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  • from: Knob Turnerさん

    2011年04月24日 23時57分58秒

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    仕掛け人


    ご無沙汰しております。
    まずは、今回の大震災で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災地の方々が少しでも健やかに過ごすことができますように。

    さてこの度、並木書房から以下のような本が発売されました。自分はたまたま書店で見つけて購入したんですが、第2次大戦中に活躍したジェドバラチームを取り上げたもので、大変貴重なものだと思います。
    ご存知の方も多いと思いますが、“ジェドバラ”は大戦中に米OSS(戦略事務局。CIAの前身組織)、英SOE(特殊作戦執行部)、自由フランス軍、ベルギー、オランダなどが共同で運用していた多国籍要員から成る潜入工作班で、主にフランスなどナチスドイツ占領下の国々へ潜入し、破壊工作や情報収集、現地レジスタンスの支援などまさに現代における不正規戦を象徴するような活動に従事していました。また、同じ欧州地域で活動していたOSSのOG(作戦グループ。15名編成の特殊工作班でジェドバラと同様に敵地での不正規戦を実施)や英SASと合同作戦を行うことも多かったようです。
    ジェドバラ(Jedburgh、略して"Jeds"と呼ばれていたそうです^^)には戦後、米軍特殊部隊や諜報機関の創成期を支えることになる人物も所属しており、有名どころでは"The Father Of Special Forces"(特殊部隊の父)と呼ばれるAaron Bank大佐(故人)、後のヴェトナム戦争でMACV-SOG司令官を務めたJack Singlaub少将、William Colby(CIAの10代目長官。故人)などがいました。
    特にBank大佐は最初の第10特殊部隊グループを創設する際、ジェドバラチームやOSS作戦グループをモデルにドクトリンや任務概念を作り上げたと言われています。現在のODA(特殊部隊Aチーム)が10名前後の編成で敵地へ潜入し、様々な特殊作戦を行う例なんかはまさにその典型ですよね。

    最近の特殊部隊の動向もいいですが、時にはこういった温故知新が大切かもしれません。

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  • from: H-2さん

    2011年04月02日 07時01分40秒

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    福島の原子力発電所について

    東北では未だ厳しい状況が続いています。
    到底「復興」と言える状況ではありません。
    特に福島第一原子力発電所の状況は深刻です。

    この事態に対応するため、アメリカ政府は海兵隊員による化学・生物兵器事態対応部隊「CBIRF(シーバーフ)」約140人を日本に派遣しました。
    CBIRFは、地下鉄サリン事件を受けて1996年4月に設置された米軍で唯一常設の化学・生物兵器事態への即応部隊です。
    また報道によればCBIRFは、高濃度汚染地域からの被災者の救出・搬送、汚染源の特定と汚染濃度の観測、要員・部隊の除染などに従事するとのことです。
    このような専門部隊の大規模派遣はありがたいと思います。

    日本政府や東京電力の初動対応には明らかに誤りがあったと思いますが、とにかく、アメリカやフランスなど各国の協力を得て、一刻も早く事態の沈静化と、放射性物質の拡散防止に努めてもらいたいと思います。

    また福島第二原子力発電所には街宣車が侵入し、後に運転手が逮捕されています。
    犯行の動機は「目立ちたかったから」だそうですが、自分から被爆しに行っている訳ですから、本当に愚かで迷惑な行為だと思います。
    このような人間が今後も現れるかどうか分かりませんが、警察や自衛隊を活用して警備を強化せざるをえないでしょう。
    ただし、福島第二原子力発電所は、第一原子力発電所から10キロ程度の場所にあり、通常の装備で活動するのは無理ですから、専用の装備を使って、複数の人員を短時間のローテーションで常駐させる位しか、対応策は無いと思います。

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