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from: ueyonabaruさん
2008年12月31日 11時17分42秒
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大川降法の自信
Liberty誌2月号を読みました。
最初に、「日本発の新たな経済モデルを」の記事があります。現在の経済危機はそう長くは続かない、長期的には、未来は明るいと予言されます。「今度は、日本あるいは日本人が、アメリカ経済やアメリカ人を支えていかなくてはいけません。・・・・・私たちは経済面においても、心の世界、精神世界(spiritual world)においても、リ-ダーとなることを決意しなければいけません。そして、日本に新たな救世主(savior)が出ていることを、全世界に伝えていかなければならないのです。」とおっしゃっております。
また、緊急メッセ-ジとして、「日本は主権国家としての気概を」という記事があります。米中軍事同盟の可能性、インドやロシアとのネットワ-クの必要性、今世紀前半に日本が中国の植民地になる可能性、憲法9条は基本的に植民地思想である、今の政治家には気概が足りない。党利党略の時代ではない 等々のことを語っておられます。
そしてオバマ新大統領の記事があります。前に、オバマの守護霊のことを話しましたが、今回は、オバマの転生のことをハッキリと書いております。幸福の科学にもう遠慮はないようです。宗教の真実をそのまま前面に押し出すようです。世人がなんと思おうが関係なく幸福の科学の信条を打ち出していくのですね。こちらも、その覚悟でついていくしかなさそうです。なお、オバマはパックス・アメリカ-ナの終わりを告げる悲劇の大統領になる可能性が強いとの予言です。
話ははガラリと違いますが、前に池田晶子さんの本を購入する際に折込のチラシでみた佐藤愛子の著書「私の遺言」が目にとまったので、購入し現在読んでいるのですが、すごい霊現象のことが書いてあります。著名な作家の周りに現実に起こった霊現象なので、興味深いものです。また、別に霊界関係の本も注文しておりますが、自分なりに霊界を整理してみたいということがあります。となると、ハイデガ-の読書はいつになると完了できるのかと危うくなってまいりました。
hiraokaさんにはこのブログを通じて大きく刺激を与えられ、示唆をいただくことがありました。ホントにありがとうございました。その他、リアリストさんtamaさんにも刺激を受けることができました。感謝します。ニャンタさんはご発言はまだですが、今後ともどうぞよろしく。多くのアクセスされた方々もありがとうございました。皆様のご多幸をお祈りし、今年を終えましょう。 -
from: hiraokaさん
2008年12月27日 23時34分49秒
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「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:分からないこと」
ueyonabaruさん、こんばんは。
農作業にあこがれる人達も多いのですが、ぼくは昔からあるこの仕事もずいぶんたいへんな苦労があることを想像できます。
>トヨタの件は、hiraokaさんのおっしゃるとおりでしょうか。私は、単にドルを円に交換するだけの作業があるのだと理解しておりました。紙幣発行の根拠はなにか決まったものがあるように推察しておりますが、その辺のことご存知ありませんか。私の長年の疑問です。
全体の集計を見て、短期観測などの予想をしてから発行量を決めるようです。
ueyonabaruさんが教えてくれたブログの人の云うように、もともとは国が金(金属)を保有している分だけの貨幣を発行していましたが、実体経済は保有することのできる金をはるかに越えてしまったんです。
たしかニクソンのときに金本位制をやめました。
たしか日本はアメリカの国債を一番多く買っているはずです。
しかし、日本はアメリカ国債を保有するだけであって、これを売り出したりアメリカに償還を求めたりできないんです。それは少しくらいはやりますよ。ですが、膨大な額のアメリカ国債を利用することができないんです。
これが、日米安保条約の裏のいきさつなんです。
吉田茂は安保条約を締結した時に、「タダで国防ができるのだから、こちらのほうが得なんだ」と云う意味のことを云いました。
そのときは、そうだったでしょう。
しかし、アメリカはちゃんと元以上を取り返しているんです。
>金融の世界は確かに複雑で、庶民が分からないほどになりました。政治家も分かりません。多くの官僚も分かりません。
いえ、官僚は結構分かっている人たちが多いように思えます。
しかし、金融よりも政治の力のほうが上なので、そのための混乱が多いように思います。
> 税の制度も複雑すぎます。すべて10%の税率にすればよいとの考え方もありますが、これに興味があります。
「人頭税」と云うのをご存知でしょうか。イギリスなどにはあるそうです。
これは、人間一人に付き必ず付いて回る税です。
特許制度も今でこそ制度ですが、もともとは「お前の考えたものを国家権力で他人にマネさせないから、お前はそれで儲けたぶんの分け前をくれ」と云うものでした。
塩と酒は、どこの国も政府が牛耳っていましたね。
ぜったいに必要だったからです。
国というのはヤクザが大きくなったものか、あるいはヤクザは国を真ねするかのようです。
ですからこそ、国にヤクザとは違う理念が必要なんです。
>金融のように複雑なのは、霊界の現象です。これも分からないの典型ではないでしょうか。これも、仕分けが必要だと思っております。
僕もそう表現しようかと思っていたのですが、先に書かれてしまいました。(*^_^*)
ですが、金融も霊界もインプットとアウトプットの量は必ずつじつまが合うはずだと思いますよ。
>私は、中断していた、ハイデッガ-を読み始めておりますが、まだこの人の内に入ることができておりません。本文はチンプンカンプンですので、解説書を先に読んでいる状況です。
これはこう云うことに違いないと思えるところがありましたら、ぜひ教えてくださいね。icon
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from: ueyonabaruさん
2008年12月27日 10時59分06秒
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「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:分からないこと」
> >確か、その頃の大川先生の発想は、建築の種々の規制を撤廃することにより高層の建物が建てられるようにし
> て、地価に相当の価値をもたせるということだったと記憶しております。
> 東京のどこだったかの一等地のビルの一階にラーメン屋さんがあり、これを見た大川さんは「こんな無駄なことをやっているのは自分には信じられない。わたしだったら、超高層ビルを建てます。」と云っていたと思います。
> ぼくの勝手な推測ですが、一階にラーメン屋さんが在った事情は分かるような気がします。
> そのころ、こんなことがありました。
> ある大学教授さんが父親の遺産を受け継ぎました。父親は小さな文房具屋さんを営んでいました。
> ところが、教授さんは相続税を払えなかったので自殺してしまったのです。
> 詳しいことはわかりませんが、なぜこうなったのかだいたいの推測がつきます。
> このように翻弄される人達も多くいますね。
hiraokaさんは、パチンコ屋さんのところを通るのも避けられるそうで、また高層ビルの林立する姿も好まれないようですね。
私は高層ビルは好きです。森ビルから見る東京の夜景は美しいと思います。しかし、自分自身が高層マンションに住みたくはありません。
農作業をしておりますが、無農薬で化学肥料を使わないでやれる作物を栽培しております。斜面にある200坪ほどを耕しておりますが、上の方にはタピオカを植えており、今年は初めての収穫でした。来年は、これのほかに、パッションフル-ツを栽培する予定です。下の方には、冬場には野菜類を植えており、夏場はゴ-ヤをつくることになります。冬場の野菜には、ほうれん草、レタス、サニ-レタス、チリメンチシャ、サヤインゲンなどですが、ところどころには花類なども植えております。野菜もたくさんできるときには、皆に配る作業も一仕事です。
> >紙幣を印刷するのは、根拠があるはずです。アメリカが国債の償還のために紙幣を増刷することができるのでしょうか。
>
> いえいえ、償還のために印刷するわけではありません。
> 外国が国債を買ってくれた分だけ印刷するんです。
> これは次のような事情とほぼ同じです。
> たとえば、トヨタが一兆円の外貨を獲得したとして、そのうち一千億円の給料を従業員に支払わなければならないとします。トヨタは従業員にドル札を配るわけにはいきませんので、日銀は一千億円分の印刷をするわけです。
外国が国債を買ってくれた分だけ、ドルを印刷するようですね。知りませんでした。あとで調べて分かりました。これも、一つの紙幣発行の根拠となりますね。トヨタの件は、hiraokaさんのおっしゃるとおりでしょうか。私は、単にドルを円に交換するだけの作業があるのだと理解しておりました。紙幣発行の根拠はなにか決まったものがあるように推察しておりますが、その辺のことご存知ありませんか。私の長年の疑問です。
> 当の株の実体が倒産するものであったとしたら、カラ売りをした人は難を逃れ、買った人と保有している人は損をするわけで、額面と発行株式が公表された額だけは、誰かが損をするわけですよね。
> いっそのこと、金融派生商品は全部ダメとか、ややこしいのは全部ダメとか、世界で決めると庶民にも投資の概念が広がりやすいような気がして・・・・・。
金融の世界は確かに複雑で、庶民が分からないほどになりました。政治家も分かりません。多くの官僚も分かりません。しかしながら、私たちは金融の世界の中におかれていることも事実なので分からないで済ますわけにはいけません。
税の制度も複雑すぎます。すべて10%の税率にすればよいとの考え方もありますが、これに興味があります。
金融のように複雑なのは、霊界の現象です。これも分からないの典型ではないでしょうか。これも、仕分けが必要だと思っております。
hiraokaさんの方で、テ-マをだして自由に書いてください。アクセスされる方へアピ-ルしてみてくださいね。私たちのペ-スは早すぎたかもしれませんので、ユックリ参りましょう。私は、中断していた、ハイデッガ-を読み始めておりますが、まだこの人の内に入ることができておりません。本文はチンプンカンプンですので、解説書を先に読んでいる状況です。icon
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from: hiraokaさん
2008年12月26日 23時43分28秒
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「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:分からないこと」
ueyonabaruさん、こんばんは。
>私が帳簿上の金というのは、たとえば、一部上場株価の時価総額が40兆円としますと、これは40兆円の現金だと考えてみるということなのです。
分かりました。株価では大体そうなりますね。
>今回のサブプライム証券の場合は、これに関連する色々の金融商品が取引きされており、市場規模は実体経済をかけ離れた観念的な大きな数字となってります。
ueyonabaruさんも、実体経済をかけ離れた金融世界の帳簿上の数字が消えゆく過程での破綻だと思われているわけですね。ぼくはそう考えています。
>しかし株式市場は、これに比べ、まだ実体の経済に近いはずです。
そのようにぼくも思えます。
>これに対し、人為的に総量規制をやったことを批判したと思っております。
すこしづつ金融引き締めをやればよかったわけですよ。
当時の狂乱的な土地の値上がりは、役人達にとっても怖いくらいだったと思います。
地面に一万円札を敷き詰めた額で買うのですから、ちょうど仏陀に寄進された祇園精舎と同じです。
>確か、その頃の大川先生の発想は、建築の種々の規制を撤廃することにより高層の建物が建てられるようにし
て、地価に相当の価値をもたせるということだったと記憶しております。
東京のどこだったかの一等地のビルの一階にラーメン屋さんがあり、これを見た大川さんは「こんな無駄なことをやっているのは自分には信じられない。わたしだったら、超高層ビルを建てます。」と云っていたと思います。
ぼくの勝手な推測ですが、一階にラーメン屋さんが在った事情は分かるような気がします。
そのころ、こんなことがありました。
ある大学教授さんが父親の遺産を受け継ぎました。父親は小さな文房具屋さんを営んでいました。
ところが、教授さんは相続税を払えなかったので自殺してしまったのです。
詳しいことはわかりませんが、なぜこうなったのかだいたいの推測がつきます。
このように翻弄される人達も多くいますね。
>資本主義経済では、多かれ少なかれバブルは生ずると思います。自然の盛衰の原理がここでも働いているのではないでしょうか。この世界は、ギリシャ時代の哲学者が考えたように動いていくものでしょう。だれだったか、そのようなことを言った哲学者がいたと思いますが、忘れてしまいました。
「万物は流転する」ではないでしょうか?
>サブプライムロ-ンの一番の失敗は、これを組み込んだ金融商品を多数作ったことにあるのではないかと思っております。これを、証券化しなかったとすれば、支払いの不能の者たちだけが破産することで収まったのではないでしょうか。行き過ぎです。しかし、アメリカの格付け会社がこの証券を優良債権にいれていたというので
すから、人間の知恵は危ういものとしかいえません。
ueyonabaruさんのおっしゃるとおりだと、ぼくも思います。
格付け会社の云うこともあてになりません。
ミシュランの三ツ星みたいなものです。そういえば、ミシュランから星を一つ減らされたために自殺したシェフも居ましたね。
>紙幣を印刷するのは、根拠があるはずです。アメリカが国債の償還のために紙幣を増刷することができるのでしょうか。
いえいえ、償還のために印刷するわけではありません。
外国が国債を買ってくれた分だけ印刷するんです。
これは次のような事情とほぼ同じです。
たとえば、トヨタが一兆円の外貨を獲得したとして、そのうち一千億円の給料を従業員に支払わなければならないとします。トヨタは従業員にドル札を配るわけにはいきませんので、日銀は一千億円分の印刷をするわけです。
>紙幣の増刷について言及しています ↓
はい、だいたいぼくも同じ考えです。
>荒唐無稽な考えなのでしょうか。
いえいえ、たしか日本人でこれをやっている人がいたはずです。大金持ちです。
>技術力と資本力でぜひ勝ってもらいたいですね。
勝ったら次は負ける番なんです。だから、両方とも勝てる経済を考えるべきなんです。
どんなにすばらしい商品でも買って貰えなければなんにもなりませんね。
相手が買う事ができて、その商品を利用することによって、さらに買った相手が真の利便や幸せを得る事ができれば良いわけですね。
> 株式市場は、デリバティブとは違い、実体経済に近い取引き、商いと思っております。実体経済を守るためにも、投資家あるいは企業は、危ない局面では、カラ売りをし、損失の拡大を防ぐことができるのです。政治家は、株価を下げるマネ-ゲ-ムのようにしか思っていないのではないでしょうか。
当の株の実体が倒産するものであったとしたら、カラ売りをした人は難を逃れ、買った人と保有している人は損をするわけで、額面と発行株式が公表された額だけは、誰かが損をするわけですよね。
いっそのこと、金融派生商品は全部ダメとか、ややこしいのは全部ダメとか、世界で決めると庶民にも投資の概念が広がりやすいような気がして・・・・・。
そもそも、①「会社は利益を得ることを目的とする」と宣言することと、もうひとつ②「会社は株主のもの」と云う考えが躓きのもとだと思えます。
①については大川さんも「こんなの間違ってますよ!」と云っていましたね。
今はどう云うのかなぁ・・・。icon
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from: hiraokaさん
2008年12月25日 23時49分08秒
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「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:分からないこと」
ueyonabaruさん、こんばんは。
もうしわけありません。連日の疲れが溜まってしまい、きょうは一言だけにさせていただきますね。
明日、詳しくご返事させていただくことにしてください。
>確か、その頃の大川先生の発想は、建築の種々の規制を撤廃することにより高層の建物が建てられるようにして、地価に相当の価値をもたせるということだったと記憶しております。
これ、ぼくも覚えています。
ですが、当時の(今でも)高層建築物の規制は地震対策の為だったと思います。
大川さんは、おそらく香港のような都市をイメージしていたのではないでしょうか?
空中権利のようなことも言っていたと思います。
ぼくは、そのような経済の発展はあまり望まないタイプの人間なんです。
雑踏や騒音が群集の熱狂が嫌で、パチンコ屋さんを避けて通っていたくらいなんです。(*^_^*)icon
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from: ueyonabaruさん
2008年12月25日 14時15分19秒
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「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:分からないこと」
> >経済力とは、帳簿上であれ、その額が大きければ良いのです。それが一時的であれば、一時的に経済大国であったということになります。めざすものは、恒常的な経済大国であることです。帳簿上のお金が恒常的に大きければ、それで経済大国になるのではないでしょうか。帳簿上のお金は、現金化できるのですから。
> 規模が大きくなると、帳簿上のお金は一部しか現金化できないはずです。
> とは云っても、そうとうな額でしょうが・・・。
> 帳簿上の記載が信用だと思われているのではないでしょうか?
私が帳簿上の金というのは、たとえば、一部上場株価の時価総額が40兆円としますと、これは40兆円の現金だと考えてみるということなのです。現金化の段階で、目減りはあるかもしれませんが、大筋ではそのように考えていいと思います。今回のサブプライム証券の場合は、これに関連する色々の金融商品が取引きされており、市場規模は実体経済をかけ離れた観念的な大きな数字となってります。しかし株式市場は、これに比べ、まだ実体の経済に近いはずです。
> >バブルの時は、hiraokaさんおっしゃるように、アメリカを完全に凌駕しているように国民は思えなかったでしょう。
> では、なぜ大川さんは「そのまま突き進めばよかったのに・・・」と云うことを発言したのでしょうか。
> 大川さんは自分の団体がのるかそるかの大博打を経験してうまくいったから、そう云っているようにぼくには思えるんです。
そのまま突き進めば良かったと大川先生がおっしゃたとは思ってはおりませんでした。市場は、実体を離れ膨らんでいたことは事実です。バブルはつぶれるのは当然でした。これに対し、人為的に総量規制をやったことを批判したと思っております。グリ-ンスパンは、この失敗に習い、急激な金融引き締めをしなかったので、軟着陸に成功したということです。確か、その頃の大川先生の発想は、建築の種々の規制を撤廃することにより高層の建物が建てられるようにして、地価に相当の価値をもたせるということだったと記憶しております。その後、高層建築が建てられように規制が緩和されたように記憶しております。このあたりは、詳細には分かりませんが、こんな感じをもっております。
資本主義経済では、多かれ少なかれバブルは生ずると思います。自然の盛衰の原理がここでも働いているのではないでしょうか。この世界は、ギリシャ時代の哲学者が考えたように動いていくものでしょう。だれだったか、そのようなことを言った哲学者がいたと思いますが、忘れてしまいました。
> 彼が作った金融商品ではないでしょうが、盛り上がりすぎは見抜けたはずですよ。
> アメリカは日本よりも遥かに格差社会です。貧困層の人達が未来の収入を当てにしてでも持ち家を持てるのは良いことなのでしょうが、かれらは金を生み出さない消費のための借金とはどういうものかさえ分かっていない人達なんです。
> 差別して云っているわけではありません。
> このことを皆が分かっているなら、サラ金はとうに潰れているはずです。
> サラ金会社が儲かっていると云うこと自体が不思議です。
> そんなに多くの人が、金利について分かっていないんでしょうか。
サブプライムロ-ンの一番の失敗は、これを組み込んだ金融商品を多数作ったことにあるのではないかと思っております。これを、証券化しなかったとすれば、支払いの不能の者たちだけが破産することで収まったのではないでしょうか。行き過ぎです。しかし、アメリカの格付け会社がこの証券を優良債権にいれていたというのですから、人間の知恵は危ういものとしかいえません。
> >となれば、お金が必要となります。それはドル紙幣を印刷することになるでしょう。
> はい、もう増刷につぐ増刷なんです。どのくらい増刷するかと云うと、アメリカ国債を買ってくれた分だけ増刷するわけですね。
紙幣を印刷するのは、根拠があるはずです。アメリカが国債の償還のために紙幣を増刷することができるのでしょうか。もし、できるのであれば、日本政府もそのようにすれば良いということになります。これは、私は疑問があります。不良債権を購入のための増刷はあり得るが、国債償還のための紙幣増刷はできないのではないでしょうか。国の債務の支払いのために紙幣が発行できるとなれば、インフレを招きませんか。このあたり、少し調べてみます。
紙幣の増刷について言及しています ↓
http://chrysanthemum.iza.ne.jp/blog/entry/840346/
> >仮定ですが、その時点で日本のある資産家が価値の高い日本円で、サブプライムの原因となった住宅を一挙に買収するということは可能となりませんか。
> ワッハハハ・・・・。(^.^)
> おもしろいこと考えますねぇ・・・。
> う〜ん・・・。家土地が一続きになっていて、しかも社会的インフラの整っていて、さらに悪い評判の無いところなら儲けられるかも知れませんね。
> >極端な円の変動を好まないのですね。日本も経済的苦境にあることは同じです。
荒唐無稽な考えなのでしょうか。
>
> >そこで勝負となるのは、やはり技術力となると思われます。それと、新しい産業であるITや省エネや公害防止に関する技術および、いままでにない画期的な産業を創出することが日本の生き延びてゆく道ではないでしょうか。希望をもって、そのあたりへの投資をしていってもらいたいものです。
> どこの国もそう思っているようですよ。
技術力と資本力でぜひ勝ってもらいたいですね。
> >何度も申しますが、株のカラ売り規制はなくすべきです。バブルのピ-クの時点でカラ売りをしておけば、損失はなくて済みました。売買の両建てです。いわゆるヘッジです。
> これ、トランプのババ抜きと同じなんではないでしょうか?
> だれかがどこかでババを引き当てているんでは・・・。
株式市場は、デリバティブとは違い、実体経済に近い取引き、商いと思っております。実体経済を守るためにも、投資家あるいは企業は、危ない局面では、カラ売りをし、損失の拡大を防ぐことができるのです。政治家は、株価を下げるマネ-ゲ-ムのようにしか思っていないのではないでしょうか。icon
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from: hiraokaさん
2008年12月25日 02時02分05秒
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「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:分からないこと」
ueyonabaruさん、こんばんは。
>私の興味の経済の話ができることをうれしく思っております。色々考えてまいりましょう。
はい、何にでもお付き合いしますです。真理に繋がっていないものなど無いはずですもんね。(^.^)
>帳簿上でのお金ということですが、これは現金に他なりません。・・・
現金ではないでしょう。ミクロ経済ならほぼ現金でしょうが・・・。
現金でさえ、現金にならないときがあるんですよ。
昔、天皇陛下在位50周年記念「10万円金貨」が売り出されました。
発売日には行列ができるほどの盛況でした。
母がニコニコしながら「わたし、これを買おうかと思うんだけど」と云いました。
ぼくは「絶対に買ってはいけない! どこの国も10万円の金貨を作るのに10万円分の金を使うことは絶対にしないし、両替できない不便のほうが大きい」と云って止めました。
それから何年か経ったころ、ある建築業者だったかが手形の支払いの為に家中の現金をかき集めて銀行に持っていったところ、そのなかの「10万円金貨」の受け取りを拒否されたのです。
そのため、その業者は不渡りを出したそうです。
ぼくはこのことを新聞で読んだとき、憤りを感じました。
「日銀の発行したものは、時の政府の保障があるはずだ! 銀行が受け取らないのは政府が厳重注意すべきだ」と思いました。
この事件はそのままうやむやになりましたが、今の政府でさえこの種のことについては信用しないほうがいいんだなあと思いました。
そしてその後、「10万円金貨」の贋金が海外から少し入って来ました。
日本の発行した「10万円金貨」は金の含有量が比較的多かったからです。
だから、贋金を作る価値があるんです。
松平定信だったかが寛政の改革で小判の金の含有量を増やして幕府の信用を得ようとしましたが、結果はみんな
含有量の多いほうを手元に残して市場には悪貨ばかりが流通してしまい、大失敗に終わったようです。
まさに「悪貨は良貨を駆逐する」ですね。
おそらく松平は理想主義者で正直を旨としていたのでしょうが、そうはなりませんでした。
ここに、一筋縄ではいかないむずかしさが在りますね。
みんな、自分のことを第一に考えるからでしょう。
>通貨の信頼性はどこから生まれるのでしょうか。・・・・・
おっしゃるとおりですね。どこのどんな組織でも大きくなると自前の通貨を持ちたがるものです。
百貨店デパートでも、そうですね。
>重要なのは、経済力と国家の意思ではないかと思っております。
これと、株が似ていると思います。ようは実力も何も分からないけれども世界の趨勢は(人類の進むべき道は)どの国がもっとも体現しているのか、と云うことなのでしょうね。
>経済力とは、帳簿上であれ、その額が大きければ良いのです。それが一時的であれば、一時的に経済大国であったということになります。めざすものは、恒常的な経済大国であることです。帳簿上のお金が恒常的に大きければ、それで経済大国になるのではないでしょうか。帳簿上のお金は、現金化できるのですから。
規模が大きくなると、帳簿上のお金は一部しか現金化できないはずです。
とは云っても、そうとうな額でしょうが・・・。
帳簿上の記載が信用だと思われているのではないでしょうか?
>バブルの時は、hiraokaさんおっしゃるように、アメリカを完全に凌駕しているように国民は思えなかったでしょう。
では、なぜ大川さんは「そのまま突き進めばよかったのに・・・」と云うことを発言したのでしょうか。
大川さんは自分の団体がのるかそるかの大博打を経験してうまくいったから、そう云っているようにぼくには思えるんです。
>この失敗例を参考に、彼は米国におけるITバブルなどの危機を乗り越えることができたのでした。軟着陸を可能にしました。
IT景気が衰退し始めたときには、うまくやったと褒められるのでしょう。
ですが、彼らのやっていることは「悩み代」で仕事をしているようなものです。
「こう決定しました」と云う裏づけを言葉で表す仕事なわけです。
けっきょくできることは、金利を上げるか下げるかだけなんですから。
>彼がこの金融商品を作ったのではありません。その欠陥を、できたら見抜いていて、声を大にやめろと叫ぶべきだったのでしょうが・・・・。
彼が作った金融商品ではないでしょうが、盛り上がりすぎは見抜けたはずですよ。
アメリカは日本よりも遥かに格差社会です。貧困層の人達が未来の収入を当てにしてでも持ち家を持てるのは良いことなのでしょうが、かれらは金を生み出さない消費のための借金とはどういうものかさえ分かっていない人達なんです。
差別して云っているわけではありません。
このことを皆が分かっているなら、サラ金はとうに潰れているはずです。
サラ金会社が儲かっていると云うこと自体が不思議です。
そんなに多くの人が、金利について分かっていないんでしょうか。
>だれも見抜けなかったのですね。このことを、堺屋太一さんは文春誌上で、ホントに単純なことを皆が見落としてしまったと書いておられました。
ぼくもこんなに暴落するとは思っていませんでした。
しかし、アメリカの起こした戦争二つがかならず大きな付回しになるはずだと思っていました。
「お金は天下の回りもの」、もとを丹念にたどれば戦費に消えているはずです。
>この世界的経済危機において日銀総裁が国会で一度も説明のために呼ばれていない事実は、政治家の経済危機に対する無知であることを、論壇では指摘する声もあるのです。
もし、これをやるときは、政府がいけにえの羊が欲しい時なのかも知れませんよ。(*^_^*)
>田母神さんが言うのはあたっていることもあります。これについては、私のいう、歴史の吟味とも関連しますが、今後ののテ-マにしませんか。
はい、何にでもお付き合いさせていただきますです。楽しいです。
>となれば、お金が必要となります。それはドル紙幣を印刷することになるでしょう。
はい、もう増刷につぐ増刷なんです。どのくらい増刷するかと云うと、アメリカ国債を買ってくれた分だけ増刷するわけですね。
>アメリカは現時点で、公定歩合もしくは政策金利を(この区別が私はまだ分からないのですが)0にし、市場に大量の資金供給をするということが報道されております。
はい、ぼくも分かりません。(^.^)
どうなるんでしょうね・・・・?
>仮定ですが、その時点で日本のある資産家が価値の高い日本円で、サブプライムの原因となった住宅を一挙に買収するということは可能となりませんか。
ワッハハハ・・・・。(^.^)
おもしろいこと考えますねぇ・・・。
う〜ん・・・。家土地が一続きになっていて、しかも社会的インフラの整っていて、さらに悪い評判の無いところなら儲けられるかも知れませんね。
>極端な円の変動を好まないのですね。日本も経済的苦境にあることは同じです。
そうですね。極端な変化は誰にとっても苦しいですね。
> トヨタやソニ-は世界企業と云われております。世界企業とな何なのか、日本の経済とどのようなかかわりをもつのかなど考える必要がありそうです。
企業理念に「その国の繁栄と発展のために利潤を使う」と入れておくといいかもしれませんね。
じっさい、そうなってるんですけどねぇ。でも、はっきりそれを書いて宣言しなければなりませんね。
>唯一考えられるのは、アメリカ経済の全面的破綻の事態しか考えられません。アメリカは日本や中国に自国の国債を多く買ってもらっておりますが、経済の破綻ともなれば、国債の償還は不可能となり、その際アメリカ側の政策として、1ドル1円にしてしまうこともあるのかと考えてみるのです。借金の帳消しをアメリカがやると
いうことです。そして、債権国はこれを認めざるを得ないという状況の到来です。払えない国から取ることは不可能ですから。
じっさいに、在りうることですよぉ〜〜。
さあ、どうなるんでしょうねぇ?
>そこで勝負となるのは、やはり技術力となると思われます。それと、新しい産業であるITや省エネや公害防止に関する技術および、いままでにない画期的な産業を創出することが日本の生き延びてゆく道ではないでしょうか。希望をもって、そのあたりへの投資をしていってもらいたいものです。
どこの国もそう思っているようですよ。
>何度も申しますが、株のカラ売り規制はなくすべきです。バブルのピ-クの時点でカラ売りをしておけば、損失はなくて済みました。売買の両建てです。いわゆるヘッジです。
これ、トランプのババ抜きと同じなんではないでしょうか?
だれかがどこかでババを引き当てているんでは・・・。
>やがて、報われるでしょう。日々の努力を怠りなく希望をもってお進みください。エマ-ソンの言葉、「努力がナカナカ報われないとすれば、それは後には福利をつけてかえってくる」ということですヨ。
ありがとうございます。
ハァ、ぼくは現代のうみだした奴隷みたいなもんです。 (*^_^*)icon
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from: ueyonabaruさん
2008年12月24日 14時17分11秒
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「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:分からないこと」
> それがために、金融のみが帳簿上での錯覚を国単位で起こすようになったと、ぼくは思うんです。
> つまり、担保の保障がないままに大金を動かすしくみが、さまざまに開発されてきたんではないでしょうか?
> 世界経済も原点に返るべきだと、ぼくは思っているんです。
私の興味の経済の話ができることをうれしく思っております。色々考えてまいりましょう。
帳簿上でのお金ということですが、これは現金に他なりません。実体(イデア)あるお金というのは、ありません。金でもありませんし、プラチナでもありません。すべてが幻といえば幻かもしれません。
しかし、現実には、われわれは現金(通貨)を信頼し経済活動を行うわけです。日本人であれば、円がまず信頼しなければならない通貨となります。ドルは世界で、もっとも強い通貨と言われており
信頼されております。
通貨の信頼性はどこから生まれるのでしょうか。考えられるのは、その通貨を発行する国への信頼性だと思われます。その国への信頼性は、どこから生まれるかというと、その国の存続への安心感、生産力(工業、農業)、経済力ではないでしょうか。言葉をかえて言えば、その国の軍事力、工業生産力、農業生産力、経済力(これには金融経済も含まれます。)です。文化力はここでは省きます。
重要なのは、経済力と国家の意思ではないかと思っております。国家の意思は、当然国民の一人びとりの意思に他なりません。経済力があり、国家としては世界の平和を維持することを目標とすれば、それですら可能であるとしなければなりません。その際、防衛力が増強すべきであると判断すればそうすればよいのです。
経済力とは、帳簿上であれ、その額が大きければ良いのです。それが一時的であれば、一時的に経済大国であったということになります。めざすものは、恒常的な経済大国であることです。帳簿上のお金が恒常的に大きければ、それで経済大国になるのではないでしょうか。帳簿上のお金は、現金化できるのですから。
> >大川先生は、バブルの時を評して、莫大な富を得た日本人の心理には、アメリカを凌駕することの恐ろしさ、
>
> 自信の無さがあったという風なことをおっしゃいました。そういわれればそのような気もしました。
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> そうですかねぇ・・・? ぼくは違うと思うなあ・・・。
> そもそも、経済がバブルになっていくのは「見込みで拡大する」からだと思うんです。
> いつだって、皆「ほんとにこんなに大きくなってもいいのかなぁ・・・」と思いながら、周りを見ているはずですよ。
> もし、アメリカを完全に凌駕していたのならバブルの崩壊は起こらなかっただろうと思いますよ。
> やはり、あのころはアメリカを凌駕していたとはぼくには思えません。
> いまでも、アメリカの底力は大きいと思います。
> グーグルなどは、日本では決して育たないだろうと、ぼくは思います。
バブルの時は、hiraokaさんおっしゃるように、アメリカを完全に凌駕しているように国民は思えなかったでしょう。それは全く一時的なものに終わりました。でも一時的にせよそれはあったと考えてみるのです。それを恒常的なものにするよう努力すればよいのではないでしょうか。それでこそ、ほんものの経済大国になれるのです。
バブルのとき、前にも申しましたように、グリ-ンスパンさんは急激な総量規制を行ったのは、日本の金融政策の過ちだとしたのです。この失敗例を参考に、彼は米国におけるITバブルなどの危機を乗り越えることができたのでした。軟着陸を可能にしました。
彼の金融政策である金融緩和により起こったとされる今般の金融破たんは、しかし、また別の次元を含んでいるように思えます。サブプライムロ-ン債権を組み込んだ証券(金融商品)は、欠陥を孕んでおりましたが、これはグリ-ンスパンさんのとった政策だけに原因するのではなく、この商品を欠陥商品であることを知らなかった証券会社、銀行、庶民などが直接の当事者が問題であったともいえます。彼がこの金融商品を作ったのではありません。その欠陥を、できたら見抜いていて、声を大にやめろと叫ぶべきだったのでしょうが・・・・。だれも見抜けなかったのですね。このことを、堺屋太一さんは文春誌上で、ホントに単純なことを皆が見落としてしまったと書いておられました。
> > この間の沖縄での先生の説法では、日本には今の世界の経済的な苦境を解決するだけの経済的力はあるとのことをおっしゃいました。
> 以前に読ませていただきましたよ。
> 一国で解決なんてできるはずがないと思うんです。
一国でやるということはできません。リ-ダ-シップをとることができるという意味です。それには、日本が金融のことをもっと知っておく必要があると思うのです。この世界的経済危機において日銀総裁が国会で一度も説明のために呼ばれていない事実は、政治家の経済危機に対する無知であることを、論壇では指摘する声もあるのです。
> >しかし、航空幕僚長の更迭のことで大騒ぎするような現在の国情では、まだ世界にリ-ダ-シップを発揮するということはかなわないことだとおっしゃったのです。
>
> これも、読ませていただきました。
> 珍しい名前の人は、「日本が戦争を起こしたんじゃなくて、暗躍の勢力によって日本はハメられたんだ。だから日本が悪いわけではない。」と云いたいようです。
>
> ぼくは「まあ、左翼が云いたてるほど日本は悪くはないですよ」くらいに云っておけばいいのにと感じます。
> 戦争になるときはいつも、「どちらが悪いわけでも、どちらが良いわけでもなく。」いつのまにかそうなるんですね。
>
田母神さんが言うのはあたっていることもあります。これについては、私のいう、歴史の吟味とも関連しますが、今後ののテ-マにしませんか。
> 極端な思考実験ですが、むちゃくちゃな円高になればどうなるでしょうか?
> 昔のように、一円が一ドルになったとしたらどうなるでしょう?
> 日本人は資産がなくなるまで、享楽するでしょうか。
> う〜〜ん、どうなんでしょう?
まあ-、大川先生は、招来1ドルが1円になるとのことをいっておられましたが、ホントかなと思われますが、もし、そうなるとしたらどのような経過を辿るのでしょうか。分からないなりに想像してみます。
現在アメリカの次の金融政策としては、金融の緩和となるはずです。民主党に政権が移れば、ビッグ3は救済されるでしょう。となれば、お金が必要となります。それはドル紙幣を印刷することになるでしょう。アメリカは現時点で、公定歩合もしくは政策金利を(この区別が私はまだ分からないのですが)0にし、市場に大量の資金供給をするということが報道されております。
ドルを大量に発行すると、ドルの対外価値は減ずるのは小学生でも分かる道理です。となると、1ドルが日本円の50円にも下がることが考えられるのです。仮定ですが、その時点で日本のある資産家が価値の高い日本円で、サブプライムの原因となった住宅を一挙に買収するということは可能となりませんか。
仮定の話を続けますが、1ドル50円の時点では、たとえばトヨタを例にとれば、もう日本での生産はできないでしょう。したがって、アメリカでトヨタの製品をすべて製産し商いをするということにもなりかねません。GMやフォ-ドを買収してもいいですよね。現在、世界の多くの企業が中国で生産活動を行っておりますが、これのアメリカ版です。このような夢想ができるのです。
しかし現実は、つい2,3日前でしたが、日銀は再び0金利に戻し、CPも購入することにより、金融緩和をし、資金供給を増やすとの決定をしました。さらには、ドルの買い支えもするのではないでしょうか。極端な円の変動を好まないのですね。日本も経済的苦境にあることは同じです。
現在、トヨタはアメリカ国内での生産を相当数行っております。当初は、アメリカ世論をなだめるため、現地の要望を受け入れ現地生産をするようになったのですが、これは、現在日本が中国で行っている現地生産と似ている面はないでしょうか。
トヨタやソニ-は世界企業と云われております。世界企業とは何なのか、日本の経済とどのようなかかわりをもつのかなど考える必要がありそうです。
ドルが1円になりうるのかの件ですが、日銀が今回のように金融緩和をやるわけですから、そこからドルが1円になる過程を導き出すことはできません。あきらかに、年数を重ねるごとに円は対ドルで価値を上げているのも事実ですが、これだけではしょうがありません。唯一考えられるのは、アメリカ経済の全面的破綻の事態しか考えられません。アメリカは日本や中国に自国の国債を多く買ってもらっておりますが、経済の破綻ともなれば、国債の償還は不可能となり、その際アメリカ側の政策として、1ドル1円にしてしまうこともあるのかと考えてみるのです。借金の帳消しをアメリカがやるということです。そして、債権国はこれを認めざるを得ないという状況の到来です。払えない国から取ることは不可能ですから。
実体経済の強さの基となるのはなにかなのですが、製造業を例にとれば、技術力と資本でしょう。生産は賃金の安い海外に求めざるを得ないのが実態となりつつあります。先進工業国も生産は海外となるのですから、そこで勝負となるのは、やはり技術力となると思われます。それと、新しい産業であるITや省エネや公害防止に関する技術および、いままでにない画期的な産業を創出することが日本の生き延びてゆく道ではないでしょうか。希望をもって、そのあたりへの投資をしていってもらいたいものです。
それにしても金融経済力はやはり必要です。何度も申しますが、株のカラ売り規制はなくすべきです。バブルのピ-クの時点でカラ売りをしておけば、損失はなくて済みました。売買の両建てです。いわゆるヘッジです。
> はい、ぼくも本当のことを知りたいです。
> 「ぼくは人並の3倍くらいも働いているのに、どうして三分の一の収入なんだろう?」
>
> あっはは〜〜〜。 (*^_^*) (*^_^*) 知りたいです。
やがて、報われるでしょう。日々の努力を怠りなく希望をもってお進みください。エマ-ソンの言葉、「努力がナカナカ報われないとすれば、それは後には福利をつけてかえってくる」ということですヨ。icon
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from: hiraokaさん
2008年12月24日 00時45分41秒
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「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:分からないこと」
ueyonabaruさん、こんばんは。
ぼくのような大金を動かしたことも無いど素人に、詳しくお答えくださってありがとうございます。
>お金が用意することができないの意味分かりにくいのですが、・・・・・・実際はそう簡単でスピ-ディ-にできるわけではなく、難しいわけでそのようなことを指しておられるかと思います。しかし、個人なら可能です。
いえそうではなく、バブルの時にアメリカ国を買うことが可能であったかどうかと云う話しでしたので、金本位制での話しなのかと思ったんです。
もちろん現在は金本位制ではなくなりましたね。
それがために、金融のみが帳簿上での錯覚を国単位で起こすようになったと、ぼくは思うんです。
つまり、担保の保障がないままに大金を動かすしくみが、さまざまに開発されてきたんではないでしょうか?
世界経済も原点に返るべきだと、ぼくは思っているんです。
>大川先生は、バブルの時を評して、莫大な富を得た日本人の心理には、アメリカを凌駕することの恐ろしさ、
自信の無さがあったという風なことをおっしゃいました。そういわれればそのような気もしました。
そうですかねぇ・・・? ぼくは違うと思うなあ・・・。
そもそも、経済がバブルになっていくのは「見込みで拡大する」からだと思うんです。
いつだって、皆「ほんとにこんなに大きくなってもいいのかなぁ・・・」と思いながら、周りを見ているはずですよ。
もし、アメリカを完全に凌駕していたのならバブルの崩壊は起こらなかっただろうと思いますよ。
やはり、あのころはアメリカを凌駕していたとはぼくには思えません。
いまでも、アメリカの底力は大きいと思います。
グーグルなどは、日本では決して育たないだろうと、ぼくは思います。
> この間の沖縄での先生の説法では、日本には今の世界の経済的な苦境を解決するだけの経済的力はあるとのことをおっしゃいました。
以前に読ませていただきましたよ。
一国で解決なんてできるはずがないと思うんです。
>しかし、航空幕僚長の更迭のことで大騒ぎするような現在の国情では、まだ世界にリ-ダ-シップを発揮するということはかなわないことだとおっしゃったのです。
これも、読ませていただきました。
珍しい名前の人は、「日本が戦争を起こしたんじゃなくて、暗躍の勢力によって日本はハメられたんだ。だから日本が悪いわけではない。」と云いたいようです。
ぼくは「まあ、左翼が云いたてるほど日本は悪くはないですよ」くらいに云っておけばいいのにと感じます。
戦争になるときはいつも、「どちらが悪いわけでも、どちらが良いわけでもなく。」いつのまにかそうなるんですね。
ペテロがイエスを連れ去ろうとする人達に剣を抜くと、「剣によって立つものは、剣によって滅ぶ・・・」たしかにそうですね。
では、どうすればいいんでしょうかね? 難しいです。
>日本がアメリカ国債を買わざるを得ないのは、分からないなりに考えてみると、まず、円高を防ごうとしてドルの買い支えをするわけで、取得したそのドルは日銀が金庫にしまっておくのでは意味を成なさず、利潤の得られる米国国債の購入ということになるのではないかと思うのです。このように、アメリカに金を貸すことによりアメリカの経済をささえ、ひいては日本の輸出品を買ってもらえるという互恵の関係があると思います。
極端な思考実験ですが、むちゃくちゃな円高になればどうなるでしょうか?
昔のように、一円が一ドルになったとしたらどうなるでしょう?
日本人は資産がなくなるまで、享楽するでしょうか。
う〜〜ん、どうなんでしょう?
円高を防ぐ最大の理由は輸出産業の保護でしょう。それが自国経済の温存だと思い込んでいるからだろうと思います。
また、アメリカ国債を売ることは、アメリカとの裏の協定(安保条約と関わってくるとおもいます)に関わってくるので売ることができないんです。
また、アメリカ国債の利潤をあてにするためには、円高になっては困ると云うこともあるでしょう。
つまり、堂々巡りになってるんです。
ぼくは、円を通貨基準にするための努力を日本が早くするべきだと思います。
ユーロを創出したのも根底に、このことを分かっている人達が推し進めたのではないでしょうか? よく知りませんが・・・
> アメリカは製造業が日本に遅れをとった時点からでしょうか、金融経済を中心に富を得ようとしたと思います。・・・・
ここにこそ、「得た富を何に使うか?」が国として問われたわけですね。
ほとんどが、戦費に使われたことでしょうね。
そして、かなりの部分を日本が廻り巡って支払っているはずですよ。
> 実体経済のモデルなど分かりません。いずれにしろ、とても重要なのが経済と思っておりますので、お互いに学んで参りましょう。
はい、ぼくも本当のことを知りたいです。
「ぼくは人並の3倍くらいも働いているのに、どうして三分の一の収入なんだろう?」
あっはは〜〜〜。 (*^_^*) (*^_^*) 知りたいです。icon
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from: ueyonabaruさん
2008年12月23日 02時48分49秒
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「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:分からないこと」
> おそらく「お金」だと思いますが、もし「お金」だとしても、それを用意することができないような世界構造になっていると思います。
お金が用意することができないの意味分かりにくいのですが、たとえば、ある会社が持っている株が含み益50億とあるとすれば、それは市場で所有する株を売ってしまえば現金化できるのですね。
それでもって、他の会社の株を買うなり不動産を買うなりのことが可能です。それにしても、その会社の株主の了解を得るなど、実際はそう簡単でスピ-ディ-にできるわけではなく、難しいわけでそのようなことを指しておられるかと思います。しかし、個人なら可能です。
バブルの時に、仮に知恵があり視野も十分であり、経営能力もある人がいたとすれば、株で得たその50億の金で、大きな事業ができたはずです。しかし、誰も先々のことは予測できないし自信もなかったので、結局は、そのような成功話も聞きません。
大川先生は、バブルの時を評して、莫大な富を得た日本人の心理には、アメリカを凌駕することの恐ろしさ、自信の無さがあったという風なことをおっしゃいました。そういわれればそのような気もしました。
この間の沖縄での先生の説法では、日本には今の世界の経済的な苦境を解決するだけの経済的力はあるとのことをおっしゃいました。しかし、航空幕僚長の更迭のことで大騒ぎするような現在の国情では、まだ世界にリ-ダ-シップを発揮するということはかなわないことだとおっしゃったのです。あまりに、発想力が小さいという意味かと思います。防衛にしろ経済にしろすべてアメリカだよりであり、自ら発想し行動する意思が欠けております。
日本がアメリカ国債を買わざるを得ないのは、分からないなりに考えてみると、まず、円高を防ごうとしてドルの買い支えをするわけで、取得したそのドルは日銀が金庫にしまっておくのでは意味を成なさず、利潤の得られる米国国債の購入ということになるのではないかと思うのです。このように、アメリカに金を貸すことによりアメリカの経済をささえ、ひいては日本の輸出品を買ってもらえるという互恵の関係があると思います。
アメリカは製造業が日本に遅れをとった時点からでしょうか、金融経済を中心に富を得ようとしたと思います。具体的には、投資であり、投機でしょう。そしてこれらから派生するいわゆるデリバティブという取引や複雑なサブプライマリ-ロ-ン債権を組み入れたものまで多数の金融商品を編み出しました。これらの商品の市場を活性化させ、利益を生み出そうとしたのです。日本では、株の信用売りが規制されるぐらいの程度ですので、この世界の複雑さ速さというのは理解しがたいことでしょう。投資、投機、証券等々あるわけですが、おかしなものもそうでないものもあると思います。
アメリカが金融で攻めてくるというのは、金融のことを日本も熟知し、それへの対応をしなければならないという意味です。幸いにも、これらの悪い金融商品は日本では多くは買われておりませんね。したがって、被害も少ないわけです。
今回傷が小さかった日本企業は、余力があるということで、再び海外企業の買収などに動き出したようです。
実体経済のモデルなど分かりません。いずれにしろ、とても重要なのが経済と思っておりますので、お互いに学んで参りましょう。icon