　　　　　　 +40.01 2009年6月12日 2009年3月10日

同9月限<0#2JNI:> 9830

東証株価指数　　　 922.48

ＴＯＰＩＸ先物　　 921

シカゴ日経平均先物 9665 （ドル建て）

　　　　　　　　　 9600 （円建て）

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　［東京　２３日　ロイター］　きょうの東京株式市場で日経平均は反落する見通し。２２日に米株が大幅な下落となったほか、原油などの商品市況も軟調だったことを受けて、東京市場では輸出株や資源関連株を中心に売り先行となりそうだ。

　２５日移動平均線水準の９６００円半ばが下値として意識される一方、市場では「押し目買い意欲は依然、強く、２５日線を割ればインデックスファンドなどの買いが入るのではないか」（大和証券ＳＭＢＣグローバル・プロダクト企画部部長の高橋和宏氏）との声が出ている。


　日経平均の予想レンジは９６００円─９８５０円。


　２２日の米株式市場は大幅下落。ダウ平均は２００ドル値下がりし、Ｓ＆Ｐ５００は年初来でマイナスとなった。世界銀行が世界経済の見通しについて、引き続き不透明感が非常に強いとし、大半の主要国の２００９年度成長率予測を下方修正したことをきっかけに経済の健全性をめぐる不安から幅広い銘柄が売られたという。市場関係者からは「世界銀行の見通しが理由付けとなっているが、一服感が出た側面の方が強いのではないか」（国内証券）との指摘も出ている。


　一方、２２日の米原油先物相場では、原油先物CLc1が７０ドル割れとなった。松井証券営業グループ営業企画ユニット・サブリーダーの土信田雅之氏は、株安、債券高、原油安の構図になっていると指摘する。「午後のアジア株次第では、東京株式にもう一段の下押し圧力がかかる可能性もある」と述べた。半面、「景気回復期待は依然あり、下値が大きく崩れることは想定しづらい」（国内証券）との声もあった。
　

　（ロイター日本語ニュース　石渡亜紀子記者）

http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK027300520090622