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  • from: H-2さん

    2016年06月17日 22時48分17秒

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    警察系特殊部隊オタクさんへの回答。

    こんにちは。

    >http://www.geocities.co.jp/Athlete-Sparta/9760 によるとSATやSSTが準軍事組織のSOGと書かれてあるのですが本当なんですか?

    記載して頂いたアドレスは「FPPD SWAT」というサバイバルゲーム関連のホームページが表示されますが、「SATやSSTが準軍事組織のSOG」との表記は確認できませんでした。
    「準軍事組織」という言葉は、ウィキペディアによれば「国軍を除く官民の武装集団全てを包括する多義的な用語」とされています。
    これを日本に置き換えれば「武装しているが自衛隊ではない組織」は、全て準軍事組織です。
    また日本の軍事関係者の間では、国境警備、領海警備、テロ対策、暴動鎮圧などの任務を担当する組織を準軍事組織と表記する場合があるようです。
    この認識の場合「沿岸警備隊」が準軍事組織と見なされており、海上保安庁も準軍事組織と見なされます。
    また、欧州には暴動鎮圧やテロ対策を担当する組織として「憲兵隊」が存在し、準軍事組織と見なされます。
    一方、日本では欧州型の憲兵隊は存在せず、主に都道府県警察警備部の機動隊や特殊部隊(SAT)などが、暴動鎮圧やテロ対策を担当しています。
    このため機動隊や特殊部隊(SAT)は、通常の警察部門(刑事部、地域部、交通部など)と比較すると、準軍事組織的な性質があると言えます。
    また、世界各国の準軍事組織は大半が法執行機関であり、治安組織でもあります。
    これは海上保安庁や日本の警察も同じです。

    >SSTと特殊救難隊ではどちらが海上保安庁の最精鋭部隊ですか?どちらが訓練内容がきついですか?どちらが狭き門ですか?

    SSTは詳細な訓練内容や選抜の基準を公開していないため、特殊救難隊と比較ができません。
    SSTは警備任務の精鋭部隊であり、特殊救難隊は救難任務の精鋭部隊ですから、訓練はそれぞれの任務を達成するため「どちらも過酷」としか言いようがありません。

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