2009年 06月 26日 08:08 JST
　　　　　　　 前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225　 9796.08 10170.82 7021.28

　　　　　　　　 +205.76 2009年6月12日 2009年3月10日

同9月限<0#2JNI:> 9790

東証株価指数　　　 919.77

ＴＯＰＩＸ先物　　 919

シカゴ日経平均先物 9955 （ドル建て）

　　　　　　　　　 9905 （円建て）

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　［東京　２６日　ロイター］　きょうの東京株式市場で、日経平均は強含みの展開が予想されている。２５日の米株が大幅高となった一方、シカゴ日経平均先物終値（ドル建て）が９９５５円まで上昇したことから、東京市場でも買い先行で始まりそうだ。２日間下回っていた２５日移動平均線を２５日に再度クリアしたことから、上値期待が強まり１万円をトライする場面も予想されている。

　市場では「景気回復への期待感からセンチメントは強い。週末だが、先物や午後のアジア株の動き次第では上値追いとなる可能性がある」（明和証券シニア・マーケットアナリストの矢野正義氏）との声が出ている。


　日経平均の予想レンジは９７００円─１万円。


　２５日の米株市場では、家庭用品小売大手ベッド・バス・アンド・ビヨンド(BBBY.O: 株価, 企業情報, レポート)の決算が予想外に増益となったことを好感し、小売り株や住宅建設株を中心に上昇した。「７月初めからの米決算シーズンを前に、決算全般に期待の持てるよいサインとなった」（国内証券）という。


　国内では、来週２９日に５月の鉱工業生産速報、７月１日に日銀短観６月調査が発表されるが、いずれも強い数字になるとみられている。明和証券の矢野正義氏は「来週にかけてマクロ面での改善基調を確認できるという期待が先行する」と述べた。ロイターがまとめた民間シンクタンク２３社の予測では、大企業製造業の足元ＤＩの予測中央値がマイナス４３となり、３月短観のマイナス５８から１５ポイントの大幅改善となっている。非製造業ＤＩの予測中央値はマイナス２７で、３月短観のマイナス３１から４ポイントの小幅改善。先行きも改善傾向が続く見通しとなっている。


　２５日の東京市場では海外の年金筋とみられる買いが観測されたが、海外投資家による６月期末を意識したドレッシング買いが引き続き入る可能性も指摘されている。


　（ロイター日本語ニュース　石渡亜紀子記者）

http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK027637320090625