原子力発電の継続か否かが争点になっております。幸福実現党は原子力積極利用の立場です。

　実現党の政策はひとまずわきに置いて考えてみたいと思います。ホントに脱原発ができるのかという点が気にかかるところですね。

　私は、脱原発は不可能ではないかと考えております。それは次の理由からです。

①　まず、電気料金が上がり、国民生活への悪影響がでること、企業の電気コストがかさみ国内企業が国内での工場を維持できなくなること、日本の産業の国際競争力が弱くなること。

②　日本防衛の観点から、原爆を製造できるだけのプルトニウムが国内には保有されている必要があること。

③　日本の原発の技術がすぐれていることから、今後の輸出産業として有望であること。

④　日本が原発産業から撤退しても、外国の原発企業が今後も多く世界で原発を造り続けることが明らかに予測されること。

⑤　福島の事故は地震による放射能漏れではなかったこと（地震には強い日本の原子炉）。

　その他

　
　原発反対の政党の諸君は、放射能を発する原子力は人間が制御できないという信念があるのだろうと思います。この信念はどこから出てくるかというと、原子物理学者がそのような原子力のコントロ－ル不可能説を唱えているということがあるはずです。それを、マスコミが大きくと取り上げるので、政治家も国民もどう判断して分からなくて結局恐怖心を抱き、感情的な反応しかできないのではないでしょうか。

　ニュ-トンの霊言によると、放射線を無害化する技術が遠からず発見されると予言もされておりますね。しかし、これはあくまでも霊言であり、霊言を信じない一般に通用するとは思えませんね。

　そこで私が知りたいのは、原子物理学者などの専門家の世界では、原子力、原発について、どのような判断が主流であるのか知りたいのです。学会の常識でしょうか、その現状というものを知りたいのですよ。　マスコミはそのあたりの事情をうまく伝えてくれていないように思います。
　
　原子力積極派がおり、またコントロ－ル不可能論の消極派もいてという、両派が存在するのでしょうか？　　　もし二派が存在するのであれば、これは経済の世界で、安部自民党総裁の金融緩和、インフレ目標３％の積極派がおり、日銀、朝日新聞などの消極派がいるのと状況は似ておりますね。

　どなたか、お知りの方にはご教示いただきたく思います。