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from: 花岡 実太さん
2009年07月24日 12時15分12秒
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090724 米景気、弱い回復の始まりの可能性=米地区連銀総裁
2009年 07月 24日 09:16 JST
[カールスバッド(米カリフォルニア州) 23日 ロイター] 米ダラス地区連銀のフィッシャー総裁は23日、米経済見通しは上向きつつあるが、この回復がどの程度持続可能であるかについては疑問があるとの認識を示した。
総裁はフォーラム向けの講演で「向こう数四半期の実体(経済)活動見通しは改善している」と指摘。その上で「勢いがネガティブから若干ポジティブに変わっているのを目にしており、これが全体的にポジティブな勢いを強めている。おそらく弱い回復の始まりだろう」との見方を示した。
悪化傾向にある失業率については「大いに懸念」していると述べたほか、個人消費の回復は緩やかなものとなり、経済回復に力を与えるには不十分との認識を示した。
総裁は記者団に「V字型の回復になるとは思わない」と発言。景気の回復は弱いものになり、トレンド成長率は総じて「このところの景気サイクルでわれわれが慣れている水準を下回る」との見方を示した。
総裁は「消費と貯蓄の調整が進み、労働力の再配置が進む間、つまり、新しい歯車ができ、それがうまくかみ合うまで、低めの成長率が続くだろう」と述べた。
「必ずしも(景気に)二番底が必要なわけではない。問題は、その後の経済成長のペースだ。われわれは過度のレバレッジを原動力とする成長率に慣れてしまった。そうした感覚をすべてリセットする必要がある」と述べた。
また、連邦準備理事会(FRB)は、金融政策動向が政治的な思惑に左右されているとの印象を与えないようにする必要があると発言。「金融政策の効果は時間を置いて少しずつ浸透するもので、政治的に都合が良いとされる以前に(金融)引き締め政策の『引き金を引く』必要があることを、われわれはしっかりと認識している」述べた。
同総裁は09年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有していない。
インフレについては「現時点では問題ない」としながらも、これまでの積極的な金融緩和政策が、インフレファイターとしてのFRBの名声に「永続的なダメージ」を与える可能性があると指摘。
「受け入れられるリスクと受け入れられないリスクをあえて線引きする段階に近づいたと考えている。今年秋までに3000億ドルの国債を買い入れる計画については、拡充や延長を望まない」と述べた。
総裁は、FRBによる国債などの資産買い入が予定額に満たない可能性があるとの見解も示した。
総裁は講演後、長期国債やモーゲージ担保証券(MBS)買い入れプログラムについて「発表済みの買い入れ計画を完了しなければならないかもしれないし、その必要はないかもしれない」と述べた。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-10194320090724?sp=true-
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