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from: 花岡 実太さん
2011年03月29日 10時25分46秒
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スペイン大手貯蓄銀行が公的資金注入を要請ー民間資金の調達を断念
2011年 3月 29日 8:49 JST
【マドリード】スペインの大手貯蓄銀行バンコ・バーセは28日、新たな自己資本規制を満たすため銀行再編基金(FROB)に対し14億5000万ユーロ(約1670億円)の公的資金の注入を求めることを明らかにした。これは、経営不安に陥っている同国の貯蓄銀行が民間からの資金調達に困難が生じていることを示している。
バンコ・バーセは中小地域貯蓄銀行が統合して誕生した、資産規模でスペイン第3の貯蓄銀行。同行は、新規株式公開(IPO)による資金調達を断念し、FROBに出資を仰ぎ部分国有化を受け入れることを決めた。FROBの出資規模はまだ決まっていない。
スペインの貯蓄銀行は、不動産開発業者向け融資を膨らませたところに、不動産バブルが破裂し大きな痛手を受けている。スペイン銀行(中央銀行)は同国の金融機関に対し、28日までに資本増強策について取りまとめるよう求めていた。スペイン銀行は、貯蓄銀行各行には統合や上場によって資金調達を図るよう指導していたが、バンコ・バーセは民間投資家を呼び込むことは難しいと判断した。
関係筋によれば、バンコ・バーセはIPOを行っても調達可能額が少なすぎることから公的資金の導入に踏み切ることにした。同行は1、2年後に株式を上場することを検討するとみられるが、一方で年内に年金やヘッジファンド向けに株式を私募発行する可能性もあるという。
スペイン銀行は先に、不動産融資損などを補てんするため、同国の金融機関は貯蓄銀行を中心に151億5000万ユーロの増資が必要との見方を示していた。信用不安に陥っているポルトガルは、欧州連合(EU)に金融支援を仰ぐ方向に向かっているとみられている。一方スペイン政府は、同国の金融機関は今後数カ月中に資本増強を図るとして、ポルトガルの金融危機がスペインに伝染するのではとの懸念を払しょくすることに懸命になっている。
記者: Pablo Dominguez
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_211841-
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