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  • from: H-2さん

    2008年01月06日 15時56分06秒

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    刑事部突入班の体制について(その2)

    年も明けたので、そろそろ特殊部隊関連(?)の書き込みをします。

    先月、刑事部突入班の体制について記載しましたが、今回はその補足となります。

    前回は、「管区警察局に常設の突入班を創設するべき」と書き込みましたが、もっと根本的に自治体警察の突入班が強化される方法があります。

    それは近年、新聞等でも取り上げられていますが、日本に「道州制」を導入することです。
    道州制は、府と県を合併させ「州」にする制度です。

    もし、この制度が実現すれば、各府県警察も合併し、規模の大きな「州警察」が誕生することになります。

    州警察の規模は、警視庁と同じ位になるでしょうから、今まで問題とされていた、警視庁と地方の県警察の捜査力の差や、特殊犯捜査係の体制の差などが解消されます。

    また、「管区警察局」という制度自体が無くなる可能性もあります。

    現在は県警察の警備力の不足を補うため、県警の機動隊とは別に、管区機動隊が編制されていますが、道州制が導入されれば大規模な「州警察機動隊」が誕生し、組織が一本化される可能性が高いです。

    このように道州制の導入は、「自治体警察の捜査力、警備力を強化する」という観点から見ると、様々な利点があります。
    ですが、府民や県民の感情からすれば、「他の府県と合併する」というのは抵抗感が強く、実現は容易ではありません。
    仮に道州制が実現するとしても、実施までには何十年もかかる可能性があります。

    ですから、道州制が実現するまでの間、当面は管区警察局の機能を強化し、管区に常設の突入班を創設するべきだと思います。

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