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from: sachikoさん
2011年11月02日 14時24分23秒
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パーキンソン病の運動障害の原因となる脳の電気信号異常に新発見
自然科学研究機構・生理学研究所の南部篤(ナンブ・アツシ)教授の研究グループは、京都大学霊長類研究所の高田昌彦(タカダ・マサヒコ)教授らと共同で、パーキンソン病に関連する大脳基底核とよばれる脳の部位で見られる神経の電気信号の“発振”現象が、正常な神経の信号を邪魔することで、手足が動かしづらいなどの運動障害の原因となっていることを明らかにしました。さらに、研究グループは、パーキンソン病モデル動物(モデルザル)の大脳基底核の中の特定の細胞集団(視床下核)に薬物を注入し、この発振を一時的に止めることで、運動障害を緩解させることに成功しました。今回の研究成果は、欧州神経科学学会誌(European Journal of Neuroscience、2011年11月1日号電子版)に掲載されます。
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