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from: 花岡 実太さん
2010年12月26日 14時37分46秒
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中国が25bpの追加利上げ:識者はこうみる
2010年 12月 26日 08:41 JST
[北京 25日 ロイター] 中国人民銀行(中央銀行)は25日、 金融機関の期間1年の預金金利と貸出金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げると発表した。約2カ月間で2度目となる利上げを実施し、インフレ抑制に向け一段の措置を講じた。市場関係者のコメントは以下の通り。
●予防的引き締めが狙い、年初実施より効果的
<モルガン・スタンレー(香港) 首席中国エコノミスト QING WANG氏>
今回の利上げは、中国当局のインフレを前もって抑制する意向あるいは予防的な引き締めを示している。
利上げは来年初めに行うよりも、年末前に行うほうが引き締め効果が大きい。中長期の貸出・預金金利は基準金利に基づいて年初に再設定されるからだ。
●引き締め局面に入ったことを示唆
<招商銀行(深セン) エコノミスト XU BIAO氏>
驚きだ。今年2度目の利上げは中国が引き締め局面に入ったことを示唆している可能性がある。
また今回の動きは最近の不動産市場の動向に対応しているかもしれない。深センのような都市では不動産価格が大幅に上昇している。人民銀行は利上げによって資産価格の上昇を抑制したいと考えている可能性がある。
●来年3月までの追加利上げは予想せず
<HONGYUAN証券(北京)のアナリスト、HE YIFENG氏>
若干驚いた。ただ、市場では歓迎されるだろう。中国人民銀行(中央銀行)が年内に利上げに踏み切ったことは、2011年初旬の利上げの確率が低くなることを示唆している。3月より前に利上げがあるとは予想していない。
●2011年に75bpの利上げを予想
<ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(香港)のエコノミスト、ブライアン・ジャクソン氏>
年内の利上げは予想していたが、クリスマス当日に発表したことには驚いた。利上げは普通、クリスマスプレゼントにもらいたい物ではない。ただ、中国の場合、これは賢明な動きだ。
流動性と与信を抑制するために預金準備比率などの量的措置を利用するだけでは十分ではなく、与信のコストを調整すること、つまり利上げが、物価圧力を制御するために必要であることが、これまでよりも一層明白になっていると考える。今回の利上げは、中国当局がこうした見方をしつつあることを示唆している。2011年に75ベーシスポイント(bp)の利上げがあると予想している。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-18786720101225-
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