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from: ueyonabaruさん
2008年02月09日 17時13分38秒
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佐倉さんの輪廻転生観についての感想
お二人のやりとりから、浮かび上がってくる点などあげて、考えてみたいと思います。
(仏教とキリスト教について)
Nさんの言説は、若干とらえきれないところもありますが、両方の宗教にはともに、仏神へ限りなく近づいていこうとする修行の精神があると言います。これに対し、佐倉さんは、キリスト教は仏教と異なり、人間が神になろうとする(近ずく)ことは神に対する罪であり、理想ではないといいます。ブッダは信仰を捨てよと言ったとも書いております。
(輪廻転生について)
佐倉さんは、ブッダは、輪廻転生するア-トマン(霊魂、実体)などないと主張したとハッキリと書いております。また、これがブッダの「無我」の教えであり、ブッダの「無我」の思想は、単に人間の自己中心主義的な個我だけを否定したのでなく、バラモン教の教えである魂の輪廻転生を否定したのですと述べます。
そして、後代の仏教は、このバラモン教の輪廻転生などの教えを再び導入してしまったが、この(初期の)ブッダの考えかたは、現代のいくつかの禅宗の伝統にまだ生き残っているように思うとのことをいいます。
ueyonabaruの感想ですが、佐倉さんの言説が正しいかどうかは分かりませんが、やはり大胆な見方だなと思わざるを得ません。
後代の仏教は、再び魂の転生輪廻を導入したということですので、大方の仏教は魂の転生輪廻を認めていることになります。その様にかんがえてよろしいのでしょうか。読者のご意見を乞います。
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