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  • from: H-2さん

    2014年10月03日 12時00分14秒

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    「ローン・サバイバー」について

    こんにちは(^_^)。
    最近はかなり涼しくなってきましたね。
    皆様いかがお過ごしでしょうか。

    最近、「ローン・サバイバー」という作品をDVDで観ました。
    この作品は劇場公開当時から気になっていたのですが、見逃してしまいましたので、ようやくDVDを借りて観てみました(^_^;)。
    今回は、この「ローン・サバイバー」を観た感想を書き込みます。
    個人的な感想ですので、詳細な部分では、事実関係の誤認があるかも知れませんが、御容赦下さい(^_^;)。
    もし、御指摘などがあれば、書き込んで頂ければ有難いです(^_^)。

    この作品はアフガン戦争当時、SEALの二等兵曹であったマーカス・ラトレル氏の証言を基づいた書籍「アフガン、たった一人の生還(著者パトリック・ロビンソン)」が映画化されたものです。
    この作品はSEALを題材としており、タリバン幹部の「アフマド・シャー」と、彼が率いる武装勢力の排除を目的とした「レッド・ウィング作戦」の失敗を描いています。
    ラトレル氏はレッド・ウィング作戦にSEALの偵察班として参加し、ただ一人、奇跡的に生還しました。
    「ブラックホーク・ダウン」という作品も同様でしたが、失敗した特殊作戦を題材としているこの映画は、色々と考えさせられることが多く、面白かったです。
    以下、あらすじを記載します。
    これからこの作品を見ようと思われている方は、御注意下さい(^_^;)。

    この映画では、まずSEALの偵察班4名が、タリバン幹部であるアフマド・シャーの捜索と、可能であれば狙撃のために、アフガニスタンの山岳地帯に派遣されます。
    偵察班は武装勢力の拠点を発見しますが、現地は無線機と衛星電話がほとんど通じない状態であることが判明します。
    その後SEAL隊員は現地の羊飼い達に発見されてしまい、やむを得ず羊飼いを解放しますが、この事がタリバンに伝わり、4名の偵察班は約150名の武装勢力と交戦することになります。
    SEALの現地本部は、偵察班から連絡が来ないことに不審を抱きますが、指揮官は上官へなかなか報告をせず、ようやく報告した時には「何故、今頃になって報告した」と、上官から叱責されてしまいます。
    このような状況で、偵察班から現地本部に衛星電話を使用した連絡が入り、4名の偵察班がタリバンと交戦状態になっていることが判明します。
    この連絡を受けたSEALの指揮官は、自ら部下を率いて輸送ヘリ2機に乗り込み、救助に向かいますが、輸送ヘリの護衛と、地上攻撃を担当していたアパッチ・ヘリコプターが他の部隊への応援に行き、不在という状態でした。
    それでも、仲間を一刻も早く仲間を救出したいSEALは、攻撃ヘリの護衛が無い状態で現場に急行します。
    現場に到着したSEALは降下を試みますが、待ち伏せをしていたタリバンのロケット弾による攻撃を受け、1機が墜落、もう1機のヘリコブターは退避します。
    この時に本作品ではSEAL隊員が、ヘリコプターのパイロットに拳銃を突き付け「俺たちを降ろせ」と騒ぎ、他のSEAL隊員が慌てて止める様子など、現場の混乱した様子が描かれています。
    一方、偵察班は4の内、3名が死亡し、唯一生き残ったマーカス・ラトレル氏は、民家にかくまわれ、後日救助されます。
    この救助の様子は、映画なのでやむを得ない事情もあるのでしょうが、少し脚色があるようです(^_^;)。
    以前、ケーブルTVの「ナショナル・ジオグラフィック・チャンネル」のドキュメンタリー番組で、この時の救助の様子が取り上げられていました。
    映画では昼間に攻撃ヘリを使ってタリバンを掃討した後、ラトレル氏を救助していますが、実際には夜間に、ラトレル氏を匿っていた集落の付近に救助ヘリを着陸させ、救出しているようです。

    この作品を見ると全体的な印象として、SEALは、最悪の事態が発生した場合の作戦の詰めが甘かったのではないかと感じます。
    また偵察班からの連絡が途絶えているにも関わらず、上官への迅速な報告がなされていませんでした。
    さらに待機しているはずの攻撃ヘリが、他の部隊の応援要請で出動してしまうなど、ヘリ部隊との連携もできておらず、上記ような理由が重なり、多くのSEAL隊員が戦死するという惨事が起きてしまいました。
    現在ではこのような不備は改善されたようですが、レッド・ウィング作戦ではSEAL隊員11名と、空軍「ナイト・ストーカーズ」の隊員8名が戦死していますから、その代償は非常に大きかったと言えるでしょう。

    なお、この作戦で生還したマーカス・ラトレル氏は、映画の日本公開時に来日しており、インタビューの様子がYOUTUBEで公開されています。





    ラトレル氏は穏やかな感じでインタビューに応じていましたが、大変な経験をされて、精神的なショックも相当なものであっただろうと推測されます。
    インタビューによれば、羊飼い達を解放したという判断については、現在でも後悔はしておらず、さらに匿ってくれた村人とは現在でも交流があるそうです。

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コメント: 全2件

from: H-2さん

2014年10月12日 15時07分37秒

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こんにちは。
コメントありがとうございます(^_^)。

>自分が犠牲になるのを承知の上で通信を確保しようとしたマーフィー大尉のシーン

マーフィー大尉は、あのような極限状態で、自らの命を犠牲にして部下を生還させようとしました。
救援に来た輸送ヘリは撤退してしまいましたが、部下のラトレル氏は生還した訳ですから、結果的にマーフィー大尉はリーダーとしての任務を果たしたと言えるのではないかと思います。
特殊部隊の隊員は驚異的な身体能力や、最先端の装備を使いこなす技術力から「精鋭、エリート」として高く評価されていますが、真に称賛されるべきは、故マーフィー大尉のように、仲間や部下のために自らの命を投げ出す、自己犠牲の精神だと思います。

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from: Knob Turnerさん

2014年10月09日 00時12分06秒

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こんばんは。

自分も劇場で2回観て、DVDもレンタルしました。
悲惨で痛々しい戦闘シーンが印象的でしたね・・・
映画であれですから、実際はもっとひどい戦いだったのではと思います。

湾岸戦争中のB20やグリンベレーの偵察チーム、そしてこの物語のSEAL、、、
敵地で活動するということは、現地人に見つかるかもしれないというリスクが常に伴います。
それに加えて地形等による通信障害があると、チームはまさに孤立無援ですよね。

自分が犠牲になるのを承知の上で通信を確保しようとしたマーフィー大尉のシーンは、
思わず「やめてくれ!」という言葉が出そうになります。。。

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