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from: Knob Turnerさん
2011年10月17日 02時44分53秒
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ご無沙汰しております。
最近は涼しくなり、すごしやすい季節になってきましたが、みなさん風邪などひかれてないでしょうか?
さて、久しぶりに目ぼしいニュースがあったのでいくつかご紹介します。
<ヴェトナム戦争でMIAとなっていたグリンベレー隊員3名の遺体が帰国>
この度、ヴェトナム戦争でMIAに認定されていたCharles V. Newton曹長(当時:二等軍曹)、Charles F. Prevedel一等軍曹(当時:軍曹)、Douglas E. Dahill一等軍曹(当時:四等特技兵=伍長待遇)らの遺体が発見され、42年ぶりに祖国アメリカへ帰国しました。
1969年4月17日、彼等は第5特殊部隊グループのグリンベレー隊員としてB-52 Project Deltaの偵察チームに所属しており、3名の南ヴェトナム兵を率いてラオス国境付近でLRRP(長距離偵察パトロール)任務に就いていました。
その日の午後、チームは敵の待ち伏せに遭い航空支援を要請するも、激しい雷雨を伴う悪天候のため救援は延期され、翌日に捜索救難チームが到着した時には既に彼等の痕跡はなく、その後1週間にわたる捜索活動も虚しくついに発見には至らなかったそうです。
それから半世紀近く経った今日、彼等はようやく祖国と家族の元へ戻れたことになります。
米軍にはJPAC(統合POW/MIA統計コマンド)と呼ばれる過去から現在までの戦争における捕虜や戦闘中行方不明者の問題解決を専門とする機関が存在し、現地での情報収集と遺体の回収などを行っています。今回の件や、同じくヴェトナム戦争のMIAで2003年に死亡が確認された有名なLarry Thorne大尉の件もこのJPACによる活動です。
JPACの本部はハワイにあり、実働部隊をタイ、ヴェトナム、ラオスに置いています。
現地の政府や軍関係者、また場合によってはその土地に昔から住んでいる住民とも接触するため、わりと特殊部隊員(特にグリンベレー)の配属が多い部署でもあったりします。
<米政府がアフリカ中部への小規模派兵を決定>
ゲリラ掃討作戦を続けるウガンダ政府を支援するため、米政府は約100名程度の『小規模な米軍部隊』をウガンダへ派遣するそうです。
現地ではLRA(神の抵抗軍)と名乗るキリスト教原理主義武装勢力が住民の大量虐殺、婦女暴行、誘拐などを続けており、この米軍部隊はウガンダ軍の作戦についての助言を行うようです。
十中八九、グリンベレーでしょうね^^
指揮統制は近年創設されたSOCAFRICA(在アフリカ特殊作戦コマンド)、派遣されるのはアフリカ地域を担当する第3特殊部隊グループ、約100名ということは1個中隊+支援要員といったところでしょうか。
この件については特殊部隊の話も然ることながら、米政府がアフリカへの介入を本格的に始めたことも興味深いです。-
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コメント: 全1件
from: H-2さん
2011年10月19日 08時41分43秒
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「Re:ご無沙汰しております。」
こんにちは(^_^)。
最近、急に寒くなりましたね。
お元気でしたか?
グリンベレー隊員3名の遺体が、42年ぶりにアメリカへ帰国とのことですね。
もう、遺族の方もほとんどがお亡くなりになっているのでしょうが…遺骨が帰ってくるのは、やはり、嬉しいでしょう。
ベトナム戦争については様々な見方がありますが、国のために戦った兵士が命を落としたのですから、長い年月が経過しても遺骨を回収し、故人を弔うことは当然だと思います。
また、「JPAC」という機関は知りませんでした(^_^;)。
ここにもグリーンベレーが配属されているとは…。
グリーンベレーの任務は本当に多岐に渡りますね。
それと、ウガンダに米軍を派遣とのことですね。
ご指摘のように、派遣されるのはグリーンベレーでほぼ、間違いないでしょうね(^_^)。
ウガンダ軍の掃討作戦を支援するのだと思います。
また、今回のウガンダ派遣で米軍が対処する「LRA(神の抵抗軍)」という組織の概要をネットで検索しましたが…この組織、程度が悪すぎます(-_-;)。
LRAの首謀者は自称「霊媒師」で、多数の虐殺、誘拐行為により国際指名手配されています。
キリスト教団体と主張しているにも係わらず、アフリカのカトリック教会を襲撃したとバチカン市国が報告しており、LRA兵士の約8割は、誘拐された子供達だそうです(-_-;)。
また、この子供達は、命令に背いた仲間を殺す事を強要されているそうです。
おそらく、誘拐されて…自分が殺されたく無い一心で、襲撃や誘拐に加わっているのでしょう。
まるで、「北斗の拳」に悪役として出てきそうな組織です。
どのような市民団体でも、今回のウガンダの米軍介入には、さすがに抗議できないと思ます。
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