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  • from: H-2さん

    2015年10月31日 11時22分34秒

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    シリア情勢と特殊部隊の活動について

    こんにちは、最近は少し寒くなりましたね。
    皆様いかがお過ごしでしょうか(^_^)。
    今回は、最近のシリア情勢について気になる記事がありましたので、その感想を書き込みます。

    今回取り挙げる記事は、ウェブマガジン「ウェッジ インフィニティ」に10月29日に掲載されたもので、「米ロ、シリアに特殊部隊投入か 戦場で直接相まみえる懸念も」という題名です。
    記事の内容は、シリア国内におけるロシアの特殊部隊の活動と、アメリカ軍特殊部隊のシリア投入についてです。
    著者は星槎大学客員教授の佐々木伸氏です。
    佐々木氏は共同通信社の客員論説委員でもあり、中東情勢を専門とされている方です。
    以下に記事のリンク先を記載します。

    http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5549

    記事によれば、シリアで活動しているロシアの特殊部隊は、対外情報庁に所属している通称「ザスローン」という部隊です。この部隊はロシアの特殊部隊のなかでも最も機密性が高く、要人暗殺や破壊工作を担当しているとのことです。
    記事によれば空爆の行う際の爆撃誘導を表面的な任務としていますが、実際にはシリア国内で活動しているロシア人のイスラム過激派の掃討を行っているようです。
    また、ロシアの本格的なシリア介入を受けて、アメリカもデルタフォースと推定される特殊部隊をシリアに投入することが決定しました。
    投入される特殊部隊は、反体制穏健派やクルド人武装組織「人民防衛隊」(YPG)との合同作戦や部隊への助言などを行うとのことです。
    さらに記事によれば、いずれアメリカとロシアの特殊部隊がシリアで衝突する可能性があるとしています。

    以下は個人的な感想です(^_^;)。
    アメリカとロシアの特殊部隊が支援、指導している部隊同士の交戦は、当然発生するでしょう。
    また状況によっては、特殊部隊同士が直接対決する可能性もあると思います。
    オバマ大統領はシリアへ本格的な地上部隊を派遣することに反対の姿勢を示しています。
    ですが、今後はアメリカとロシアの特殊部隊が、シリアで代理戦争を行うような情勢になりつつあると思います。
    大量の難民の問題もあり、シリア情勢の安定化は急務です。
    反アサド派は必ずしも理想的な組織とは言いかねますが、シリア国民が政治に参加できないような独裁政権は、改められるべきであると思います。

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