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from: H-2さん
2008年06月03日 17時55分27秒
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埼玉県川越市で発生した、拳銃立てこもり事件について
埼玉県川越市で、拳銃立てこもり事件が発生しました。犯人は車両に立てこもりましたが、約9時間後に自殺を図り逮捕され、搬送先の病院で死亡したとのことです。
埼玉県川越市で、拳銃立てこもり事件が発生しました。
犯人は車両に立てこもりましたが、約9時間後に自殺を図り逮捕され、搬送先の病院で死亡したとのことです。
犯人以外に、死傷者が出なかった事は、何より幸いだったと思います。
さて、こうした事件が発生すると、なぜか、極端な意見がネット上に飛び交います(^_^;)。
例を挙げるなら、「さっさと射殺しろ」、「戦車で踏み潰せ」等々です。
言うまでも無いことですが、警察は「殺し屋」ではありません。
また、敵を殲滅する「軍隊」でもありません。
犯人を逮捕して、法の裁きにかけることが任務です。
ただし、包囲している警官隊に向かって、犯人が執拗に発砲すれば、警察官も自分の身を守らなくてはいけませんから、応戦することはあるでしょう。
ですが、犯人を射殺してしまった場合は、「100パーセントの成功」とは見なされません。
この例外として、特殊部隊(SAT)が挙げられますが、突入と同時に射殺するのは、人質がおり、相手が武装したハイジャック犯や、テロリストなど、通常の警察では対処できない凶悪犯罪者の場合に限定されます。
ですから、犯罪者が拳銃を持っているからと言って、手当たりしだいに射殺する訳ではありません。
今回の立てこもりの場合は、人質がおらず、周辺住民の避難も済んでいましたから、充分に時間をかけて投降を促す方針に間違いは無かったと思います。
結果的には、犯人に自殺されていますが、「拳銃自殺を止める」というのは、実際、難しいと思います。
止めに入って、自分が撃たれる可能性があるからです。
今回の現場には埼玉県警察の特殊犯捜査係「STS」が出動していました。
このSTSは、「Saitama Tokusyu Sousa」(サイタマ、トクシュ、ソウサ)の略だそうです(^_^;)。(後に「Special Tactical Section」の略称 であると判明しました。)
装備は、黒色ケブラー製の防弾盾(STSと記載)、高圧放水器(インパルス)、黒色防弾ヘルメット、防弾ベスト、アサルトスーツなどが確認できました。
拳銃については、はっきりとは確認できませんでしたが、おそらくベレッタ社の「M92」でしょう。
また、機関拳銃(MP5F)がニュース映像に映っていたので、銃器対策部隊も現場に来ていたようです。
今後も警察の突入班は、指揮官の養成も含めて、練度の向上に努めてもらいたいと思います。-
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