H-2さん、訓練内容を説明していただきありがとうございます。

>陸上自衛隊の対馬警備隊が威嚇射撃
　なぜこのようなことができたのは、H-2さんがご覧になった長崎新聞の記事に書かれていた「緊急対処事態」が関係しています。
　この「緊急対処事態」を受けて、国民保護等派遣を命ぜられた自衛官は、警察官などがその場にいない場合に限り、警察官職務執行法の避難等の措置、犯罪の予防及び制止、立入、武器の使用の権限を行使することができます。
　また、対馬市のローカル紙である対馬新聞2018年11月9日号によると、テロが起きた北部住民及び負傷者を南部に陸路での避難支援は、長崎県警が西部の国道、陸自が東部の県道を担当したとことです。
　そして、テロリストが銃撃した場所は県道近くであったので、対馬警備隊が現場に駆けつけ威嚇射撃ができたのです。
　ちなみに対馬新聞は自社HPがありますが表示できなかったので、陸路での避難支援の記述はコピーした記事を基に書きました。

　乱文ですが、以上です。よろしくお願いしますm(_ _)m。

こんにちはMP5さん(^_^)。

今回、対馬で行われた訓練は、現実に起こりうる、実戦的な想定だったのではないか思います。
対馬で重大なテロ事件が発生し、警察署で対応できない場合は、長崎市に隊舎がある長崎県警機動隊と、福岡県警の特殊部隊（SAT）が出動することになるでしょう。
これらの部隊は自衛隊の輸送機などで派遣されるのでしょうが、対馬に到着するまでには、ある程度の時間がかかります。
政府による治安出動命令が早い段階で発令された場合、対馬に常駐している陸上自衛隊の対馬警備隊は、警察の機動隊や特殊部隊よりも早く展開できます。
その結果、対馬警備隊がテロリストに対して武器を使用することも想定されます。
治安出動による武器の使用は、MP５さんが記載されたように、警察官職務執行法に基づいて行われます。
自衛官が警察官職務執行法に基づいて武器を使用し、テロリストを制圧した場合、検事や裁判官に対して、射撃した理由を説明しなければなりません。1発ずつ、射撃した理由を検証される可能性があるため、機関銃や自動小銃を部隊で一斉に連射して、テロリストを制圧することは難しいでしょう。
基本的に銃器は、単射での使用になると思います。また人質がいない場合は、テロリストの急所を外して撃ち、さらに可能であれば、テロリストを逮捕する必要があります。逮捕の罪名は状況によりますが、おそらく公務執行妨害罪でしょう。
また、銃を所持したテロリストに威嚇射撃を実施するというのは、あまり現実的ではありません。おそらく人質の救出という想定が中止になったため、やむを得ず威嚇射撃を行うことになったと推測されます。

まとまりの無い文章になってしまいました(^_^;)。
実際に治安出動が発令されたことはありませんが、自衛官が警察官職務執行法に基づいて適切に武器を使用できるよう、訓練を重ねる必要はあると思います。