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from: H-2さん
2013年07月25日 13時15分05秒
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こんにちは、予備役士長さん(^_^)。
画像、ありがとうございました<(_ _)>。
掲載元のサイトは私の英語力が乏しいため確認できませんでしたが(^_^;)、とても貴重なものだと思います。
オーストラリアでの訓練とのことですので、パースに所在する対テロ訓練施設「キリングビレッジ」での映像かもしれませんね。
この施設は突入訓練施設である「キリングハウス」をより大規模にしたもので、市街地戦闘訓練も可能とのことです。
オーストラリア政府は有料でこの訓練施設を各国のテロ対策部隊に使用させており、日本警察もかなり前から使用しているようです。
日本警察がこの施設を使用しているという話は「TWILIGHT WARRIORS(邦題、特殊部隊全史)」という書籍に記載されています。
この本が発行されたのは1995年であり、SATの部隊発足は1996年ですから、前身部隊であるSAP(警視庁)や零中隊(大阪府警)の時代から、日本警察はパースの訓練施設を使用していることになります。
この写真の装備で、まず目に付くのは迷彩服でしょうね。
日本での公開訓練でSAT隊員は紺色のアサルトスーツを着用しています。SATの前身部隊SAPのOBである伊藤鋼一氏は、現役時代に陸自の迷彩服を着て訓練をしていたと軍事専門誌の記事に記載した事がありますが、実際に迷彩服を着ている姿が公開されたのは今回が初めてです。
この迷彩服は陸上自衛隊で使用されている物ではないかと思います。
また右腕の上腕部に円形のワッペンを付けていますが、やや赤みがある色で、以前から知られている青色のワッペンとは異なるものです。
このワッペンは大阪府警SATで独自に作成した物かもしれません。
また頭部はフリッツ型の防弾ヘルメットを着用し、顔はゴーグルにバラクバラというスタイルです。
日本では海上保安庁の特殊部隊「SST」がよく使用するスタイルです。SATは今まで、公開訓練では防弾フェイスガード付きのヘルメットを使用していたのですが、このスタイルで登場したのも初めてです。
胴には防弾ベストの上からタクティクカルベストを着用していますが、予備弾倉を携行しているように見えます。また銃に関しては、MP5A5にダットサイトとフラッシュライトを装着しています。
ダットサイトはやや高い位置に装着していますが、これはゴーグルや防弾バイザーを付けた際にもサイトを覗きやすくするためだと思います。
以上のように、この写真のSAT隊員の装備を見ると、日本で公開された装備とは随分異なっていますね。
装備が異なる理由は推測するしかありませんが、おそらくオーストラリアでのSATの装備は狭い場所に突入するための装備というよりも、市街地でのテロリスト制圧を想定した装備なのではないかと思います。
防弾バイザーを着用していない理由は、市街地での活動なので身を隠す場所が容易に存在するからであり、予備弾倉を携行している理由は、複数のテロリストと長時間撃ち合うことを想定しているからだと思います。
個人的な考察が多くなり、申し訳ありませんでした(^_^;)。icon
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from: 予備役士長 - 2さん
2013年07月24日 01時44分23秒
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from: H-2さん
2013年07月20日 22時25分10秒
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はじめまして、ポコペンペンさん。
H-2といいます。
掲示板の話題は特殊部隊に限定されているわけではありませんので、どうか気軽にコメントして下さい。
映画や小説、社会情勢など、どんな話題でも結構です。
日数がかかるかもしれませんが、基本的には必ず返信します。
また御質問等があれば、私でよろしければ答えられる範囲で回答しますし、もしかしたら他のメンバーの方々が回答してくれるかもしれませんね。
それでは今後とも、宜しくお願いしますm(__)m。icon
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from: ポコペンペンさん
2013年07月20日 07時01分55秒
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from: H-2さん
2013年07月17日 11時48分42秒
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こんにちは、Knob Turnerさん(^_^)。
この映画、凄いストーリーですね。
しかも実話と聞いて、さらに驚きました。
諜報機関を扱ったノンフィクション小説を読むと、この手の潜入工作員は「協力者」などと呼ばれており、途中で切り捨てることなく、最後まで面倒を見るのが大原則のようです。
一度「切り捨てた」という事実が広まってしまうと、他の協力者からも信用を無くし、誰もその機関に協力しなくなるからだそうです。
そういう意味では、より大物の協力者を守るためとはいえ、MI5は致命的なミスを犯したと言えるでしょう。
イギリスの諜報活動の実態が裁判で明らかにされてしまったら、目も当てられません。
また、McGartland氏は何度も暗殺されかかっているとのことですので、このような事態を避けるためにもイギリス政府が責任を持って保護する必要があると思います。icon
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from: H-2さん
2013年07月17日 11時27分20秒
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秘密保全法について
こんにちは(^_^)、暑い日が続いていましたが、今日はかなり涼しくなりましたね。
今月の21日には参議院選挙が行われます。
今回はこの選挙の結果を受けて成立する予定である「秘密保全法」について取り上げます。
特殊部隊とはあまり関係ない話題なのですが、御容赦下さい(^_^;)。
日本に対する諜報活動を取り締まる「秘密保全法」が、参院選の終了後、今年の秋に成立する予定です。
2011年に作成された有識者会議による草案を見ると、この法における「秘密」とは防衛、外交、公安に関する情報であると規定しています。
また故意、過失により秘密情報を漏えいさせた者を処罰し、秘密情報を取得する行為や、国外犯も処罰の対象となるようです。
どの国にも必ずと言ってよいほど存在する法律ですが、日本ではなかなか成立できませんでした。
この法律が無いために、日本警察の公安、外事部門は外国為替及び外国貿易法(外為法)などの法律を適用して諜報活動を摘発してきました。
日本弁護士連合会(日弁連)は法案の成立に反対しているようですが、外交秘密の漏えいなどは、相手国に多大な迷惑を与え、日本の国際的な信用に関わる問題です。
こういった情報を不正に取得、漏えいさせる行為を取り締まることが「基本的人権の尊重に違反する」という日弁連の主張にはいささか疑問です。
勿論、法律の乱用は避けなければなりません。
この法律に違反した者が裁判となった場合には、違反の状況や処罰が妥当なものか、厳しく精査する必要はあるでしょう。
ですが日本の国益を考えた場合、秘密保全法は必ず成立させ、敵対的な諜報活動は確実に取り締まる必要があると思います。-
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from: Knob Turnerさん
2013年07月10日 01時22分34秒
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IRA潜入スパイ
皆様、暑い日々が続く中いかがお過ごしでしょうか?
最近観たDVDとニュースネタを少し。
「インファナル・ミッション -テロ組織潜入スパイの真実-」という作品を見つけましてレンタルしてみました。
少しB級感の漂うタイトルですがその物語は実話ベースで、実在したIRA潜入スパイの回顧録を映画化したものです。
主人公Martin McGartland氏(仮名?)は北アイルランドのベルファスト生まれで盗品を売り歩いて生計を立てる青年でしたが、ある時、RUC(王立アルスター保安警察隊=北アイルランド政府の治安組織)に逮捕されます。
彼は取り調べを受けますが、その様子を別室から観察していたとあるRUC情報工作担当官は窮地に立たされても動じない精神力の強さと機転の良さを見抜き、彼をIRAの潜入スパイに仕立て上げようと考えます。
最初は英国政府やその手先とみなすRUCに反発しながらも報酬のためにスパイを引き受けたMcGartland氏でしたが、IRAへ浸透しそのやり方を目の当たりにするうちに使命感が芽生えていきます。
彼は次第に組織内で信用を得ていき幹部の側近にまで登り詰め、ある大規模なテロ計画の情報を治安組織に流してその阻止と自身の身柄保護を訴えます。しかし、治安組織側がそれを無視した結果、スパイであることが暴露してしまい、彼は命辛々逃亡します。
実はこの時、もっと上位のIRA幹部の中にSS/MI5(内務省保安部)のスパイがおり、その存在がバレるのを防ぐためにMcGartland氏を「生贄」にするという決定が下っていました。彼のハンドラーだったRUCの情報工作担当官は最後までそれに反対したそうですが、組織内の政治力学には勝てずSS/MI5の思惑通りになってしまったようです。
以後、今現在でもMcGartland氏は風貌や名前、身分を変えながら世界中を転々としており、故郷に残してきた妻子にも二度と会えない逃亡生活を送っているそうです。
もちろんIRA側も暗殺チームを次々と送り込み、McGartland氏はこれまで2度の襲撃を受け、その身に6発もの銃弾を受けながら奇跡的に生き延びています。
IRA(厳密にはプロヴォと呼ばれるPIRA=IRA暫定派)が武装闘争路線を完全破棄して数年経ちますが、RIRA(真のIRA)など“IRA”の名を受け継ぐ分派組織により今でも命を狙われ続けている彼に安息の日は訪れるのか。。。
これは一人の男性の壮絶な半生であり、観ていて鳥肌が立ちました。
McGartland氏は2005年、自身の安全確保義務を怠ったとしてSS/MI5を告訴しています。
また、彼がIRAのスパイとして活動していた間に流した情報によって阻止されたテロ計画は大小合わせていくつもあり、少なくとも50人以上の命がそれで救われたといわれています。-
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