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from: H-2さん
2019年05月28日 00時10分29秒
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最近、気になった事について
こんにちは、皆様いかがお過ごしでしょうか(^_^)。
今回は、最近個人的に気になったニュースについて記載します。
来年の東京オリンピック、パラリンピックに向けて、警察以外でも新しい部隊が発足しています。
法務省矯正局に「特別機動警備隊」発足
法務省矯正局に警備の専従部隊となる「特別機動警備隊」が発足しました。
詳細な発足日は不明ですが、4月には発足していたようです。
関連する記事のリンク先を掲載します。
中国新聞デジタル版の記事です。
https://www.chugoku-np.co.jp/news/article/article.php?comment_id=532489&comment_sub_id=0&category_id=24
特別機動警備隊は東京拘置所を拠点として、警備業務に専従する常設部隊であり、暴動鎮圧、テロ対策、刑務所周辺の災害対策などを主要な任務としています。
従来から、矯正局には、刑務所内の暴動などに対処する部隊として「管区警備隊」が編成されています。
刑務官には警察官のように剣道、柔道などの武道を得意とする者の採用枠があり、管区警備隊は武道枠採用の刑務官によって編成されている部隊です。
ただし管区警備隊の隊員は、普段は刑務官としての業務を行っており、事態発生に伴って召集、編制されることから即応体制が不十分であり、今回、常設部隊である特別機動警備隊が56人体制で発足したとのことです。
今後、管区警備隊は初動対応や特別機動警備隊の補助的な業務に従事することになると思います。
また先に紹介したリンク先の記事には、特別機動警備隊の訓練写真が掲載されており、矯正局の防護服は警察機動隊の防護服とは若干ヘルメットの形状が異なっています。
額のあたりが突き出たような形状であり、この突き出た部分に矯正局のマークが入っているようです。
また小手や指揮棒も確認できます。
盾はジュラルミン製には見えないので、樹脂製ではないかと思います。
特別機動警備隊は発足したばかりですが、今後は装備を整え、専従部隊となったことで練度も向上するでしょう。
刑務所内での暴動対策や、外部からの刑務所襲撃、移送者奪還などのテロ対策に長けた部隊になると思います。
東京消防庁に「統合機動部隊」発足
東京消防庁はテロや事故、自然災害に対応するため、統合機動部隊を発足させました。
統合機動部隊は災害やテロの発生時に、管内の特殊車両や救助隊を統合して編成される部隊とのことです。
軍隊におけるタスクフォースに相当するのではないかと思います。
統合機動部隊には新たに指揮統制車(コマンドカー)と救出救助車が導入され、テロ対策訓練が報道機関に公表されました。
指揮統制車の形状は、警視庁公安部が使用する指揮官車にやや似た形状です。
災害やテロの現場に駆け付けた消防隊を統括し、現場指揮を行う車両です。
また、救出救助車は機動隊の防弾装甲車である「特型警備車」に形状が似ています。
フロントガラスには金網が付き、ガラスは防弾ガラスと推測されます。
また車両後部には扉とタラップが付いており、隊員や負傷者を迅速に乗降車させるためと思われます。
いずれも消防車両なので、赤色に塗装されています。
統合機動部隊の訓練の動画を掲載します。
公開された訓練では、防爆服を着た消防隊員が参加しています。黒色の防爆服の背中に「東京消防庁」の文字が記載されています。警察の爆発物処理班を彷彿とさせる装備です。
救出救助車と防爆服を着た消防隊員の任務は、爆発物の処理ではなく、負傷者の救助です。
訓練でも公開されていますが、現場で第二、第三の爆弾が爆発する可能性を想定し、消防隊員の身を防爆服で守りつつ、負傷者を防爆機能のある救出救助車に乗車させ、現場を離脱しています。
訓練の内容も都内の交差点で爆弾テロが発生したとの想定で行われており、実際に起こり得る事態に備えて訓練を行っていることが伺えます。
出動するような事態は起きて欲しくありませんが、災害やテロが発生した時に備えて装備を整え、訓練を重ねて欲しいと思います。-
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from: H-2さん
2019年05月28日 00時02分06秒
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こんには、ICBMさん(^_^)。
未来世紀ジパングの特殊部隊特集は、私も観ました。
なかなか良い内容だったと思います。
>目元がドアップでバッチリ写されていたので個人が特定されるのも遅くは無いでしょう。
どうでしょうか?
ERTは特殊部隊(SAT)ほど秘匿性が高い部隊では無いので、警視庁も放送して問題は無いと判断したのかも知れません。
警視庁機動隊の全職員の顔写真リストでも所持していれば、所属する機動隊と氏名くらいの特定は可能かもしれませんが、実際には難しいと思います。
>防衛駐在官の階級は省略され、さん付けだけだったりと、まだまだ報道の在り方には疑問を感じます。
まあ、バラエティー番組なので(^_^;)、番組関係者も自衛隊には詳しくなかったのかも知れません。
現地で偶然、自衛官を発見してインタビューしたという感じでしたね。icon
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from: ICBMさん
2019年05月27日 20時37分18秒
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5月22日の未来世紀ジパングについて。
皆様ご無沙汰してます。
先日録画することの出来た未来世紀ジパングの特殊部隊特集をやっと観ることが出来ました。
警視庁のERTの射撃訓練が公開されてましたね。しかしながら目元がドアップでバッチリ写されていたので個人が特定されるのも遅くは無いでしょう。
ヨルダンの訓練施設のくだりはなかなか良かったですが、防衛駐在官の階級は省略され、さん付けだけだったりと、まだまだ報道の在り方には疑問を感じます。-
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from: H-2さん
2019年05月27日 18時44分47秒
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こんにちは、Knob Turnerさん(^_^)。
Richard大将は、デルタやグリーンベレーの経歴があまり見受けられないので、USSOCOM司令官の経歴としては珍しいと思いましたが、大将が隊長を務めていた第75レンジャー連隊のRRDは、映画「ローン・サバイバー」でも取り上げられた「Redwings作戦」で、SEAL隊員の遺体回収とタリバンの掃討作戦を担当したとのことです。
あまり知られてはいませんが、重要な任務を担当する特殊部隊だと思います。
Richard大将はRRDで隊長、さらに第75レンジャー連隊で中隊長、大隊長、そして連隊長を歴任していることから、レンジャー連隊を象徴する存在であり、USSOCOMの司令官就任も納得できる経歴だと思います。icon
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from: Knob Turnerさん
2019年05月21日 05時43分11秒
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USSOCOMの司令官交代
2019年3月29日、USSOCOMの司令官交代式典が行われ、12代目司令官にJCS(統合参謀本部)のJ-5(戦略計画政策)部長だったRichard D. Clarke, Jr.陸軍大将が就任しました。
前任のRaymond A. Thomas III陸軍大将(レンジャーとデルタのベテラン)は39年間の軍務を終え、退役したそうです。長い間お疲れ様でした。
Clarke陸軍大将は1984年にウエストポイントを卒業して任官した後、第3機甲師団、第101空挺師団、第1機甲師団、第173空挺旅団、第82空挺師団、第75レンジャー連隊などでの勤務を経て、JSOC(統合特殊作戦コマンド)の作戦部長、第10山岳師団の作戦担当副師団長、ウエストポイントの士官候補生団長、第82空挺師団長、FORSCOM(陸軍総軍コマンド)の司令官付き特別補佐官などを歴任しました。
特に第75レンジャー連隊での経験が長く、訓練将校から始まり、RRD(連隊偵察分遣隊)隊長、中隊長、大隊長、そして連隊長まで務め上げています。
また、第101空挺師団ではLRSD(長距離監視分遣隊)隊長だったようです。
※画像はClarke大将です。
以下、ご存知かもしれませんが、余談までにいくつか補足、、、
士官候補生団長(Commandant, U.S. Corps of Cadets)は陸軍士官学校長(Superintendent)の下で士官候補生達に対する管理・規律・軍事訓練の一切を取り仕切る責任者で、学校の戦術科長も兼任しています。
合衆国陸軍士官としての模範を候補生達に示す必要があり、当然ながら優秀な人物が抜擢されるようです。
(ちなみに現在の士官候補生団長はSteve W. Gilland陸軍准将で、デルタ出身の人物)
RRD(連隊偵察分遣隊)は現在、RRC(連隊偵察中隊)に拡張されており、精鋭揃いの第75レンジャー連隊の中でも最精鋭の兵士達で構成されています。
少人数での隠密偵察や監視活動、直接行動に特化した部隊で、メンバー全員が自由降下と潜水の資格を持ち、デルタやDEVGRUに次ぐ準SMUとして扱われることもあるそうです。
アフガニスタンでは実際にJSOCのAFO(先遣部隊作戦)チームに加わり、デルタ、DEVGRU、ISAと共に長期に渡る極秘偵察活動を行いました。
LRSD(長距離監視分遣隊)は元々、空挺部隊が保有していた小規模偵察隊でしたが、近年、戦場監視旅団(少し前の呼称は軍事情報旅団)配下に再編されました。
ヴェトナム戦争で活躍したLRRP/LRP部隊をルーツとしている為、系統的にはレンジャーの親戚と言えます。
最初は偵察任務に特化していたLRRP(長距離偵察パトロール)が次第に直接行動のような戦闘的な任務も遂行するようになったことで、偵察の「R」がとられてLRP(長距離パトロール)となり、さらにヴェトナム戦争末期には全てのLRPの名称が「レンジャー」に統一されました。
戦後、陸軍の組織再編の一環として第1・第2レンジャー大隊が創設された際、強襲や拠点制圧といった、かつてLRPが行っていた中で戦闘的な任務は彼らに割り振られ、偵察監視活動に特化した部隊としてLRSU(長距離監視部隊)が新たに創設されたというわけです。
LRSUの隊員も空挺や潜水の資格を持ち、さらにリーダー格となる士官・下士官はレンジャー課程や偵察監視リーダー課程という専門訓練を修了するよう求められます。
特殊作戦コミュニティには属しておらず、あまりメジャーな部隊ではないかもしれませんが、事実上、限定的な特殊作戦能力を保有する精鋭部隊であります。
それではまた。-
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from: H-2さん
2019年05月19日 22時00分56秒
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最近、気になったニュースについて
こんばんは、皆様いかがお過ごしでしょうか(^_^)。
今回は最近、個人的に気になったニュースについて書き込みます。
大阪府警察がSATの訓練を公開
大阪府警察はG20サミットに向けて、5月9日に警備訓練を実施しました。
この訓練には大阪府警察のSATと銃器対策部隊の「ART」が参加しました。
SATはテロリストが立てこもった建物へ突入訓練を公開しました。
訓練の様子が、毎日新聞のデジタル版に掲載されていたので、リンク先を掲載します。
https://mainichi.jp/articles/20190509/k00/00m/040/231000c
過去に大阪府警察が公開した訓練では、大阪府警のSATではないか、と推測される部隊が現れたことはありますが、部隊名を明らかにして、訓練を公開するのは今回が初めてではないかと思います。
大阪府警察のSATは、1977年に発足した零中隊を前身部隊としており、40年以上の歴史がある部隊です。
今回の訓練で大阪府警察のSAT隊員は、建物の屋上から2階にリぺリング降下した際、非常に素早く銃を構えて突入しており、練度の高さが伺えます。また、1階から突入した部隊も動きはとてもスムーズでした。
G20サミットで大阪府警察のSATが実際に突入や狙撃を行うような事態は起きて欲しくありませんが、万が一の時のために訓練を重ね、練度の維持と向上を目指して欲しいと思います。
警視庁に「臨海部初動対応部隊(WRT)」発足
東京五輪・パラリンピックを見据え、警視庁は今月13日、「臨海部初動対応部隊 Waterfront Response Team(通称WRT)」の発足を発表しました。
WRTは警視庁第六機動隊に設置されます。
水上バイクやゴムボートを配備し、必要に応じてサブマシンガンなどを装備するとのことです。沿岸部でのテロ警戒を主要任務としています。
以下にWRTの公開動画を掲載します。
WRTの隊員は低視認性の黒と灰色のウエットスーツに黒色の防弾ベスト、白色のヘルメットを着用しています。
警備艇以外にも沿岸部の警戒要因が増員されたのは良い事だと思います。
サブマシンガン(MP5)も状況に応じて装備するとのことですが、実際にテロリストが乗船する小舟から銃撃を受けた場合、どこまで対処できるかは不明です。
テロリストの船による上陸や逃走を阻止するのであれば、水上における射撃や、対象船への接弦、突入の訓練も今後必要になるのではないかと思います。-
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from: H-2さん
2019年05月14日 18時03分17秒
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お久しぶりです。Knob Turnerさん(^_^)。
返信までに時間が経過してしまい、誠に申し訳ありません<(_ _)>。
掲載して頂いたアドレスは、オンラインメディア「BuzzFeed」の日本版ニュースサイトですね。
記事の内容は、とても興味深いと思います。
>科学的根拠に基づいたより正確な尋問方法が確立されるのであれば、それに越したことはないと思います。
そうですね(^_^)。
私が記事の中で注目した部分は、リバプール大学の心理学者ローレンス・アリソン氏の尋問に関する調査結果の箇所です。
アリソン氏は調査結果は、記事で以下のように記載されています。
親密な関係を築く度合いが最も高かった尋問担当者が最も多くの情報を入手し、逆に、容疑者が捜査官を見ないようにしたり、黙秘したり、話題を変えたりといった尋問に抵抗するための戦術を使うのを最小限に抑えることがわかった。
小さな皮肉など、ほんのわずかな相手への侮辱があっただけでも、容疑者に話をさせる試みは無駄になってしまった。
引用は以上です。
尋問担当者が相手と信頼関係を築き、相手が「この人になら、話をしても良い」と考えるくらい尋問担当者を信用すれば、多くの情報を入手できる、という事だと思います。
また相手を馬鹿にしたり侮辱すれば、話さなくなる、というのも当然の事でしょう。
効果的な「尋問」は、警察の「取調べ」に近いではないかと思います。
日本の捜査機関に所属する捜査員は、昔から、犯人との信頼関係を構築するという手法を用いて、犯行を自供させています。
典型的な例は、警視庁の捜査員が地下鉄サリン事件の実行犯、林郁夫を取調べた手法です。
検察は林に対して威圧的な取調べを行い、黙秘をされてしまいますが、警視庁の捜査員は、医師であった林を「先生」と呼び続けて人間性に訴え、責任を感じた林は犯行を自供しています。
>そういった容疑者を捕らえた際に政府や治安機関がどうやって核心的な情報を引き出すのか、またその手法に対する国民的理解をどう得るのか、真剣に考えるべきではと感じます。
麻生幾氏の小説「宣戦布告」には、警察官(公安担当者)が、取調室で北の工作員に対して、「日本にはスパイを処罰する法律が無いので、あなたの身の安全は保障される」と説明した上で、食事と酒を用意して飲食させ、情報を引き出す場面があります。
これは小説なので、極端な例だと思いますが(^_^;)、日本国憲法では拷問や残虐な刑罰が禁止されているので、似たような「尋問」方法を取る可能性は高いと思います。
この手法に対する国民的理解は、比較的容易に得られるでしょう。
むしろ、日本で過酷な尋問を行った場合は、憲法違反と見なされ、国民の理解は得られないと思います。icon
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