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from: 予備役士長 - 2さん
2010年04月28日 00時24分01秒
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Special Operations Weather Technicians (SOWT)
今月のコンバットマガジンは自分の大好きなSOWTの隊員が出てましたが、悲しいくらいいい加減な部隊の紹介になっていたので、ちょいとここに簡単な部隊解説を書いておきたいと思います。
正式部隊名は
[10th Combat Weather Squadron](第10戦闘気象中隊)
で、本隊はAFSOC本部のあるフロリダ州タンパ・ハールバード基地にありますが、各SFGやレンジャーなどに派遣されているため、各駐屯地にDET(分遣隊)として派遣されています。なお、沖縄とイギリスのミドルホールデン基地の派遣部隊はOLと呼称されています。
他のSTSなどと同じ720thSTGの隷下に入っています。
他に州兵部隊の123rdSTS、125thSTSの中にいる隊員や各作戦支援ユニットの各部隊があったりします。この中で125thSTSは最近のヘビーローテーションから新設された部隊で、隊長はなんと「強襲部隊」で活躍したタスクフォースレンジャーのCCT隊員ダン・シリングだったりします。
今回の記事の部隊はフォートブラッグから派遣されているようなので、DET-5の部隊と思われます。
確かに文中にあるように必要な場合はODA,SEALなどに付随したり、必要ならばSOWTのみで現地に入り気象・気流観測、土壌サンプル回収などを行います。
他部隊と協力する関係もあることから、この隊員たちも基本降下やフリーフォールは必須となっており、隊員の中にはスクーバ過程に行く者もいます。
記事中に陸軍から空軍部隊のセレクション受けるといった話が出てきていますが、ない話ではなく、スペシャルフォースメディックや
SEALの隊員がパラレスキューに転属した例があります。
ただ、元スペシャルフォースのSOWT隊員の話はあまり聞きません。
なお、以前は隊員を「コンバットウェザーマン」という言い方をしていましたが、前線配備される気象中隊の隊員をすべてこの呼び方をするようになり、特殊作戦に従事する彼らは「SOWT」と呼称するそうですが、一般は記事にあったように「ウェザーマン」で呼ぶようです。
なお、この部隊員はグレーのベレーを被り、独特のベレーフラッシュとバッジを使用しますが、最近部隊シンボルが決定したみたいなので、そちらがどう推移するかが興味深いです。-
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コメント: 全4件
from: H-2さん
2010年05月17日 06時43分01秒
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「Re:Re:Special Operations Weather Technicians (SOWT)」
こんにちは、予備役士長さん。
返事が遅れて、申し訳ありません(^_^;)。
予備役士長さんのブログを拝見しました。
SOWTについて大変詳しく掲載されていますね。
部隊章やベレーフラッシュまで入手されているとは…驚きました。
雑誌記者の方は、明らかに調査不足だったと思います(^_^;)。
日本でも、航空自衛隊に「航空気象群」という組織がありますが、SOWTのように特殊部隊的な性質は無いみたいですね。
やはり、敵地に部隊を展開させることを想定していないからでしょうか?
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from: 予備役士長さん
2010年05月06日 10時50分14秒
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「Re:Special Operations Weather Technicians (SOWT)」
H-2さん
この部隊はグリンベレーなどと一緒に本隊展開前に特殊偵察などを行う部隊なので、それなりの技能を保有しています。
今年に入って、アフガンでODAと行動していた隊員が戦闘時負傷で授賞しています。
しかし、フリーフォールやスクーバーなどは全員が資格者という訳ではないようです。ですが、近年空軍特殊部隊にもかなりテコ入れが入ったようですから、資格枠が増えたかもしれません。
今回、自分のblogで特集を組んでみましたので、ご覧いただければ幸です。
あ、予備役士長と予備役士長-2は同じです汗
携帯とPCがリンクできなかったんですよ〜汗
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from: H-2さん
2010年04月29日 09時34分22秒
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「Re:Special Operations Weather Technicians (SOWT)」
こんにちは。
「ウェザーマン」は、今月のコンバットマガジンに掲載されていましたね。
気候の情報は軍の活動に不可欠ですから、「知る人ぞ知る」精鋭部隊だと思います。
> 他部隊と協力する関係もあることから、この隊員たちも基本降下やフリーフォールは必須となっており、隊員の中にはスクーバ過程に行く者もいます。
密かに敵地に潜入することが多いのでしょうか?
また部隊のシンボルがどのようなものになるのか興味深いですね(^_^)。
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from: 予備役士長さん
2010年05月18日 13時23分53秒
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「Re:Re:Special Operations Weather Technicians (SOWT)」
ブログみていただいてありがとうございました。
ちょい誤植があり、今夜直しますが、ベレー章とフラッシュはTACPsも独自の使ってました汗
世界的に見ても、気象専門で特殊部隊を持っているのアメリカくらいです。
だいたいは、簡単な気流を調べたりはパスファインダーで可能です。
いかにアメリカが外征軍を意識してるかがわかりますね。
通常各国空軍の気象観測部隊は、自前の航空部隊のために基地周辺の気象データのみを集めるだけです。
一昔前は、国家有事の際はニュースなどから天気予報が削除されたりしたそうですから、近代の航空作戦にはなくてはならない情報でもあります。
最近はUAVの操作なども担当していますから、ある意味空軍偵察部隊としての任が色濃くなっています。
自分マイナー特殊部隊が好きで、特にSTSなど空軍特殊部隊が好きなんで、ベレーや部隊章は海外で探して取り寄せました(^_^;)
あれの他に18thWFのTシャツとかもあります。
最近あの雑誌は調べもしないで憶測記事が多いうえ、SOWTに関する事だったので特集させていただきました。
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