航空自衛隊の特殊部隊とも言える「基地警備教導隊」が、3月28日に隊長以下40名で編成されました。

基地警備教導隊は、航空自衛隊関連施設へのテロ、ゲリラ対策を担当しており、各地の基地警備隊を指導することを目的としています。

また当面の任務は、航空自衛隊の各基地を巡回し、基地警備要領を教育するとともに基地警備に関する調査・研究を行うとのことです。

実際に航空自衛隊の関連施設が襲撃された場合は、おそらく陸上自衛隊の特殊作戦群などと協力して対応するのでしょう。

朝鮮半島の情勢も緊迫しており、北朝鮮のテロ、ゲリラに対抗するため、こういった部隊の創設は心強いと思います。もっと早く創設されても良かったと思うのですが…予算の問題があったのでしょう。
また、基地警備隊では64式小銃が主要装備となっています。
ですが今後は、接近戦、関連施設での屋内戦を想定して、89式小銃を装備しても良いのではないかと思います。
こういった役割の部隊には、ちゃんと予算をつけて、装備品を充実させても良いと思うのですが…政府は震災の対策で混乱していますから、今は難しいのかもしれません。

ともかく、これで陸海空の三自衛隊に特殊部隊が揃いました。
基地警備教導隊には、さらなる錬度の向上に努めてもらいたいと思います。